忍者ブログ
2023年7月号  №193 号 通巻877号
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「契約の継承」(56)
第8章 村人と村の生活(1)
  神の契約にそって生き、教える(1)
 
グラニー 
 
 十年前に、質問にはほとんど何でも答えることのできる契約の子たちからなる青年のグルプがありました。この賢い、創造性のある、言葉もうまく、生意気で、物知り顔をする高校のグループの中に、(ペニー・パッパスという名でも知られた)グラニーが加わりました。女はやって来た最初の日曜日に、私たちが古い長いすの上にぼんやりと座っているのを見つました。グラニーは、私たちに自分のテーブルの周りに寄ってくるようにと言いました。私ちの中の頭のきれる青年たちの一人がその要求をはねつけて「どうして?」と言い返えしまた。おそらく、ここで、グラニーパッパスとジョン・パッパスが四人の子どもたちを育て上た人であることを言っておくのが良いでしょう。彼女はまた教師でもあったし、私たちのクリスチャンスクールの校長でもありました。言うまでもないことですが、彼女は私たちの反抗な言葉や質問、かしこぶった態度をはねつけることはありませんでした。
 グラニーは、私たちに多くのことを教えました。まず第一に、彼女は誠実に一人一人に関ってくれました。私たちが言っていること、私たちが考えていることを彼女は気にかけてくていました。私たちはすぐに、彼女がここにいるのは、私たちの教会の長老たちが彼女に頼でいたこと、もっと大切なこととして、その生意気なグループに、主が彼女に愛を与えるよにさせたのだということがわかりました。彼女は要素を示して、私たちは神のみ言葉からのっきりした教えと共に、正しいエチケットと、権威を敬うことと、そして互いに忍耐しあうとを学びました。
 私たちの中に僕としての心を育てるために、グラニーは教会の中で、義務として、私たち常に仕えてくれました。家族での夕食会を催すことや、訪問すること、年配者たちのために用をすることや、子ども部屋で助けることなどで。……この十代のグループは私たちの教会彼女が結婚式に料理を整えるときには、グラニーを助けるほどまでに上達してきました。私ちが取り組むことができないような仕事はなく……テーブルを飾ること、花をいけること、の駐車のこと、台所できざんだり、調理することさえできました。16355bf8.jpg
 私たちが一緒にいるときは多くの楽しいこともありました。グラニーと彼女の主人は骨董で溢れる素敵な田舎風の家を持っていて、台所にはいっぱいの料理ができる調理場があって入っていった人たちが愛されている、歓迎されていると感じさせるような暖かい雰囲気があました。この家で、グラニーは私たちを年越しの夜ももてなしてくれました。そこには、基的なきまりがありました。女の子たちはパーティー用のドレスを、男の子たちはスーツか、キシードを着なければならないことでした。私たちは彼女の家の素晴らしい食器で食べ、彼の夫は夕食をつくって、給仕をしてくれました。私たちは、本当に成長して大人になって、別扱いをしてもらえたように感じてうれしかったのです。またあるときには、彼女とジョン私たちが日曜学校で教えられていることについて話し合うために、私たちの両親を夕食に招て下さったこともあります。グラニーは、私たちみんなが、心を開いて話を続けるようにと生懸命でした。
 時として、グラニーは特別な主題を語るために、いつもの日曜学校のカリキュラムからはれることもありました。一つの例をあげれば、デートとか、結婚、性道徳に関することでした。
私たちは、聖書的な原理に注目し、パネル討論に参加して下さる教会の古い幹部会員たちをき、彼らが私たちの年齢のときに遭遇した幾つかの誘惑について、難しい質問もすることがきました。このことでは、かずかずの有益な結果を得ました。そのことは、まず第一に私たは長老たちの経験から有益な学びをしました。彼らは私たちに、かなり率直でした。第二番にそれは、世代間のギャップの橋渡しをし、お互いに分かち合い、違った視点で互いを見るに役立ちました。
 私たちは変わり始めました。彼女の不屈な指導と模範に結果が出始めました。グラニーにする深い愛と尊敬と感謝の思いは大きくなり、それは今日に至るまで続いています。この素らしい婦人のおかげで、より包括的な世界観を聖書的にさらに身につけた23歳~26歳の人たちが今では8人います。
 わたしは、神が真実であって、ペニー・パッパスをお用いになったことを証しします。彼は退職後も喜んで、再度奉仕しようとしていました。
                          ローブ・ペイテテ
                          マイアミ・フロリダ
 
スーザン・ハント著
WIC委員会訳
                   
 
 
 
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ブログ内検索
カウンター
★ごあんない★
毎月第一日更新
お便り・ご感想はこちらへ
お便り・ご感想くださる方は下記のメールフォームか住所へお願いいたします。お便りは「つのぶえジャーナル」の管理人のみ閲覧になっています。*印は必須です。入力ください。
〒465-0065 名古屋市名東区梅森坂4-101-22-207
緑を大切に!
お気持ち一つで!
守ろう自然、育てよう支援の輪を!
書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

b997b4d0.jpg
 









「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
 a0528a6b.jpg









「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
4008bd9e.jpg
われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

0eb70a0b.jpg








さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

Copyright © [   つのぶえジャーナル ] All rights reserved.
Special Template : シンプルなブログテンプレートなら - Design up blog
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]