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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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 『その愛のゆえに』

   =時々の記=

    (161)

7月16日

 お変わりありませんか。参議院選挙がたけなわです。今は必至でどの立候補者も皆さんと握手を交わし一票の獲得に必死です。選ぶ者はその一票の重みを大切に受け止めなければならないはずなのですが、どうも、投票に行く気持ちになれません。年寄りの億劫さでしょうか。

濡れているアジサイに差す朝日かな。

尋ねたる、憩の汀みずすまし。

白鷺哉滋賀の青嶺をよぎりける。

カッコウや多羅尾の山のレストラン。  馬場路哉

まもなく梅雨明けでしょうか。それなのに、朝顔は一向につぼみをつけてくれません。このような7月は初めてです。朝顔が一凛咲いてくれるのを待っています。

722に日

 私たち庶民にとってはどの政党になっても何ら変わらない苦しい生活が続きます。弱者や、若者たちに、もう少しよい環境を与えてほしいと願うものです。

期日前投票に出かけようと思っていましたが、入場券がなかなかとどきません。

仕方なく、昨日の選挙投票日に出かけました。広い体育館にたくさんの管理委員さんがおられます。それなのに投票するのは私たちだけです。それだけ関心が低いことがうかがわれました。

嬰児の確と抱かれ母子草。

泉なるため池ありて農捨てず。

万緑や刈りこまれたる茶畑あり。

アジサイや別れは不意のこととして。

大股で麦蒔く人に夕明かり。   馬場路哉

昨日の夕方、窓を開けますと、日暮らしがカナカナとなき始めています。

731

 朝から紫紺の朝顔が二輪も咲いて、とても元気をもらっていました。台所、廊下の床拭きをして、大物の洗濯物も頑張って仕上げました。体は疲れましたが、気持ちがすっきり致します。シェイクスピアが言っておりますように、人間は気持ちの持ちようで、気分が前向きの時は何事でもやり切ることができると。全くその通りですね。

七夕や習ひの願ひ二つ三つ。

ピンクなすバラ美しく崩折れぬ。

明けぬるや晴れを惜しめと時鳥。

美しき伊賀の青田に滋賀の山。

くちなしの咲くや一輪雨の朝。   馬場路哉

遅れていた朝顔がようやく毎朝一、二輪ずつ咲き始めました。

81

 連日の猛暑です。今まででしたら、何とか夏の暑さはクーラーなしで過ごすことができていたのですが、この猛暑にはエアコンをつけて除湿して、室温を下げなければ夜は眠ることができません。温暖化現象の影響のでしょうか、各地で35度越えですから、東南アジアの気候と変わらなくなりましたね。

エアコンが苦手だった私ですが、今年はエアコンに頼り気味です。

黒々と疑ひも無き青田かな。

つづれ折虎杖たけて車現れ。

あれこれと必死で祈る皐月闇。

ぬた場あり寝床もあるや草を刈る。 馬場路哉

この猛暑ですのに、あちこちから草を刈る音が聞こえてきます。田舎ではお盆前はとても皆さん忙しく草刈りに励まれます。里帰りする人たちが気持ちよく故郷へ戻ってきてくれるのを楽しみにしているようです。

87

 朝から蒸し暑い一日です。人間が便利な生活を進めていこうとすると、温暖化につながっていくのですね。自然界はこの影響をもろに受けて農作物がいつもと違う出来栄えになったり、お花が夏に咲かなくなったりと、とても悲しいですね。

やや低き土塀の内の桔梗かな。

家の脇一株太し鹿の子百合。

顔の汗拭くや力士の集中す。

祇園会の来ると玉蔓を切る。

高きより葛のなだるる川原かな。  馬場路哉

88

 おはようございます。甲子園では若者たちが真っ黒になって戦っています。

あのエネルギーは鍛錬と厳しい規律が培ったものなのでしょう。どの選手もきびきびとした動きを見せてくれてはつらつとしています。テレビの画面から応援する高齢者もなんだかその若さをもらって一緒になってプレーをしているようになります。

あずまやを設らふ(しつらふ)緑の川堤。

細やかな幸と績ぐなりミニトマト。 

奥伊賀の山頂に梅雨の雲。

碁を打てる女性の試案汗滲む。  馬場路哉

 

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

 

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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