2023年7月号
№193
号
通巻877号
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
自閉症者のひとりごと
(22)
12月24日
100年に一度という不況のなか、温かい住まいが与えられ、電飾をつけ、チキンなど食べるものが備えられ、主人と共に食卓を囲めるというのが本当にありがたいことだと思っています。寒空のなかで過ごさねばならない人々のことを思います。また大鬱で辛い思いをしている妹が癒されることを願っています。
振り返るといつも神のみ手の中にいる。
アスペルガーとして生まれたこと、それゆえ生き辛かったこと、その中で教会に繋がったこと、大学進学で善き仲間に、特に主人に出会ったこと、良い仲間に出会ったこと、東京で病んで帰ってきて、聖書の学び会で学べたこと、思いもしない福祉職に就いたこと、鬱で泥沼の20代から主人が引き上げてくれたこと、アルコール依存症になり人生のリセットを命じられたこと。すべては予想もつかない繋がりのなかで生きている。摂理のなかで生きている。
振り返るといつも神のみ手の中にいる。
アスペルガーとして生まれたこと、それゆえ生き辛かったこと、その中で教会に繋がったこと、大学進学で善き仲間に、特に主人に出会ったこと、良い仲間に出会ったこと、東京で病んで帰ってきて、聖書の学び会で学べたこと、思いもしない福祉職に就いたこと、鬱で泥沼の20代から主人が引き上げてくれたこと、アルコール依存症になり人生のリセットを命じられたこと。すべては予想もつかない繋がりのなかで生きている。摂理のなかで生きている。
1月1日
昨日から例年の如く、主人の実家に来ています。上膳据膳の生活を送っています。義妹の子どもたちの声で賑やかな正月です。疲れてしまって、独り布団を被っています。どうも風邪気味のようです。
正月もとっくに過ぎたのに、だるくてたまらないし、腰痛も治まってくれない。どうもいろいろなものが頭に入ってくる障害らしいのです。だるさとどう関わりがあるのかわかりませんが。今日はブロックに行ってきたのですが、効き目は数時間でした。その足でAAのメッセージとミーティングに行かせて貰いました。寝て頭がスキっとすればいいのですが。
1月9日
生活のリズムが崩れています。自分に自信、大切に出来ないのだね、とDr。不安を和らげる点滴と薬をもらって帰ってきました。神様助けて。サンタさんは何で物をくれるのかなあ。何で心の落ち着きをくれないのかなあ。わたしが欲しいのは後の方なのになあ。それなら家に煙突がなくてもいいのに。
1月11日
頭ぐしゃぐしゃの日々が続いて、礼拝を休みたいと思っていたら、主人に教会行くのと言われて、行かなきゃと思い直して、顔も洗わず、家を飛び出して行きました。ハイヤーパワーとはすごいなあ。
1月13日
脊髄刺激療法の手術を再度受けることにしました。痛いし、毎週ブロックを受けに行くのはうんざりですから。今回は、1週間から10日ぐらいの入院で済みそうですし。ちょうど来月の今頃です。2月12日入院、13日手術です。少し間があるので、精神的に落ち着きを取り戻し、体力をつけていきたいと思っています。
今日もコーラとコーヒーの飲みすぎで嘔吐したので、ちゃんと施設にも通って生活リズムを整えねば…。感情ではなく行動をおこさねばなりませんね。そういっている今も気が重いのですが。
主に在りて
今日もコーラとコーヒーの飲みすぎで嘔吐したので、ちゃんと施設にも通って生活リズムを整えねば…。感情ではなく行動をおこさねばなりませんね。そういっている今も気が重いのですが。
主に在りて
加納さおり
PR
自閉症者のひとりごと
(21)
11月21日
墨色の空
灰色の雲
押し潰される
そういえば小さい頃から真っ黒な宇宙の映像が怖くて嫌いだった
富士山や東京タワーが嫌いだった
海も川も山も嫌いだった
大きなものが大嫌い
今でもそれは変わらない
でも昼の空は好き
灰色の雲
押し潰される
そういえば小さい頃から真っ黒な宇宙の映像が怖くて嫌いだった
富士山や東京タワーが嫌いだった
海も川も山も嫌いだった
大きなものが大嫌い
今でもそれは変わらない
でも昼の空は好き
12月2日
先日、同じ依存症の人に、言葉にならない頭がぐしゃぐしやになってしまうと話したら、その人もなると話してくれました。アルコール依存症のなせるワザか。今日は麻酔科に行ってきました。術後の傷口が良くなく、形成外科の医師と相談して、アレルギーのおきにくい糸を使うと言われました。そうしてもらわないと繰り返すだけだわ。
12月10日
妙な夢をみて、目覚めてみると4時。部屋は臭うし。痛いし。仕方がないのでラジオを聴いています。さてその夢は、殺人事件という後味の悪い夢でした。夢で良かった。自分が当事者ではなく、映像を見ているという感じです。しかも3本立て。頭の中では何が起こったのでしょう。これからしばらくはコルセットで凌ぎますが、それが辛くなったとき、そこが問題なのです。医師は機械を入れることを考えているみたいです。ただ、機械を埋め込んで今があるわけで…、親や主人はそんな辛いことはするなと心配してくれます。わたしも前と同じ素材のものを入れて大丈夫なのか考えてしまいます。医師はどの場所に入れるかわかっているので、感染症の心配はないというし…。来年の話だけど。
12月11日
痛み止めの点滴をしているうちに、眠ってしまいました。ところがお手洗いに起きたら、しっかり目覚めてしまいました。明日、いや今日も午前はおやすみタイムだなぁ。今日のわたしが何を求めているか。眠ることだ。そうかといって、眠れるわけでもなく。多動なわたしが弱いのが、睡眠不足だ。午後から、昼寝が出来ました(^_^)v。楽になりました。8人部屋です。昨日までは5人でしたが、一気に7人になりました。病院も回転させなきゃいけないので、大変だなあと思います。
さかむけ
なめても、すっても、まだいたむ
べにさし指のさかむけよ。
おもいだす、おもいだす、
いつだかねえやにきいたこと。
「指にさかむけできる子は、
親のいうこときかぬ子よ。」
おとつい、すねてないたっけ、
きのうも、お使いしなかった。
かあさんにあやまりゃ、なおろうか。
(金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと)より
自閉症者のひとりごと
(20)
10月21日
やたら食べる。胃がいっぱいになっても食べ続ける。吐きそうになっても食べる。そんな状態です。
11月4日
自助グループに繋がって、いろいろな人を見る。とくに生保の人の生活振りだ。学生時代の専攻が社会福祉なだけ心を奪われる。50代で精神病院を退院出来ても仕事がない。生保のお世話になる。それでもケースワーカーは家庭訪問をする、そして就職しろという。それが彼らの仕事だからわかる。それでは更生保護も同じだ。
11月6日
午前は自分の精神科、午後はメッセージのため某精神病院に来てます。本当は自分を労ってやらないといけないのに・・・。機械を埋め込んだところに浸出液がたまっていると思う。明日受診日です。
11月7日
一晩寝れば疲れが取れていたのが、なくなってきました。あれこれ頭に浮かんできますが、動けません。昨日は病院で自助グループのメッセージを伝えに、夜は自助グループのミーティング。今日も自分の二つの病院の掛け持ちで、自助グループのミーティングの司会、帰宅して家事。こういうときほど心静かに主の御言葉を待つべきなのでしょう。 
11月11日
アスペルガー症候群は優先順位をつけられない、そのくせどう助けを求めていいかわからない。だから、なんでも「はい」としか言えない。考えがまとまらないのだ。主人に訊かれても答えられない。甘えるということが身体の中にない。結局あれこれ背負いこんで、潰れてしまって、迷惑をかけてしまう。自助グループに繋がるようになって、日本社会の底辺を見るようになった。今まで何を勉強してきたのだろうか。
古い考えだけど、社会福祉は副産物なんだから、社会が面倒をみるべきだ。障害者、老人福祉だってそうだ。医学の発達で障害者が生きられる。老人だって長生き出来るようになった。五体満足で生まれてきただけでも奇蹟なんだから、社会が面倒みろっていいたいよ。なんだか怒っているなあ。
古い考えだけど、社会福祉は副産物なんだから、社会が面倒をみるべきだ。障害者、老人福祉だってそうだ。医学の発達で障害者が生きられる。老人だって長生き出来るようになった。五体満足で生まれてきただけでも奇蹟なんだから、社会が面倒みろっていいたいよ。なんだか怒っているなあ。
11月14日
結婚前はとりとめのない話を、わたしが一方的にしゃべるというかんじでした。それは主人がきれいな人というか、時々見せる他者への思いやりがみられて、ほろりとしてしまうところがあったのです。いろいろなことを話していました。悩んでいること、お互いの身体のこと、今よりうんと真面目に話していました。
今は、必要なことですら話していません。そんなことわかっているだろう、という感じ。
麻酔科に罹るようになって数年になりますが、麻酔科の主治医は、はじめのころは、あなたが言っていることがわからないと、言われました。最近になってやっと話し方の傾向がわかるようになったと、言われるようになりました。それくらい私の話を理解するのは長い時間が必要なのです。
人との距離は難しすぎるわ、わたしには。
今は、必要なことですら話していません。そんなことわかっているだろう、という感じ。
麻酔科に罹るようになって数年になりますが、麻酔科の主治医は、はじめのころは、あなたが言っていることがわからないと、言われました。最近になってやっと話し方の傾向がわかるようになったと、言われるようになりました。それくらい私の話を理解するのは長い時間が必要なのです。
人との距離は難しすぎるわ、わたしには。
***************
空に光る星よ
空に光る ほめたたえよ
わが罪のために わが救いのために
人となりたる御子イエスは
死ぬほど悲しみ 祈りをささげたもう
こずえに鳴く小鳥よ ほめたたえよ
わが罪のために わが救いのために
人となりたる御子イエスは
十字架を負い つまずき倒れたもう
野辺にかおる花よ ほめたたえよ
わが罪のために わが救いのために
人となりたる御子イエスは
固く釘づけられ 御血を流したもう
水野源三第三詩集「今あるは 神の恵み」
自閉症者のひとりごと
(19)
9月13日
数日前から風邪っぽいのが続いているので、近所の医院に行ってきました。疲れた。退院疲れなのでしょうね。独りでいると滅入るので元の生活に戻したいけど、体がいうことをきかない。
わたしは独りでいるほうが好きなのでしょうね。気分をグラフにすると右肩下がりです。体はだるいし、やるべきことは手につかないし。死んでしまいたいと思う。即死で。さすがに実行に移せませんが。
9月27日
わたしは障害上、物事に対してイマジネーションはあまり持ち合わせていません。独自の世界は持っているようですが。近くの公園では、子どもがサッカーをしていたり、運動会の練習をしていたりする音がします。健全だなあと思います。
10月2日
遊び心というのは、心の落ち着き、平安がないと出来ませんね。と同時に心の落ち着きをもらうきっかけになりますね。それで、最近最寄りの地下鉄の駅まで(1キロ)歩くようにしていますが、慣れるまでもう少し時間がかかりそう。
10月8日
痛みは痛みを抱えている人にしかわかりません。どうにもならないのが辛いですね。
お祈りします。9日はわたし達の結婚記念日です。よく続いているなあ。これもひとえに主人の忍耐の賜物です。神様はよい配偶者を与えて下さいました。今日は身体に埋め込んである機械の点検日で病院に来ています。朝、どか食いをして、抗酒剤を飲んで洗濯機をかけているうちに、眠ってしまいました。慌てて起きたら、点検の時間になっていました。久しぶりに自転車に乗って病院へ行きました。機械は正常。わたしのほうは、昨日ほどにはないにせよ、変な感じです。
お祈りします。9日はわたし達の結婚記念日です。よく続いているなあ。これもひとえに主人の忍耐の賜物です。神様はよい配偶者を与えて下さいました。今日は身体に埋め込んである機械の点検日で病院に来ています。朝、どか食いをして、抗酒剤を飲んで洗濯機をかけているうちに、眠ってしまいました。慌てて起きたら、点検の時間になっていました。久しぶりに自転車に乗って病院へ行きました。機械は正常。わたしのほうは、昨日ほどにはないにせよ、変な感じです。
*******
百 舌
キリストの愛に はじめて触れたのは
百舌が鳴く 静かな朝
キリストの愛を 忘れないように
絶えず求めよと 今年も 百舌が鳴く
水野源三「今あるは 神の恵み」第三詩集
**********
「ご迷惑をお掛けしていました」
エドウィン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
定価 1500円
注文先 465-0068 名古屋市名東区牧の里2-1302-203
「つのぶえ社・つのぶえジャーナル」宛
電話・FAX 052-704-9164
☆ 友人や家族にコピー「つのぶえジャーナル」を送って欲しいという要望がありましたので、諸費用込みで一ヵ年1800円でお送りいたしますの、ご希望の方は、送り先住所、宛名、送り主の氏名の有無等をお書きの上、本の注文先と同様のところにお申し付けください。代金は後日、振替用紙をお送りいたします。
自閉症者のひとりごと
(18)
8月14日
退院して、またい日々を過ごしています。今回の手術は、特別難しい手術ではありません。ただ日本ではあまり脊髄刺激療法は行っているところが少ないのです。欧米ではよく行われているそうです。よって機械などは日本製ではなく、輸入品です。だから日本人の体形には大きいところが難点ですね。今は異物を入れたことによるアレルギー反応を起こして、浸出液がたまってくるので、週2回ほど抜きに行かないといけないです。痛みなどは日に日によくなりつつありますので、感謝です。
8月25日
何故か眠いし、イライラし、腹が立ってしかたがありません。ごめんなさい。メールも出来ません。表現が難しくて。皆さんのお祈りで支えられたいです。
8月31日
私の通っている自助グループの回復への12ステップの中に、自分はアルコールに無力であることを認めるという、文言があります。私はアルコールに限らず、すべてに対して無力です。誘惑にも弱いし、衝動的だし、体も弱いし、いろいろなことに弱いのです。そんな今の私に神様は何を以て栄光を現わせとおっしゃっているのでしょう。私には自分の姿さえわからないのです。まあ、今に限らずこれからもそうかもしれませんが。
9月8日
今日、禁煙外来に行ってきました。検査結果、やはりニコ中でした。禁煙の薬をもらって、少し早めのお昼をとって飲みました。このままではだめだわと思い、腰痛をおして出掛けたのです。明日は腰痛の診察です。
9月12日
精神的に参ってしまって、医者に行くのも億劫になっています。何だろう、何もやる気が起こらない。助けて下さい。
「ご迷惑をお掛けしていました」
エドウィン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
定価 1500円
注文先 465-0068 名古屋市名東区牧の里2-1302-203
「つのぶえ社・つのぶえジャーナル」宛
電話・FAX 052-704-9164
10月末まで10%割引で販売いたします。改訂代版のため冊数に限定がありますのでお早めにお求め下さい。
☆ 友人や家族にコピー「つのぶえジャーナル」を送って欲しいという要望がありましたので、諸費用込みで一ヵ年1800円でお送りいたしますの、ご希望の方は、送り先住所、宛名、送り主の氏名の有無等をお書きの上、本の注文先と同様のところにお申し付けください。代金は後日、振替用紙をお送りいたします。
自閉症者のひとりごと
(17)
7月14日
腰痛治療のため3週間の入院になってしまった。一番苦手なことが始まった。まあ、隣りのベットのおばあさんの話の長いこと長いこと。自閉症のわたしは頭がいっぱいになってしまいます。適当に相槌が打てる訳でもなしのわたし・・・。悪い癖の一つに、早朝の目覚めがある。それがまたもや始まり目が覚めてしまいました。経験からして、病院で寝られるとは思ってないのですが、昨夜は眠れたので過信していました。これからどうやって過ごそうかな・・・・。夜明けまで、聖書を見てから、ラジオを付けて起床時間を待っていました。起床時間になるとすぐに外出許可をもらって、コーヒーを飲みに出かけました。
7月16日
最近、いろいろの所で聞く言葉だが意味がよく分からないので戸惑ってしました。「共感」「分かち合い」です。共感は同意に近いような気がする。しかし、「分かち合い」は??ある人は「話す&聴く」ということと言う。う~ん。
それと、わたしは熱心に話してくれる人が苦手である。穏やかに状況報告をしたり、注意をしたりしているのに、わたしはそれが怒られているように聞こえるのだ。わたしは、この環境についていくのが精一杯だからかな。自閉症は辛いものです。
それと、わたしは熱心に話してくれる人が苦手である。穏やかに状況報告をしたり、注意をしたりしているのに、わたしはそれが怒られているように聞こえるのだ。わたしは、この環境についていくのが精一杯だからかな。自閉症は辛いものです。
「・・・誰でもいい・・」と考えて、人を刺す事件が多いが、気になることは、心の病に原因をすり替えてしまっていることです。それは、偏見を生み出し、問題の本質からそれてしまうと思います。心の病と闘い、通院している多くの人がいます。ですから、短絡的に考えて欲しくないのです。人の目が気になって引き篭もりに陥っている人が読んでくれたら、気にしながら生きて行こうと伝えたいです。
加納さおり
「ご迷惑をお掛けしていました」
エドウィン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
改訂第3版として「カルヴィニズムの五特質」としてお届けいたします。
定価 1500円
注文先 465-0068 名古屋市名東区牧の里2-1302-203
「つのぶえ社・つのぶえジャーナル」宛
電話・FAX 052-704-9164
10月末まで10%割引で販売いたします。改訂代版のため冊数に限定がありますのでお早めにお求め下さい。
☆ 友人や家族にコピー「つのぶえジャーナル」を送って欲しいという要望がありましたので、諸費用込みで一ヵ年1800円でお送りいたしますの、ご希望の方は、送り先住所、宛名、送り主の氏名の有無等をお書きの上、本の注文先と同様のところにお申し付けください。代金は後日、振替用紙をお送りいたします。
自閉症者のひとりごと
(16)
6月20日
わたしの行っているAAのグループでは、アルコールに問題がある人達が通院している病院へ、回復のプログラムはあるのだという、メッセージを伝えに行っています。わたしは自分がどのように生き直しているか(自分を超える神の力によって生かされている)を語っています。それが酒をやめて得られる落ち着きであり、感謝していることだと。
これって救われた喜びを伝えるということ、すなわち伝道と似ていますよね。わたしはここまで救いを感謝したことがあっただろうか。はたと気付きました、神様ごめんなさい。
これって救われた喜びを伝えるということ、すなわち伝道と似ていますよね。わたしはここまで救いを感謝したことがあっただろうか。はたと気付きました、神様ごめんなさい。
とりあえず苦痛や重荷にならない程度に、聖書の字面をたどりました。わたしは死んでいたのに息を吹き込まれたのですから、その方の言葉を聞かなくてはなりませんね。特にアルコホーリクスに転落したのですから、生き直しを命じられている恵みを感じています。
6月24日
今日はちょっと調子が悪いです。体調や気分に波が出てきます。こんな時は、じっと耐えるしかありません。何もしたくありませんし、出来ません。自分に疲れてしまいます。同じような病の中にある方は、どのようにして過ごしているのでしょうか・・・。
調子が悪い時は、とにかく頭を休ませるため、眠ってしまいます。睡眠不足と空腹と光と物音などの刺激が、わたしの敵です。煙草が欲しい!!けれどニコ中になるのもいやだ。一年と少し禁煙をしています。喫煙者の50%が不妊傾向にある。アルコールが落ち着いてくるのも3年。そうしたら40歳。
調子が悪い時は、とにかく頭を休ませるため、眠ってしまいます。睡眠不足と空腹と光と物音などの刺激が、わたしの敵です。煙草が欲しい!!けれどニコ中になるのもいやだ。一年と少し禁煙をしています。喫煙者の50%が不妊傾向にある。アルコールが落ち着いてくるのも3年。そうしたら40歳。
6月25日
あああ・・・、禁煙を破ってしまいました。旨かった。けれどもう吸うまい。煙草、ライター、携帯灰皿計520円。どこかに寄付しよう。
6月26日
AAのミーティングに出たあと、煙草を吸う人に押しつけて帰ってきました。だから今のところ手持ちは0です。どこまで続くか分かりませんが、とりあえず無くなったので、明日までは大丈夫でしょう。明日は精神科に行こうと思っています。依存すべきは神様です。
7月2日
久しぶりにデイケアに行けました。少し息抜きを数回すればいいみたいです。
コーヒーと煙草を飲み過ぎたら、嘔吐してしまいました。そこで煙草とライターを捨てました。ところが次の日また吸ってしまいました。それでデイケアの時間がもちました。何ともはや、曲者です。
コーヒーと煙草を飲み過ぎたら、嘔吐してしまいました。そこで煙草とライターを捨てました。ところが次の日また吸ってしまいました。それでデイケアの時間がもちました。何ともはや、曲者です。
酒をやめて、人生を生き直すにあたって、棚卸しの段階に入ろうとしています。いかに自己中心であり、神様の方向へ向き直すかです。しかしわたしはまだそれが出来ないのです。知人にそれを話したら、待つことだと言われました。必ずその時期がくると。今までの経験からして、自分で勝手に始めたことは、よい結果に終わらなかった気がします。
わたしは罪に対して意識が薄いのです。性格上の欠点や、・・・。どうしたら罪の悔い改めができるのでしょう。自我を砕き、真の回心に至るのでしょうか、と考えてしまいます。
::::::::::::
「ご迷惑をお掛けしていました」
エドウィン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
改訂第3版として「カルヴィニズムの五特質」としてお届けいたします。
定価 1500円
注文先 465-0068 名古屋市名東区牧の里2-1302-203
「つのぶえ社・つのぶえジャーナル」宛
電話・FAX 052-704-9164
10月末まで10%割引で販売いたします。改訂代版のため冊数に限定がありますのでお早めにお求め下さい。
☆ 友人や家族にコピー「つのぶえジャーナル」を送って欲しいという要望がありましたので、諸費用込みで一ヵ年1800円でお送りいたしますの、ご希望の方は、送り先住所、宛名、送り主の氏名の有無等をお書きの上、本の注文先と同様のところにお申し付けください。代金は後日、振替用紙をお送りいたします。
自閉症者のひとりごと
(15)
5月15日
もう20年以上も繰り返しの日々で、何とかしてしてくれ!と叫んでいますがよくならない。顔が痒くてたまりません。体はだるいし。なかなか治ってくれない。ストレスが誘発する原因なのに、これ自体がストレス・・・。発達障害、そこからくる鬱病、アルコホーリクス、消化器の機能の悪さ、アレルギー体質。ここまでしないと、わたしは高慢な人間をやめることが出来ないのでしょうか。
5月19日
以前から神学したいと思っていますが、体の限界があって、非常にもどかしく思っています。この年齢にして、だんだん体が衰えてくるような感じです。ちょっと用事を済ませるだけで、くたびれてしまうのです。怖いです。
5月22日
神様は人が道をそれないように、それぞれの生きる領域を定められました、とカルヴァンは言っていたような…。わたしは人より狭い領域を生きるように言われているのだと思います。“人並み”が無理なのです。しかし、それに満足出来ないのです。自分の気持ちではなく、神様の意思を行うことを望むことが人を自由にするのだと、AAの本にも書いてありました。でも具合が悪いことを言い訳にしたくないわたしがいるのは事実です。
わたしは完璧主義なのかな。以前も医者にも言われたことがあったな。自分では“ま、いいか症候群”だと思っています。神様、わたしにお与え下さい。変えられないものを受け入れる落ち着きを、変えられるものは変えていく勇気を、そして2つのものを見極める賢さを。自分じゃ無理だけど、神様がまったき者へと変えて下さるのだろうな。
5月24日
今週は、恐ろしくだるくて、何時間も眠り続けていました。それほど疲れ果てていたのでしょうか。午前に皮膚科と麻酔科に行ってきました。とてもしんどいです。何故こうなのかさっぱりわからないです。
6月2日
腰の調子は、信じられないほど快調。ところが手足が痺れ、関節が変な感じなので、明日、医者に掛かろうと思います。以前から度々起こっているので。運動不足かな。今週は町内の草取りでした。教会に行く支度はしたものの、近くの公園の清掃もあったりして、礼拝に行き損ねてしまいました。最近は一日爆睡することが多くなりました。時には早くに目が覚めてしまい、近所迷惑かと思いつつ、シャワーを浴びて、洗濯機を回してしまいます。
加納さおり
エドウィン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
改訂第3版として「カルヴィニズムの五特質」としてお届けいたします。
定価 1500円
注文先 465-0068 名古屋市名東区牧の里2-1302-203
「つのぶえ社・つのぶえジャーナル」宛
電話・FAX 052-704-9164
10月末まで10%割引で販売いたします。改訂代版のため冊数に限定がありますのでお早めにお求め下さい。
☆ 友人や家族にコピー「つのぶえジャーナル」を送って欲しいという要望がありましたので、諸費用込みで一ヵ年1800円でお送りいたしますの、ご希望の方は、送り先住所、宛名、送り主の氏名の有無等をお書きの上、本の注文先と同様のところにお申し付けください。代金は後日、振替用紙をお送りいたします。
(14)
4月14日
「つのぶえジャーナル」を閲覧しました。これを書き終わったら、アルコールに問題がある人の集まり(自助グループ)に行きます。お互いの話を聞き、共有し合い、霊的成長を願う集まりです。それに集うことによって酒で人生を濁らせるのではなく、正面から問題を見据えるようになるのです。どうしてなのか分かりませんが、これに通っている間は、呑まない生活を送ることができます。
4月23日
くたびれて一日中布団の上で過ごしました。新しいことを始めるのは疲れます。めげずに生きたいです。雨の日は調子がよくなくて、参ったなあ。明日は施設に行きます。午後からはAAのミーティングにも行きます。しんどいけど頑張らないと生きていけない。数日前からアトピーと微熱に悩まされています。病院に行こうと思っています。
5月2日
段々、アトピーがひどくなって、即入院のはめになりました。主人にもまだキチンとした説明をしてない状態です。いま点滴2本打って安静にしています。アトピーにウイルスが感染しているので、個室です。GWは病院か、主人の実家かのどちらかです(-o-;)。…。主人のOKが出たので一安心。
5月5日
雨音がします。個室の点滴付きのホテル暮らしです。もうすぐ大部屋に変わらないといけないので、今のうちに満喫しとかないと。
生まれてからこのかた、湿疹があって痒いのが普通の状態であった。無意識にポリポリ掻いているのも自然の姿であった。かきむしって傷になってから気を付けるのであるが、簡単に止まるものではない。薬などすぐ取れてしまう。余計に治りが悪い。わたしの体はいつも湿疹と引っ掻き傷だらけだった。周囲には、汚らしく、落ち着きのない者として映っていることが多かった。
今回入院して治療を受けることにより、ほとんど痒みのない状態を経験した。痒みから解放されたのだ。痒みがいかにストレスであるかがよくわかった。アレルギー体質とは一生のお付き合いだが、どのように工夫をすればよいのだ。
今回入院して治療を受けることにより、ほとんど痒みのない状態を経験した。痒みから解放されたのだ。痒みがいかにストレスであるかがよくわかった。アレルギー体質とは一生のお付き合いだが、どのように工夫をすればよいのだ。
5月9日
昨日退院しました。今、精神科に来ています。また痒い痒い!保冷剤を持ってきたけど効いているのか不明です。
5月12日
わたしは土、日寝ていました。皆さんにお祈り頂き感謝しております。今日は退院後初めて外来で受信した。思ったよりスムーズに進みました。けれど疲れました。明日デイケアに行こうか迷っています。今日ですら疲れてしまったのですから。
加納さおり
自閉症者のひとりごと
(13)
3月24日
今は精神障害の施設で、ガス器具の下請けで、就労体験中です。何とか仕事に集中できます。今週金曜日までです。家にいる時間を少なくするためです。だから無理する必要はないです。ただ丸一日なので、堪えます。疲れた。
3月26日
旧・新約婦人物語(ポーリン・マカルピン著・つのぶえ社)の本に目を通しました。聖書に女性がこんなにたくさん書かれているとは、びっくり。リベカのところを読んで、親は子どもたちを同じように愛さなかったということ。わたしの両親、特に母親は、父親がわたしのことを妹と比べて愛さなかったのではと、思っているようなのです。それはとんでもない大間違いで、わたしはお父さん子でした。たしかに親子にも相性の良し悪しはあると思います。しかし、愛情に偏りがあってはならないと思うのです。なんだか両親や妹やわたしの関係がダブってしまいました。
最近、小さくされたいと思うようになりました。今までいかに高慢であったかが見え始めたのです。
最近、小さくされたいと思うようになりました。今までいかに高慢であったかが見え始めたのです。
3月28日
今日で体験実習が終わりました。これからも施設を利用してみようと思います。そのための書類を書かねばなりません。簡単な書類ですが私には事務手続きが面倒です。仕方ないけど。それによって、審査がありますから。まあ契約社会だし、支援費のことがありますから。
今日は病院へ行きます。腰痛が辛いのでタクシーで行こうかな。
町内会長って大変。わたしでは対処出来ないことばかり。4月初っ端から、早速会長の仕事が舞い込んできました。主人がいない時ばかり。主人が帰りましたら連絡しますで徹するしかない。わたしは何も知らんぞ。おちおち家にも居れないし空けられないわ。
町内会長って大変。わたしでは対処出来ないことばかり。4月初っ端から、早速会長の仕事が舞い込んできました。主人がいない時ばかり。主人が帰りましたら連絡しますで徹するしかない。わたしは何も知らんぞ。おちおち家にも居れないし空けられないわ。
4月4日
昨日も突発的なことがあり、会長の仕事は幾つあるのだろうと思います。それから逃げるように、いつもは行きたくないデイケアに来ています。AAのミーティングにも出ようかしら。とにかく会長職は精神的にキツイです。いくら主人が会長でも窓口はわたしなのだから。今はアスペのクリニックに来ています。いつもは混んでいて疲れますが、家ではらはらしながら電話番するよりはましです。
4月7日
自閉症スペクトラムの人が自分らしく安心して暮らすためには、自閉症のバリアフリーが重要だ。社会にバリアフリーの知識が広まり、本人・家族に対して的確なサービスが提供され、生活の場面で合理的配慮がなされることが必要だ。ずっと考えていたことがようやく言葉になった。断酒して9ヶ月に入りました。まだ我慢をしている、という状態です。一番辛い時だと先行く人たちは言います。飲酒欲求ではありません。自分が抱える問題など様々なことが見え始めるこの頃です。
4月8日
体力的なことを考えて、午前中だけ施設に行く。今日は人数が少なくて、5、6人でした。作業のことだけ考えていればいいので、気楽です。いつも仕事が続かなかったのは、自分をよく見せようとしていたこともありました。それが緊張に結び付いていたのかもしれません。作業には格好付けようがないからいいのかも…。
加納さおり
自閉症者のひとりごと
(12)
3月1日
今日は主人と梅を見に行きました。しんどいけど、二人で部屋の中にいるのは、息が詰まるので、東山公園へ行ってきました。足腰が痛みます。主人は楽しそうだったが、爽やかな気分にはなりませんでした。
3月3日
ブロックと耳鼻科にかかるため病院へ行ったら、一日かかってしまいました。帰りに桃の節句にかこつけて鮨を買いました。これで主食OK。わたしは料理が嫌いなので、極力簡単で洗い物が少なく済むよう考えています。ただし栄養に偏りがないようにはしているつもりです。料理のことを考えると憂鬱になります。
早朝と言う変な時間に目が覚めてしまった。どうしよう。ぼ~っとしている。最近、このようなことが起こっている。どうしてなのだろう。今日一日なにをしようか・・・なんて考えると、頭が混乱してくるので成るように成れで過ごそう。
そうそう、義妹に二人目の子が生まれたせいか、わたしたちのことが頭に浮かびました。いつまでたっても友達夫婦なのです。夫婦って何でしょう?!覚悟を決めて誓約をしたはずなのにな~。
3月13日
ソーシャルワーカーに紹介された施設へ見学に行きました。よさそうな所だったので、24日から体験実習に行くことにしました。
加納さおり
自閉症者のひとりごと(11)
1月17日
最近、イライラする日が多い。何かあったわけでもないし理由も分からず落ち着きがない。ただ、腕組みしたりして部屋の中を歩き廻っている。気が付いたがカーテンも閉めたままだ。炊事・洗濯はダメ。
1月20日
礼拝に出たが全く落ち着かない。何も考えていない。讃美歌もうわの空。俗に言う口パク状態。帰りが心配になったが何とか辿り着いた、という感じ。途中のことが思い出せない。コンビニで出来合いを主人の分を含めて買った。布団に潜り込む。
アトピーがひどく、全身キズだらけ。下着もあちこち血が付いている。着替えるのも面倒になる。風呂に入っていないし、洗濯物はたまりっ放し。アルコールには手を出していない。買いに行く気力がないからだ。感謝? そういえば、数日外に出ていない。
1月29日
こんな生活しか出来ない私は、一体これからどうなるのだろう。主人が怖い。捨てられたらどうしょう。離婚だと言われたら生きていけない。そんなことを考えながら一番安心する布団の中でうずくまっている。
2月5日
無性に腹が立つ。それが数日続いている。替えの下着もなくなっが洗濯もしたくない。1、2、3、の手順でしか出来ない私が、今は、1・・3、3、2・・・と順番がばらばらだ。頭が混乱し回らない。こんな時は、寝るしかない。布団は何日も敷きっぱなし・・・・。
2月10日
水が苦手なのでお風呂に入るのが苦痛だ。アトピーも悪化している。皮膚科の病院の予約もすっぽかす。聖書も開けない。何時も喜んでいなさい、感謝しなさい、こころを尽くし、思いを尽くして・・・ということばに圧倒されてしまう。聖書のどこかに、「今のまま良いよ、頑張らなくて良いよ」という言葉があったら教えて欲しいと思う。
2月28日
病院に行って薬をもらわなければいけないのに、その気力もなく、布団でごろごろしています。何なのだろう。
加納さおり
カテゴリー
ブログ内検索
バックナンバー
カウンター
★ごあんない★
毎月第一日更新
お便り・ご感想はこちらへ
お便り・ご感想くださる方は下記のメールフォームか住所へお願いいたします。お便りは「つのぶえジャーナル」の管理人のみ閲覧になっています。*印は必須です。入力ください。
[PR]Samurai Sounds
〒465-0065 名古屋市名東区梅森坂4-101-22-207
緑を大切に!
書籍紹介
エネルギー技術の
社会意思決定
日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授
「本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
共著者・編者
鈴木達治郎
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント
スーザン・ハント
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
鈴木英昭著
「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円