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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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  その愛のゆえに

   =時々の記=

      (122)

4月18日

長引く避難生活にお疲れを覚えておられる方たちに希望を持ってほしいと祈ります。派遣されている救援隊、支援者、医療団の方たちの上にも尊いお働きが最後まで全うできますようにと祈るばかりです。高齢者、障害を持っておられる方、乳幼児、弱者が守られますように!
 老犬の散歩喜ぶ春の宵。
 花ずおう吹き出でにける朝の雨。(花ずおうは去年の秋に苗木を買ってきて一度ダメになってしまったのですがこの春米粒のような小さな赤紫の花をいっぱいつけてくれました。)
 膨らむる夢一つありシャボン玉。
 松葉杖踏み出す一歩新樹光。
 春光は施設の部屋に満つるなり。    馬場路哉
4月21日

野山の木々が久し振りの雨に洗われて、とてもうれしそうに生き生きとしています。シッカリ咲き誇っていたチューリップは葉っぱだけを残しています。
 今は街路樹として植えられている、花水木がとても華やかです。これはアメリカから来たといわれています。そういえば一度だけアメリカに旅をしたときにこの花水木がとても華やかに迎えてくれたのが印象に残っています。
 のどけさや葛城山を見はるかす。
 菜の花や清明にして広ごりぬ、
 芽柳や薄雲高く園広し。
 蘇鉄の葉すっと伸びをり風光る。
 樫落ち葉掃くや熊本地震(なる)を聞き。   馬場路哉
5月4日

穏やかに晴れわたって、午後からは28度まで気温があがりました。長そでをめくりあげての家事に追われた一日でした。緑濃い山並みに薄紫のツルが伸びた花が目に映ります。よーく見ると藤がツルを巻きながら大きく伸びているのです。
とても美しく見えるのですが藤に巻き付かれた杉やヒノキは瞬く間に弱ってしまうそうです。目に美しい藤が木にとっては大敵なものだそうです。野生の藤ですから勢いが強く、家の窓から見える一本の木はぐったりしています。
 シャクナゲの早や満開の窪に住む。
 藪陰や生花にせんシャガの花。
 厚き葉に囲まれ、枇杷の芽吹けり。
 渓谷に白々見ゆは楢若葉。
 春光や天空溢れ零れける。      馬場路哉
 よく五月病などという言葉を耳にいたしますが、この季節は何だか疲れ易くなるのです。季節の変わり目ということもあるのでしょうが、加齢の故でもあるようです。今年も、山添村の健康診断の予約票が送られてきました。総合的な検診ですから私はさっそく申し込みをいたしました。この歳になると何か、どこも悪いところがない方が不思議なことですから。
 老犬のモモがほとんど水だけで一週間生き続けています。自分の足で歩くことはもうできません。私がお水を手ですくって口元まで持っていくと何とか水をなめてくれます。毎日朝、昼、夕とモモのところで過ごします。何も言えないのですが、うつろな目で私をじっと見つめてくれます。“どうしてこんなになってしまったんだろうと思っているようです。
 犬たちとのお別れがだんだん近づいて来るのがつらいのですが、15年もの長い間、我が家を守り続けてくれて有難うという思いでいっぱいです。
5月10日

道掃除出合ひ終われば春の雨。
 きたる世も麗しきとも聖五月。
 森林の池のほとりに余花のあり。
 林なる若葉に浴す散歩かな。       馬場路哉
先日、教会の礼拝の帰りに信友が“鳴子ゆりという観葉植物のような植木を鉢植えにして手渡してくださいました。さっそく我が家の玄関に置くと、殺風景な玄関がとても明るく心癒してくれる場へと変わりました。この植木は雨を好むというのです。昨日からは玄関の屋根から外に出して眺めています。

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」

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 その愛のゆえに

   =時々の記=

      (121)

3月16日

主人は毎日、リハビリに励んでいます。山添村内を歩くこと、一時間。一時間歩いていると誰かに出会って、励ましをいただいているようです。よく頑張っているなと感心しております。あともうお一人、同じ様に病を克服しようと毎日歩いておられる方がいるようです。その方は山へ向かって歩き、主人は山から里へと歩いているようです。土手には黄色のラッパ水仙が華やかに彩っています。もうチュウリップがぐんぐん伸びてきています。勢いを感じさせてくれる自然界です。
 思ひでとなりたる雨の梅見かな。
 早天に集へば清し(すがし)受難週。
 永遠の安き給はむイースター。
 白梅の暫しは凛と含みける。
 ルオーの絵線の太しや受難週。     馬場路哉
3月20日

今朝、玄関からいつもとは違う気配を感じました。おはよう!今年もよろしく、と言わんばかりに三羽のツバメが南の国からやってきてくれました。よく覚えていてくれたんだなととてもうれしく思い、春の歌の“ららら、赤い花束、車に積んでを口ずさんで一人喜んでいました。桜の開花と同じように今年はツバメがやってきてくれるのが十日ほど早いように感じます。野の草花、自然界に生きる動物たちから、教えられることがまだまだたくさんあります。

山椿、咲ける谷より風きたる。
風強したちまちのうち畔を焼く。
山口で信徒となりてイースター。
早天に一人祈りぬ受難週。
教会に立つ賛美歌や春の声。
一歩ずつ急坂登る受難週。      馬場路哉
3月27日

今朝ツバメたちが縄バリ争いをしているのを発見いたしました。去年作り上げた大切な巣を巡ってです。二羽のツバメがぶつかり合って喧嘩をしています。どうすることもできずに、お昼になってそのうちの一羽が巣から突き落とされて死んでいました。このような生き物たちにも厳しい生存競争があるのですね。庭の片隅に穴を掘って埋めてやりました。遠い国からやってきたばかりなのに。
 桜も4月のスタートをお祝いするかのように一気に満開に近くなりました。散歩道にはチューリップ、れんげ、木蓮、スミレ、などがとても美しく咲き誇り、目を楽しませてくれています。これらすべてが神様からの祝福として頂いているかのようです。私たちも素直に小さなことに感謝できるものに成長したいです。

この山の全体芽吹く色をなす。
薔薇の芽の揃ひし庭の明るかり。
合流す川の弾ける春日かな。
白連のほころび初めて空青し。
菜の花の清澄(せいちょう)にして優しかり。  馬場路哉

4月8日

毎日の主人の日課はリハビリに始まります。雨の日も頑張って約一時間歩き続けています。骨が弱ってきているのがよくわかるというのです。手術の際に骨を削って支えるために長さ50センチほどのチタンを添わせてあります。それが時には外れそうになったり、ぎくしゃくしているのが歩くとわかるらしいのです。このような手術は三重大学病院でも初めてのことでしたので、15年たって違和感が出てきているようです。

玄関に大きな声やツバメ来る。
教会を出やカバンに色卵。
山青く春の曙鴇(とき)色に。
庭隅や小ぶりのこぶし暮れ残る。
春霜や山峡玉の日より来る。         馬場路哉
4月11日

我が家に昨年秋に植えた花見月があきらめていたのですが、小さな芽を出し始めました。嬉しいです。あきらめかけていたころに新芽を出してくれるなんて嬉しいものですね。あまり、期待しすぎない様に自重しています。この一週もまた雨の日あり風の日あり、温かい春の日ありのようですが、一日一日感謝して歩むことができますように。健康が支えられますようにお祈りいたします。

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」

 

  その愛のゆえに

   =時々の記=

      (120)

2月18日

 「今日一日を頑張る」。とても励まされる良いお言葉ですね。私たち、特に主人にとって、健康で何の病もない方たちと比べて、一日がとても大切なものになっているように感じます。「今日一日」を頑張りきることができればとても感謝なことですと主人がこのように言っていました。みな健康な者も病ある者も、人生には限りがある。しかしイエス様を信じる者たちには、永遠の命がある。このことを信じて生きるときに希望が出てくると。
 そのように言い切ることができる心境に感謝です。イエス様のよみがえりの事実を信じる者たちにとって、この世の限りある命は恐れることがない者となりますね。

2月20日

こちらはとても気持ちの良いお天気になりました。主人はリハビリに頑張っています。午後からは二人で台所に立って夕ご飯の準備にかかります。毎日決まった三度の食事の準備がとても大変だというのがようやくわかってくれたようで、とても協力的です。助かっています。よろよろしながら、二人で一人前とまでいかないですがの、毎日です。

2月21日

タンポポが、春を先取りしていましたが、三日程前からやっとイヌフグリが野原にいっぱい青色の花を付け始め、春がやってきたんだなと感じさせられました。これでも例年に比べると一と月は早いようです。昨日は礼拝の帰りに月ヶ瀬の梅を見てきました。ほとんどの梅がその三分の二程花を咲かせていました。多くの人たちで賑わっていましたので、車で通りすぎただけにしました。奈良市内からも観光客用に臨時バスが運行されていました。関西では月ヶ瀬の梅はこれほどに有名なのです。

そうそう、朝一番に鶯の鳴き声を聞いて何だかとてもほのぼのと嬉しくなりました。その帰り、路の端っこには萌木色のフキノトウが二つ並んで出ていました。命あるものたちの生命力を強く感じました。冬の間、じっと耐えて、寒さに負けずに土の中や、山の中で栄養を蓄えて、春の訪れを待っていたのですね

2月24日

お日様は少し顔を出してはくれたものの、一日曇り空。その上雪が舞うほどの寒さになりました。それでも今日は家の竹藪からちっきょ、ちっきょと鳥の鳴き声がするのです。主人になんていう鳥なのだろうとたずねると、鶯の鳴き声だというのです。小鳴きといって、まだごく最初の鳴き声のことを言うそうです。こんな我が家の竹藪にまで鶯が春の訪れを伝えに来てくれたのかと思うと胸がいっぱいになりました。小さな小鳥たちや、野の生き物が精一杯生き抜いているんですね。

 春眠の豊かさ祈り捧げけり。
 日当たれば雑木の白く山笑ふ。
 蕗のとう野山は愈(いよよ)復活す。
 宇陀の野の棕櫚(しゅろ)堅固なり右近の忌。
 春の空こそ御国なれ晴れ渡る。      馬場路哉

3月7日

こちらはとても暖かくなっています。先日まだ蕾だったフキノトウはもうグーンと大きくなってびっくりです。
 穏やかな信徒の声やイースター。
 み許しを祈りし人の絵踏かな。
 津の海は大反射盤春日濃し。
 聖書手にチャペルを出でて卒業す。
 主の近く侍らむ人やイースター。     馬場路哉
 3月8日

奈良では東大寺のお水取りが12日に最終日を迎えます。お水取りが終わって初めて、春の暖かさが本格的になるといわれています。昔の人は節目節目で季節を感じ取っていたのですね。今年はイースターが三月下旬ですから少し早くやってくるのですが、墓前礼拝もコートなしで大丈夫かもしれませんね。
 イースターを迎える時期になるとやはり母のことを強く思い出します。母が最も好んでいたのがこのイースターだったからです。日曜学校ではイースターの讃美歌をよく教えてくれたのでした。つくしの様にすくすくと主エスの子供よ伸びていけや、山も野辺も空もなどなど。懐かしい思い出がよみがえってきます。

瞭然と春めく山河色と音。
樫の木の多き在所に風光る。
一望す布引の山梅匂ふ。
牡丹雪猿入る森の出で湯かな。    馬場路哉

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」

 

  その愛のゆえに

   =時々の記=

      (119)

1月13日

 一日太陽が出てくれず、寒い一日でした。この時期らしい寒波の到来です。空を見上げると今にも雪が降ってきそうです。関東地方では雪が舞っていると報道されていました。これからが本格的な大寒がやって来るのですから、寒さに耐えられるように体を鍛えておかなければと犬たちとの朝夕の散歩を健康維持と考えています。
 水源地熊笹多く冬日差す。
 初雪や雲江州の山を越ゆ。
 冬の雲山と聳えて連なれり。
 夕映えに黄金色なす冬木立。
 河川敷枯草途切れ流れあり。         馬場路哉
1月25日

 ・・・。昨日、一年間何も音を出すことができなかった貰い物の電子ピアノを修理していただき、きれいな音が出るようになりました。電子ピアノですからタッチが少し違いますが、手軽でとても使いやすく感じられます。古いものですがこうして修理していただくことができて、とても感謝でした。大阪からもう80になられる方が来てくださいました。最後にご自分で演奏してくださり、感激いたしました。この頃は修理という仕事が少なくなりましたと言って帰られました。
 二年ぶりようやくきたる年賀状。
 さりげなく一茶の句ある年賀状。
 碧天に十字架の立つ初景色。
 三山(さんざん)の麗しくあり冬霞
 声高く讃美歌歌ふ老いの春。         馬場路哉
 主人はこの26日は三重大病院まで行かなければなりません。雪が降ったら名張まで車で、あとは電車で行くといっています。雪用のタイヤに変えておいて本当に良かったです。

2月3日

 こちらは朝から冷たい風です。一年で一番寒い季節となっています。お気を付けください。でも明日は暦の上では立春ですね。そう思うだけで気持ちが春めいてきます。
 高原のリハビリ散歩息白し。
 チボー家の人々読了凍返る。
 通学路歩き返せばよもぎ萌ゆ。
 空の紺極まりにけり冬うらら。
 山中の空気の旨し寒の内。           馬場路哉

2月5日

 昨夜は主人と悔いのない人生を送りたいものだと話し合いました。主人は今度5月の精密再検査で悪性腫瘍が再発、転移の恐れがあるかもしれないけれど、もしそうだったとしても悔いが無いように、リハビリに励み、多くの本に接し、生きていきたいと言うのです。私はその言葉を聞いて、10年前とはずいぶん違っていることに安堵いたしています。精一杯最善を尽くして悪性腫瘍と闘って来たこの10年でしたから。
 これからも神様にお委ねして残りの人生を歩んで生きたいと言っているからです。
主人の悪性腫瘍の話になるとこちらがお腹がきゅんと痛みます。でも聖書にもあるように、人の齢は長くて八十路と・・・。

一月や日々に日差しの強まり来。
オリオンに励まされもす受験生。
山峡の木々轟かせ寒波来る。
寒カラス二羽枝にいて膨らむる。
強霜に山の茶畑真白なる。       馬場路哉

2月6日

今朝はこの時期にしてはとても冷たい朝でした。昨日はうっかりして水道の水を取っておくのを忘れたり、じゃ口の水を流しておくのを忘れたりと不注意が重なってしまいました。朝から一滴の水も出ませんから、大慌てで朝の準備にお弁当の支度にと焦りました。幸いに、一か所だけ水道の水が出る場所がありました。
風の当たらない普段は使っていない水道から水がちょろちょろ出てくれました。
本当にほっといたしました。ちょっとした気のゆるみがこのようになるのですね。
2月8日

木々が冷たい風にあおられて大きく揺れ動いていました。その上雪混じりの雨が降ってきて体感的にはとても寒く感じた一日でした。今朝から、お隣の手作り職人としてこの地元の竹を使っての工芸品を作っている方のところへ河瀬直美監督が映画の取材に来ました。野次馬根性とでもいうのでしょうか。この寒空に皆地元の人たちが集まって来てその取材を見守っていました。竹細工を作っている人は今年86歳になられています。腰はしゃんと伸び、車の運転も自由自在。
まるで気持ちは青年のようです。
その方が竹を切り出して、細かな手作りで一日にいくら頑張っても二個しか作ることができないというのです。しかも作業されているところは外の何の仕切りもないガレージです。見ているだけでも寒く感じますが、集中して仕事をされているとあまり寒くは感じないというのです。ご夫婦二人だけの生活ですが、とても生き生きされています。その方が言うには、毎日決まって何かに取り組むものがあるのでこうして元気でいられると。また一つ学ぶところがありました。
2
10

こちらは昨日までとは打って変わって温かい一日となりました。このまま春になってほしいなという思いが強いのですがそうはいきません。今週末には雨、来週はまた寒の戻りが来るとか。主人は親友の葬儀に出かけました。多くの友がいるはずですが葬儀に来ていたのは二人だけだったということです。
その友のために今朝、弔句をしたためていました。
西行に親しみ君は春に逝くというものでした。
 こちらまで悲しみがこみ上げてまいりました。あと一人来ておられた方もクリスチャンになられている方だったそうです。女性の方で、音読奉仕をされていて、亡くなられた方が、この本を音読してください、と言われて何冊もご奉仕されたというのです。
 このようなところでもキリスト者は自分のためではなく、神様のご栄光のために生きておられるのだと主人の報告を聞いていました。
 立春や胸に溢るる主の恵み。
 犬たちに命の散歩寒戻る。
 大霜や鎮もりかえる伊賀盆地。
 郵便夫安堵してをる小雪かな。
 フォスターの明るき曲に日脚伸ぶ。     馬場路哉
主人にとっては何とも言い表せない一日であったようです。この世での別れは悲しみが付きまといます。天国でお会いできることを確信して希望を持って祈りつつ歩んでいきたいものです。
 馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」

 

  その愛のゆえに

   =時々の記= (118)

12月20日

 クリスマス礼拝には新しい方が何人か来ておられました。最近は初めて来る方のほとんどが高齢者なのですが、昨日は若い方も来ておられました。真の神様を求めてこれからの人生を歩んでくださればと願い祈るものです。昨日は朝は氷点下の寒さでしたが、日中は冬晴れとでもいうのでしょうか。晴れわたっていました。
 昨日は礼拝から帰ってきたと思ったら、電話が入りました。教え子からでした。今からそちらへ行きたいのですがよろしいか?とのこと。はいいいよ・・。と返事をして忙しく部屋を片付け暖房の準備をして待っていました。
 待っている間、なんだか胸騒ぎがいたしました。その子は中学時代にいじめに合い不登校にしばらくなっていました。隣の村の中学校へ転校して卒業まで頑張りました。その間、私と一対一で勉強というよりも悩みを語り合いました。私はただ聞き役でしたがそれでもうれしかったといってくれました。その子が去年就職できての嬉しい報告に来てくれました。今年はもうその仕事を辞めたというのです。でも私は決して驚くことをせずに、きっとまたあなたに一番適した仕事が見つかるよ。焦らずにといって二時間ほど話しを聞いてあげると少し元気を出して帰ってくれました。
 お祈りができればよかったのですが、まだ私にはそこまでの力はありませんでした。ただ聞いてあげるだけの私です。今朝からその子のことが気になっています。でも向こうから何とか言ってくるまで静かにしていようと考えています

12月23日

 また冷たい雨が降り出しています。雪でなくてよかったと思いました。この年もあと一週間となりました。年を重ねるごとに一年があっという間に過ぎて行くように感じられます。何もしていないのにです。人間て不思議ですね。一人ではとても生きていけそうにない時でも私たちのことを祈ってくださっている方がいてくださり、励まして頂くことによって、その弱さが少しずつ成長して強くなっていくことができるのですね。
 雨晴れて風来るなり花八手。
 旅の句をそらんじもする青畝の忌。
 万両の夕陽を弾く狭庭かな。
 クリスマス白寿の媼名乗りけり。
 ローソクに光る顔クリスマス。
 城山の麓裏白群がれる。           馬場路哉
 昨日は、世間ではゆずのお風呂に入ったり、カボチャを食べると風邪をひかないとか言われています。それらは決して迷信ではなく昔の方たちの生活の知恵だったのでしょう。ゆずの香りとビタミンで体があたたまり、カボチャはカロチンが豊富ですから栄養面を考えてのことだったのですね。田舎に住んでいるとまだまだ昔の方たちからの言い伝えを守り続けていることが多いのです。良い面は大切にしていきたいですね。
1月2日

 ・・・。年賀状はやはりずいぶん減りました。でも嬉しかったことに昨年何も音沙汰がなかった横浜の友が元気だと知らせてくれたことです。年を重ねてくると唯一一年に一度の一枚の葉書きが、元気だよ、とのお知らせになっていました。
 ベートーベン称え聞き入る大晦日。
 聴き得たる第九の余韻去年今年。
 布引に続く山嶺(さんれい)初日の出。
 里山に柑橘灯る(ともる)初景色。
 少しばかり曇ってをりぬ初鏡。        馬場路哉
 一月は主人の三重大での精密検査があります。今年はまた村の大役が回ってきます。しっかりと主治医の先生に診ていただいてやりこなすことができるかどうかお聞きする必要があるように思われますが、本人はその大役を受けるつもりです。無事にこなせることを祈るしかありません。
1月5日

 暖かさが続いた新年のスタートでしたが、明日からまた冬の寒さに戻ると予報されています。こちらでは今、夕の散歩から帰ってきたのですが、土手には春の息吹が感じられました。タンポポがもう一杯蕾をつけ、五月に咲く皐月が返り咲きというのか狂い咲きというのでしょうか。あちこちにピンクの花を咲かせています。山の色はもう紫がかって木々の芽吹きを覚える山郷です。
 息子はようやく今日一日お休みをもらいました。郵便局員は皆さんの年賀状などで、郵便局が地域にお役に立てていることを感謝しています。実際、貴重な働きだと思っております。
1月8日

 夕の散歩の折とても風がきつく吹く場所があります。その風が今日はとても冷たく、風と一緒に白い雪が舞いました。ぞくっとしましたが、冬の寒さはまた体を引き締める思いにさせられました。娘が久しぶりに帰ってきました。山添村の空気がとても澄んでいて酸素をいっぱい吸うことができ、とても気持ちがよいといっていました。人口の密度が奈良市内とは違い、山添に降りると空気がとてもきれいなのがわかるのだそうです。
 夜空を見上げると、晴れて居る夜は星がいっぱいです。特に冬の空は澄み切っていますから、とてもよく星を見つけることができます。自然の恵みがいっぱいの村ですが若者はこの不便さから逃れようと都会へ出て行ってしまいます。
 針葉樹雑木織りなし山眠る。
 しみじみとシューベルト聴き年送る。
 瀬波立て先を急ぎぬ冬の川。
 岩山の淵に点在冬紅葉。
 夕空のバラ色呈す大晦日。        馬場路哉
 家の裏山にある八朔が今年は小粒ですが実ってきました。でもあまり肥料もやらずにほったらかしですので、一口味をみると飛び上がるほど酸っぱいのです。来年はもう少し油粕を上げておいしい八朔が育てられるように頑張ります。

  馬場暁美

 「上野緑ヶ丘教会会員」

 

  その愛のゆえに

   =時々の記=

      (117)

11月20日

 人間は感情の動物ですから、いつもいつも、喜んでばかりはいられません。それでも、感謝する日々でありたいと願っています。こちらは午後から久しぶりに晴れ上がりました。一気に紅葉が進み、昨日まで気が付かなかったのに今日は燃えるような真っ赤な紅葉に散歩道で出会いました。まあ~なんと自然の赤の美しいこと!!感嘆してしまいました。
 初時雨帽子被りて教会へ。
 谷紅葉見上げて暫し動かざる。
 車椅子病室を出づ小春の日。
 茶の花の小さく清楚に開きをり。
 朝霧の二上山(ふたかみやま)を隠しける。     馬場路哉
11月30日

 寒さは朝は厳しかったのですが、午後は温かくなりました。名張まで、入院されている信徒さんのご主人をお見舞いに行ってきました。やはりどの車も気忙しく走っていました。ブレーキとアクセルを踏み間違えないようにゆっくり運転していますと、後ろからもっと早く走るように促されて困っているこの頃です。
 私は最近、一週間の献立表を作っています。それは栄養を考えてではありません。主人が週に一度、伊賀上野まで食料の購入に行ってくれますので、無駄使い、無駄買いを防ぐためです。献立表を作っておくとお互いに、気を付けるようになりました。出来るだけ野菜を中心にしています。でもこの野菜料理が結構手間がかかりますね。主人は今月は「桂木」という俳句会からお褒めを頂き上機嫌です。
 薄雲の空絵となれる小春の日。
 面影や畔に咲きたる野紺菊。
 二種類の虫つきてをる花八手。
 良く伸びし万両杖を添えられる
 数多なる岩見えをりて川かるる。           馬場路哉
12月4日

 俳句が出てきましたのでお送りいたします。
 老犬の散歩を請ひぬ冬の暮れ。
 ここにこそ荘厳さあれ冬銀河
 故郷や漆紅葉の又見ゆる。
 茶の花の芯(しべ)は朝日に眩しかり。
 過疎の村寂寥(せきりょう)として木の実落つ。
 長年の馴染みとなりし日記買ふ。          馬場路哉
来年の日記が出回ってきました。主人は毎年農業日記を購入しています。農業もしないのになぜかよくわかりませんが慣れているので書きやすいのでしょう。

12月12日

 昨日の嵐で落ち葉が最後の一枚までも吹き飛ばされて、庭一面を覆っています。
私は落ち葉が気にならないのです。とても風情があって・・・。ところが人は様々でその落ち葉が気になって仕方がないといっては落ち葉を掃き出してしまう方が多いのです。
しきりに落ち葉を掃く音が隣り近所から聞こえてきます。風が吹けば、また同じことの繰り返しなのにと思いながら、その様子を静かに見ている私です。
 一面に日の差す雑木の山眠る。
 山中の一軒家なるクリスマス。
 雲間より冬日チャペルに差しにける。
 学び舎に大きな花輪クリスマス。
 緩和ケア選びたる日の冬紅葉。            馬場路哉
今年もさまざまな思いで年の瀬を迎えられる方がいらっしゃるのでしょう。苦しみの中、悲しみの中にあるすべての方たちに、イエス様の愛がゆたかに注がれますように、お祈りするものです。

12月18日

 教会の真の霊的力は一人一人の信徒が信仰にしっかり立っていくことがとても大切ですね。そのことを来年い続けたいと思います。古くからの仕来たりのなのですが、今夜は今年最後の納税日なのですが12月だけは忘年会を兼ねて村の食堂で受け渡しをいたします。主人は今から出かけます。とても寒くなってきましたので、みなさんあわてておられます。こちらは山では雪化粧となりました。その影響か、山からの風がとても冷たく感じられます。間もなく平地でも雪が舞うのでしょう。
マイナンバーが無事にお届けできほっとするまもなく郵便局では年賀状を受け付けています。嬉しい悲鳴ですね。今は年賀状がずいぶん減ってきているようですが、メール便がとても便利ですのでそちらを利用される方が多いのでしょう。
 イエス様のご誕生を心からお祝いできる幸いを覚えるものです。
 馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」

 

  その愛のゆえに

   =時々の記=

      (116)

10月21日

 この頃は毎日、秋晴れというか午後からは暑ささえ感じられます。いつもの10月では。
 義足にて飛べる選手や天高し。
 山峡(やまかい)の家を隠しぬ朝の霧。
 朝冷えやフルート澄みて聴きにける。
 木犀散るや一隅染めをりぬ。
 大雨のまばらとなれば虫集く。(すだく)
 棕櫚の木の新旧の葉や秋の風。      馬場路哉。
 つい先日まで三日月だったのが今日はもう半月になっています。台所の窓からはもう月がみえなくなってしまいました。外に出ての月見となっています。
10月29日

 そうですか。今日は78歳のお誕生日ですか。私は、この11月で67歳の誕生日を迎えます。主人が誕生日祝いにと、ウォーキングシューズをプレゼントしてくれました。さっそく犬の散歩に履いて出かけました。何だか慣れないせいか、歩きにくく感じました。もっと歩いて慣れなければと感謝しつつ散歩を終えました。
 望月(もちづき)や胸に照るなり主の恵み
 牧師説く悔い改めや秋時雨。
 気高くも荘厳なりや望の月。
 男性のアリア滑らか秋惜しむ。        馬場路哉
11月1日

 11月の始まりです。本格的な冬がやってきそうな曇り空の一日でした。寒くなってくると、ここ山添村はそれなりの対策が必要です。昨日はお隣の一人暮らしをされている方と一時間ほどお話しして過ごしました。何しろ、お一人でいると、何か起きた時が不安だといっておられました。買い物は車ではいけないので、すべて生協で頼んでいるとのことでした。お野菜を作るのがとても上手な方ですので、いつも分けていただいている私たちです。
 クリスチャンではありませんからお祈りもできないし、讃美歌も歌えないのですが、いっぱい積もりに積もったお話をしていると、とても楽しくなってきたと喜んでくれました。今朝は、お元気ですか!とご挨拶を交わすことが出来ました。朝の挨拶は、とても大切ですね。改めて知りました。
11月4日

 つい先ほど教会の友から電話が入りました。暁美さん。お祈りしてくださいと言うのです。何かあったの?とたずねると、一人息子さんの体調が良くないのでお祈りしてほしいとのこと。私たちの祈りの力は弱くても全能の神様の力を信じてお祈りします、とお答えいたしました。私も今でもそうですが、主人の病気の時には多くの方から祈っていただいて力が与えられました。今もその当時に祈ってくださり、はがきを下さった方たちのカードは家の壁にびっしりと貼ってあります。そのカードがもう色あせてきてはいますが、いつも神様にお委ねしなさい励まし続けてくれています。
 朝散歩帽子に触るる山ブドウ。
 リハビリの一歩踏み出す草紅葉。
 薄雲や神在(ます)す天の高きこと。
 流れ星友の癒しを祈りける。
 ささやかな花野なりしを刈りにける。      馬場路哉
11月10日

 畦道に少し残れる野菊かな。
 薄緑なる教会や冬の丘。
 明星(あかほし)の煌めきて直ぐクリスマス。
 軽き音大きな音や落ち葉踏む。
 名盤のシンフォニー聴く暮れの秋。      馬場路哉
   馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」

 

  その愛のゆえに

   =時々の記=

      (115)

9月21日

 母校からみどり野会という会報が送られてきました。建学当初の精神を貫き続けていると書かれていました。今年のスクールモットーは神を恐れることは知識のはじまりでした。ステンドグラス風のしおりが一枚同封されていました。金城学院には大変感謝しています。多くの奨学金を貸していただき、その上牧師の娘であるということで学費を無料にして学ばせてくださったのですから。
マカルピン先生の日本伝道の礎が金城に受け継がれていることに心から感謝しています。

 安らぎを覚ゆる青や天高し。
 目立たざる千草の花を愛でにける。
 葡萄売る長かりし雨かこちつつ。      馬場路哉

9月25日

 今朝はとても寒くなりました。上着を一枚、もう一枚と二枚も羽織って着膨れしていましたが、午後から少しお日様が照り、気温が少し上がりました。ほっとしています。彼岸花はもうすっかり枯れてしまいました。今はコスモスの花が散歩の折に楽しませてくれています。この気温が急に寒くなったせいでしょうか。いつもなら10月になってよい香りを放ってくれる金木犀が花をいっぱいつけています。木々もびっくりしているようです。

9月29日

 今日は久しぶりの晴れで爽やかな秋の一日となりました。
 雲切れて明けの明星涼新た。
 子規の柿わが村の娘(子)が剥きしとや。
 幼子の仰ぎ微笑む空高し。
 ツユクサや漢詩作りし祖父偲ぶ。(主人のおじいさんは漢詩を作りそれを筆でかきあ  げてあります。)
 布引の山の陽炎(かぎろひ)秋深む。    馬場路哉
 
昨夜、スーパームーンを家族で見ました。テレビの映像の様にまん丸く見えなかったのが不思議です。すこし縦長の月に見えましたが、暗闇に照らし出されているその月の光は幻想的でした。月の光を見ていると、創世記を思い出していました。神様がすべてをお創りになったという事実を。謙虚になって一日一日を大切に、歩んでまいりたいものです。

10月6日

 朝からの寒さで、早くも冬支度に入りました。しまって置いた石油ストーブを出してきて、灯油も注文して寒さへの備えをいたしました。衣類は冬のセーターを出すにはまだ早いかなと9月と同じものです。そろそろ冬物に変えなければと思いつつ、自分のことは後回しになっています。散歩の折に畑に目をやるともう冬野菜が植えられていました。白菜、水菜、ホウレンソウ、などが一斉に出てきて、冬の寒い日の鍋料理を思い起こさせてくれています。
 樫の枝斯くも伸びたる秋彼岸。
 細(ささ)濁りして合流す秋出水。
 この日和やはりをるなり赤とんぼ。
 ツユクサと相対すなり空の色。
 一所(ひとところ)高く華やぐ真弓の実。(先日慰問にうかがった奈良の施設にて。)
 林泉や触るるばかりに萩しだれ。
 引揚げし媼の話秋暑し。(奈良の施設にて)   馬場路哉

10月10日

 昨日、奈良の明日香村NHKの総合テレビで放映されていました。関西地方だけかも知れませんが。奈良の中でも最も古い藤原京があった所です。私も石舞台を見学に一度訪れたことがあります。その古さを今もなお大切に継承しているところがすごいと思いながらテレビに見入っていました。山添村と似ているところが食生活で一つありました。ずいきという農作物です。里いもの茎にあたるものなのですが、三杯酢でいただくのです。私もこの山添村に来て、初めて教えてもらった食材です。この季節になるとこのずいきを頂いて、秋がやってきたのだと感じるようになりました。
 今朝家の庭で、もう冬に咲く山茶花が白い花を咲かせているのでびっくりいたしました。主人もこの急激な冷え込みで、もう冬になったのかと思っているのだろうといっていました。今年は木々までが季節を間違えるほどに急激な気候の移り変わりです。
10月12日

 きょうは秋晴れの気持ちの良い一日でした。お布団を干すのには最高の日和でしたので頑張って太陽の恵みをお布団に入れ込みました。
 朝冷えに羽織りし物や直脱ぎぬ。
 父母の手向けとなさん野菊かな。
 満月はイエスの放つ光とも。
 満月に近づききて雲離れける。
 暁の珍妙な声小鳥来る。
 白菊の微妙な色を話しける。     馬場路哉
山添村の秋祭りがもうすぐやってきます。我が家の周辺では、みなさんこのお休みに草をきれいに刈ったり、大きくなった木々をきれいに剪定したりと、大忙しです。村祭りといっても、人通りもほとんどなくさびしいものですが、どこの家も目に見えるところはとてもきれいにされるのです。頑張らなければ!!

 馬場暁美

上野緑ヶ丘教会

 

  その愛のゆえに

   =時々の記=

      (114)

8月15日

 私はこのところやはり今年の暑さのせいでしょうか。年のせいでしょうか。バテています。
何かに取り掛かるまでにとても時間が必要になってきました。朝は元気があるのですが、夕方になってくると、気力が落ちてきます。夕食の準備はとてもおっくうになってきます。近くにスーパーでもあれば惣菜を買いに走りたい思いになります。田舎ですからそれができないので、仕方なく、カボチャを煮込んだり、キュウリの漬物を作ったりして、ベジタリアンの生活になっています。このような時とても便利な野菜は、トマト、レタス、などは洗うだけで食することができるのですから。
 明日の日曜礼拝にはちょっと行けそうにありません。家で静かに聖書を読んで祈って礼拝を捧げようと思っています。

 竜口の谷間深き泉かな。(竜口とは奈良県のもっとも南端にある村です。三重大での主治医の先生がその村の出身だと聞いて二人で行ってみました。)
 風蘭に表れてをる侘びと寂び。
 十字架は和解のしるしさやかなる。
 この村の栄枯盛衰合歓の花。
 谷間に縦の線見え夕立ちす。
 闘病の決意を語る夏の果て。(主人の高校時代からの友が肺から脳へがんが転移し厳しい闘病をされています。)      馬場路哉
8月26日

 今日の空は夏の空とは異なっていました。空が高くなっているように感じられました。ようやく秋の涼しい風が通り抜けてくれるのでしょうか。台風が来ているとのこと。心配です。
 桐一葉朝にぱさっと落ちにけり。
 一瞬に蔵を超えたる黒揚羽。
 電線に並びをりしが帰燕(きえん)なり。
 高原のさやかな風にバイク駆る。
 川堤はるか見上ぐる鰯雲。
 白鷺や青く拡ごる河川敷。      

 今朝もまた路に落ちたる紅芙蓉。
 賛美歌やほめたたえをる秋初め。
 爽やかや心新たに教会へ。
 朝顔の華かなりし日数かな。
 丘の上に大きく揺るる芭蕉かな。  馬場路哉

9月4日

 こちらは、久しぶりの晴れ間が広がりました。家の庭では、春に苗木で買ってきた秋街道(しゅうかいどう)が、小さなピンクの花を咲かせ始めています。まだ小さいままの木です。てっぺんに小指ほどの花をつけて懸命に秋が来たよと告げてくれているようです。その花の前を通り過ぎるときは立ち止まってしまいます。たった一つの花に癒されているこの頃です。犬の散歩では葛の花が紫の花をいっぱいつけています。葛のツルがとても勢いがよすぎて周りの桐の木に巻き付いて弱らせているのを見ると、植物でも弱肉強食なのかと思わせられています。そういえば、葛は、体が弱ったときに葛湯を頂くと元気になると昔から言われてきているようです。吉野葛はとても高価ですが最高の葛菓子ができるので有名です。私たちは吉野葛はとても購入することができませんから、片栗粉を使っています。

 一枚の畑守りて秋耕す。
 初秋や忍耐強く祈らなむ。
 天高く神在しますと教えられ。
 蓮の花、時々見ゆる散歩道。
 静かにも燃ゆる詩情や花石榴。(ざくろ)
 葡萄棚イエスの譬え調べける。       馬場路哉
9月12日

 久しぶりに秋の空が広がりました。何日かぶりの爽やかな一日でした。虫たちは夜になると、合唱です。コオロギ、バッタ、クツワムシがそろって鳴き出します。それがうるさいとは感じないのです。自然の生き物の声だからでしょうね。
 朝はとても涼しくなりました。長そでを羽織らないと犬たちとの散歩には出かけられないほどです。明日は教会で敬老の日の愛餐会があります。主人がその中に入っていますが、ちょうど山添村の「出会い」と重なって欠席です。先ほど、山添村から‘敬老の日のお祝いです’といって紅白のお饅頭が届けられました。これは誰のですかとたずねると、ご主人が71歳になられたので村からのお祝いですとのこと。このようにしていただくと、さすがに敬老の日を実感してしまいますね。
 
 馬場暁美

上野緑ヶ丘教会

 

  その愛のゆえに

   =時々の記=

      (113)

7月16日

 夏風邪はとてもつらいですね。とにかく、まず、安静が第一ですね。こちらは台風11号の影響が出始めてきました。雨と風が強まってきています。伊賀には大雨警報が出ています。名阪国道では事故が相次いでいます。この台風は近畿地報に直撃するようで不気味です。果樹栽培をされている農家さんは今は桃、ブドウの収穫時期に入っているので、できたら逸れてほしいと切実に訴えていました。大きな被害をもたらさずに、通過してくれたらと願っています。

7月18日

 二日間、非常に激しい雨に見舞われましたが、ようやく雨から曇りへと移り変わろうとしています。でも湿度はまだ高く、少し動くと汗ばみます。
 荒梅雨や全戸に配る郵便夫。
 風来りアジサイの色奪ひけり。
 梅雨晴れ間急降下する鳥の音。
 安らかに夢見る様の合歓の花。
 美しく雨に散りたる紅木槿(むくげ)
 雷や神を恐れよとの言葉。        馬場路哉
7月23日

 こちらは梅雨明けとはいうものの、蒸し暑さが残っています。夕方には夏の終わりに鳴く日暮しの声が聞こえてきます。生き物たちも季節を間違えるほどに異常な気候が続いています。何かと仏教行事に振り回される田舎の8月ですが、今はずいぶん改善されて皆それぞれの家のやり方で執り行うようになりました。40年前に嫁いできたときとは雲泥の差です。そういうことを考えると田舎はとても暮らしやすくなってきました。クリスチャンは私たちだけですが、そのことに対してとても皆さん理解を示してくれるのでありがたいです。隣の方が先ほど、ジャガイモがたくさん取れたので食べてや、と言って袋にいっぱい持ってきてくれました。このようなお交わりも田舎ならではのものでしょう。

 水源の山の煙れる梅雨かな。
 雨上がり草に水玉凝りにける。
 短冊は筆致流麗星祭る。
 旧家には残る生垣灸花。(やいとはな)
 聞かむとす女人高野のカジカ笛。(室生寺のこと)
 山麓在所の泉一ならず。(いつならず)     馬場路哉
7月30日

 そういえば、私がこの山添村に来た頃は水が不足して、一日に何度も断水したのを覚えています。洗濯も今の様に好きなだけはできませんでした。井戸水が湧いてくるまで、待つしかありませんでした。不便な生活でしたが、のどかさもありました。井戸までは坂道を下って数分なのですが、そこへスイカを冷やしに行ったり、野菜を洗いに行ったりと、今になってみれば懐かしい良い思い出となって若かったころを思い出しています。

 体操す晩夏の空を打ち仰ぎ。
 蟻動くそれぞれ役目ある如く。
 台風の雨治まると鳩鳴きぬ。
 白亜なる新病棟や緑さす。(三重大にて)
 献体碑晩夏の光強きこと。(三重大にて)
 布引の山朝よりの雲の峯。         馬場路哉
主人はこの暑いのに山添村を散歩しに行きました。熱中症で倒れたら大変なので,帽子、サングラス、スポーツドリンクを持って行きましたが、今部屋の中でも33度を超えていますから、無理をしないで危険だと思ったらすぐに引き返してくるようにとは伝えましたが、帰ってくるまでこちらは心配していなくてはいけません。

8月13日

 今朝、二回目の犬たちとの散歩の折、ふと空を見上げると、高い電線にツバメたちが(30羽)一斉に並んで礼儀正しくこちらを向いているように思われました。珍しい光景だなと感じたので主人に伝えると、それはきっと南の国へ飛び立つ前に私に向かって挨拶をしたのだろうという返事が返ってきました。えーそんなまだ暑いのに・・・と思っていましたら、夕方になってもツバメたちの姿が現れません。ああ~あれがお別れの挨拶かと思い、気を付けて帰るんだよ~と一言言ってあげたかったと、今はとても悔やんでいます。4月、ツバメが我が家へやってきてからは毎日とても賑やかにさえずりまわってくれていました。それが急に秋の気配を感じたのか、いなくなってしまいました。とても寂しいです。来年もまたわが家で戻ってきてねと思い切り気持ちを込めて、空を見上げ続けていました。
 夕暮れが早くなりましたね。季節はやはり確実に秋へと移りつつあります。
 馬場暁美

上野緑ヶ丘教会

 

  その愛のゆえに

   =時々の記=

      (112)

619

 今日も一日降ったりやんだりのややこしい梅雨空でした。そのような中、元気をくれるのはやはりアジサイの花です。この頃はアジサイにもたくさんの種類があるようで、ご近所のアジサイの新しい品種には、はっとさせられるのです。お花も次々と改良されて珍しいものが人気を呼んでいるようです。我が家の庭には従来通りのものばかりです。なんとも変わり映えのしない庭です。
 蕗の皮むくや古(いにしえ)人思ふ。
 ポプラの葉奏づる音や風薫る。
 西行も夕焼けを斯く(かく)眺めけむ。
 多羅尾超ゆ京への道の青嶺(あおね)かな。
 梅雨寒しラジオのジャズにくつろぎぬ。     馬場路哉
ぎっくり腰で痛んでいる主人の腰には太い腰を支えるベルトで何とか支えられているようです。明日から毎週のように土曜、日曜は草刈、路作りの出会いがあります。それに耐えられるか心配です。できるだけのことをして、許してもらいたいものです。毎年何人かは無理をしてけが人が出るのです。とても急な斜面はスパイクのついた地下足袋を履いていかなければ滑ってしまいます。このような危険な草刈りは加齢に伴って皆しんどがっています。
7月2日

 こちらは朝からとても激しい雨でした。犬たちとの散歩も途中で引き返してきました。びしょ濡れになった犬たちをタオルで拭いてやりますと、気持ちがよいのか嬉しそうにしています。晴耕雨読ではありませんが、朝からゆっくりジャーナル7月号を読ませていただきました。宝塚の鶴原さんのお手紙の中にもありましたが長村さんからお励ましのお手紙を頂いてとても感謝しているとありました。
 アジサイや大海原の色となる。
 谷間(たにあひ)に笹百合見えず過疎の村。
 朝まだき懸命に鳴く燕(つばくらめ)
 故郷に帰って摘みぬ花あざみ。
 ぬた場とはなってしまひぬ草を刈る。(家の周りすぐそこまで猪がやってきて、大きな穴を掘りすみかにしています。その猪の掘った穴のことをここら辺ではぬた場というそうです。)            馬場路哉
 今朝も大雨の中高齢者の男性たちは、路の草刈に出かけました。二時間ほどで帰ってきましたが合羽を着ていても、隙間から雨が入り込んで大変だったといって帰ってきました。
7月7日

 おはようございます。こちらは今朝も雨が降っています。台風がもうやって来ているとのこと、それが前線を刺激しているようです。なでしこじゃパンの皆さん、お疲れ様でしたね。キャプテンの宮間選手の「ブームではなく、分化に・・・・」の言葉は、素晴らしいW杯ですね。
異国の地で実力を発揮するのはとても大変だったと思います。
 橋たもとしばし留まるカジカ笛。(かえるのこと)
 峰の木々殊に揉まれぬ青嵐。
 子ツバメのぶつからず飛ぶ狭庭かな。
 荒梅雨や合羽を着たる道つくり。
 早朝の楽器練習音涼し。
 生垣に見ゆ走り萩小紫。            馬場路哉。
ようやく歯科医院の治療が終わってほっとしています。大切なものですから主治医の先生に従って矯正をしてもらうことにいたしました。私は少し疲れ気味です。ぼちぼち、焦らずにできることからやっていこうと思います。 健康をお祈りしています。

 馬場暁美

上野緑ヶ丘教会

 

  その愛のゆえに

   =時々の記=

      (111)

5月20日

 山際に気品を持ちぬシャガの花。
 芝さくら表巡らす媼かな。
 永遠の御国もかくや聖五月。
 白鷺のふわりふわりと水上へ。
 肩力抜くべしと見る藤の花。
 山の園正面占むるツツジかな。        馬場路哉
 山添村は緑がいっぱいです。皆さんが育てているお花も今は盛りと咲き誇っています。マーガレット、イカズラ、みかんの花、アイリス、カスミソウなどなど、散歩の折に楽しませてもらっています。我が家の玄関にはツバメたちがとても元気な鳴き声でにぎやかです。山添村でもこのようにたくさんのツバメが来る家は珍しいと先日尋ねてこられた方が言っておられました。その鳴き声がかわいくて仕方ありません。

5月26日

 教会の礼拝で90歳近い方がいつもお声をかけてくださり、よくいらしてくださいましたな・・・、といってくださいます。申し訳ない思いになります。90歳になられても礼拝を捧げることができるのは幸いなことですね。そうありたいものだと願っています。
 道端に色合ひ淡き花水木。
 芝さくら媼元気に家守る。
 この流れ若葉の山の裾巡る。
 リンカーン偲びて植うる花水木。
 回るかにポプラの若葉風を受く。
 囀りや思へば多き主の恵み。         馬場路哉

5月30日

 あの恐ろしい事故から3週間たった昨日から右目が真っ赤に充血してきました。目があけにくく痛みが出てきましたので、夕方犬散歩を終えてから眼科に走りました。検査の結果、右目の眼圧?が正常値をはるかに超えているので、これから治療と検査が必要です、と言われました。専門的な医療用語なので理解できませんので、家に帰って辞書で調べると眼圧が高くなると緑内障を発症する危険性があると書かれていました。 眼科の先生は眼圧が高いのは事故との因果関係は何とも言えないとおっしゃっていました。これから眼科への通院が始まります。また、会う人たちが口をそろえて、脳は2か月、3か月たってから後遺症が出るので、早くCTMRIでの検査をした方がよいと進めてくれます。私自身はあまり気持ちが進みませんが来週月曜日脳外科外来の予約を取りました。脳は人間の臓器の中でも最も精密で複雑なところですから、検査をして悪いところがあれば治療をして良くなりたいです。

6月1日

 思い切って脳外科外来に行って診察を受けてきました。その結果異常なしと言っていただいて今までの不安が一掃され感謝へと変わりました。CTでの画像診断でしたが自分の頭の中の様子がよく見えました。主治医の先生はだいじょうぶです。血管に動脈瘤もできていませんし、骨にもひびが入っていません。やっぱりしっかり見ていただいてよかったと心から感謝いたしました。自己判断はこれからも禁物だと肝に銘じました。上野にも脳外科があることに感謝いたしました。
 手頃なる淡竹(はちく)タケノコ抜きにける。
 喜びがオタマジャクシの尾に満つる。
 夏川や巌の形面白き。
 宇宙へと拡ごる青さこいのぼり。
 玄関に子ツバメ立つる羽音かな。
 山道に今朝匂へるはスイカズラ。
 タンポポのわた虚空へと飛び去りぬ。     馬場路哉。

6月4日

 梅雨入りと気象庁が発表いたしました。今までぎらぎら照っていた太陽が隠れて一面雲に覆われています。でも確かに落ち着きます。木々もとてもうれしそうに恵みの雨で一層青葉が美しく感じられます。こうして季節の移り変わりに感謝できるのも、健康が支えられ、神様の恵みを心から感じ取ることができるからでしょう。眼科での検査はとても細かいものでした。検査だけでとても疲れを覚えましたが、ずいぶん回復しているということでした。来週も予約を入れて行かなければなりませんが、今度は一人で車を運転して行けそうです。昨日、金城学院時代の友から電話が入りました。愛知県出身なのですが、結婚されて近くに住んでおられます。彼女とは宗教委員会で一緒に修養会、全校礼拝の準備にあたった一人です。でも結婚されたご主人は今も熱心な創価学会の信徒で、結婚生活を続けるかとても悩んだことがありました。今でも月に一度の割で教団の教会に通っているというのです。お互いによく田舎の生活に耐えてここまで来たねといって電話を切りましたが、何かもっと違う思いを伝えたかったのではと感じました。教会へ出かけるときには今でも買い物に行くと嘘をついて出なければ家を出してもらえないと前にぼやいていたことがありました。そんな彼女も田舎が好きになったといって私を励ましてくれました。草刈り機を使って家の周りの草を刈り、タケノコを掘りに行くのがとても楽しみだとか。

6月11日

 三本の棕櫚(しゅろ)の花咲く右近の碑。
 老人ホーム日々楽しかりアマリリス。
 緑陰で眺めに休む道作り。
 首筋は赤茶けてをりつばくらめ。
 花アザミ親しみ鄙に住み古りぬ。
 衣替え心も軽く教会へ。
 夏川の巌さまざま眩しかり。       馬場路哉
 4月から始めたEテレでの基礎英語はテキストを購入して頑張っているのですがかなり難しくなってきました。着いていきかねているこの頃ですが、もう少し頑張ってみます。
その基礎英語のあとに名曲アルバムから流れ出る素晴らしい曲に心癒されています。
 馬場暁美

上野緑ヶ丘教会

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
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