忍者ブログ
2023年7月号  №193 号 通巻877号
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

眸  (ひとみ)

 

 ここ宮城は、秋から初冬です。灯油販売の車が忙しそうに行き来していまです。稲の刈られた畑には、もう直ぐ渡りの鳥が来ます。変わらない風景ですが、笑い声の中にある心は、暗く重く先の見えない不安が覆いかぶさっています。こんな気持ちのままで生涯を閉じる人も多くなります。言いようのない寂しさが冷たい冬の風が運んできます。孤立と孤独は癒しがたいものです。・・・。 

                    宮城県 N・Nさん

 

 主人の趣味は旅行案内書を集めることです。長年の成果でしょうか、今はないホテルや景色はとても貴重なんだよと、自慢気に話しているときは上機嫌です。しかし、実際には家業に忙しく旅行など行ったことはありませんが、楽しい会話のひと時になっていますので、何時も二人で出掛けた気分でおります。子供たちはお父さんたちは何時も旅行気分で好いねと呆れ顔で見ています。

 紅葉の秋、また主人と旅行案内書で温泉地に行き、美味しい料理に心もお腹も満足させていただきます。本当に、小さな、小さな秋の旅便りです。

                    広島県 W・Kさん

 

 お元気ですか。ご無沙汰しています。暑い夏が長引くと思ったら、一気に秋がきて、朝夕は寒さを覚えます。お体には良くない季候ですよね。ご自愛ください。今日は、いろいろな用事のため、仕事を休んでます。こういう日に限って雨ですね。庭の手入れもしたかったのに。

  原発とTPPで、政府の対応にほとほと嫌気がさしているところに、減反廃止ときて、心騒がされる話題が尽きません。減反については、半世紀に亘った稲を作るなと我慢させておいて、さあ、自分の経営判断で思うように作付けしましょうと言われてもどうなんだろうと、なんだかコメントのしようがありません。同じ職場の方が驚いていたのは、政府がそれをいいだしたことと、農業団体の静けさです。何年か前なら、言い出す前にもみ消されていた、農業団体が黙っていなかったということ。ということは、もう、日本の農業は文句も言えないほど弱ってしまったのでしょうか。まあ、経営判断で思うように作付けしている農業者は、とっくに補助金もらわずにやっていますが、それはほんの一握り。

  国の言うことをよくきいて、そのとおりに稲を作るのを我慢してきた実直な農業者は、途方に暮れているのか、あきれはてているのか。

 なんだかすっきりしない日々です。今日は花の苗、植えたかったな~。今から学校に行ってきます。なんとか説明会です。

                 岐阜県 T・Yさん 

 若いとき、子どもが手を離れて時間に余裕ができれば、思いっきり好きな小説が読めると思っていました。しかしそれは誤算でした。振り返れば、一番本をたくさん読んだのは子育て中だったのです。なぜなのかと考えたら、気力・体力が充実していたからだと思いました。それと優先順位が変わったからかもしれません。もともと限られた短い余暇の時間ですが、ここ数年、小説を読むのはほとんど新聞の連載小説だけになりました。

 その分、聖書に関係した本やキリスト教ラジオ放送を聴くことに時間が使われています。肝心の聖書を読む時間をもっと多くしなければと若い時からずっと思っていますが、なかなか実現しません。この頃思うに、普段の生活の中で、主イエスに語りかける時間が増えれば、主は私の優先順位を替えてくださるだろうと気楽に考えています。 


                 長野県  みどりさん

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
ブログ内検索
カウンター
★ごあんない★
毎月第一日更新
お便り・ご感想はこちらへ
お便り・ご感想くださる方は下記のメールフォームか住所へお願いいたします。お便りは「つのぶえジャーナル」の管理人のみ閲覧になっています。*印は必須です。入力ください。
〒465-0065 名古屋市名東区梅森坂4-101-22-207
緑を大切に!
お気持ち一つで!
守ろう自然、育てよう支援の輪を!
書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

b997b4d0.jpg
 









「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
 a0528a6b.jpg









「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
4008bd9e.jpg
われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

0eb70a0b.jpg








さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

Copyright © [   つのぶえジャーナル ] All rights reserved.
Special Template : シンプルなブログテンプレートなら - Design up blog
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]