2023年7月号
№193
号
通巻877号
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祈 り
♡ テニスの練習に汗を流した母校のグランドでは仮設住宅の工事が急ピッチで行われています。夜の町は言葉にならない悲しみの暗闇です。時々走る車のライトだけが、異様に明るく感じます。目印になる物を失った暗闇は不思議ですが、気持ちが落ち着きます。瓦礫の町並みを見ていると何もかも失った思いになるからです。こんな経験は初めてです。
♡ テレビのニュースでは、復興の様子や元気な方々の姿が報道されていますが、現実は何も変りません。多くの人が余震に怯え、不安の中におります。元気な姿でもしていないと気持ちが折れてしまいますし、無口が恐いのです。
♡ 転校生も最近落ち着いてきましたが、仕事捜しに苦労されている両親の焦りが生徒の心に、不安が表れてくるのを職員会で話し合っています。学校に出来ることは限られていますが、笑顔で迎えるようにしています。
♡ 地元の老人会にお誘いしたら二名の方が来られました。当時のお話を聞くことが出来ましたが、余りの生々しさに、言葉がありません。家を流され、幼友達を失い、日を追うごとに昔のことばかり思い出して淋しい言葉に、一緒に泣くしかありませんでした。「共に生きる」とか、「苦しみを共有する」なんて、口に出せなくなりました。
♡ 牛のいない牛舎を父と主人は見つめています。放射能汚染というどうにもならない事実・現実に、ただ見ているだけ。補償金を貰っても、また牛を飼うことが出来るか先が分りません。今は、まだ希望を失っていませんが、補償金が生活費に回り出すと大変です。まだ小学生の二人の子供たちですから、健康被害が心配です。
♡ 自宅に戻っての生活ですが、食卓から果物、生野菜が消えてしまいました。お店もありません。車が流されてしまい、買い物にも行けません。辛いです。目の前にある畑は瓦礫に覆われています。なんとか考えなければ、子供や主人の健康が心配です。
♡ 原発事故で昼夜活動している方々のことを、被害報道ではどこかに追いやられていますが作業員の方のご家族の心労に、心を向けなければと家族で話し合っています。何か、悪いことでもしたかのように、声を潜めて生活されているのではないでしょうか。ご家族の支えあっての日々の作業です。車で行き交う度に、そのことを思います。
♡ 将来設計を考えている役場の職員の疲労は、遅々として進まない国の計画で、小さな村では余りにも大きな負担で、提案すら出来ない苦悩が見えて、私たちも何も言えません。役場の人も同じ被災を受けているのですか・・・。小さな村の状況などテレビには映りません。現実は、深刻になる一方です。不安という言葉は禁句でしたが、今は、口に出さないと倒れてしまいます。
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被災者のお声(メール・お便り)
♡ 頑張っていたところに、出荷停止地域になり、力が抜けてしまった。踏んだり蹴ったりの追い打ち、全く先が見えない。これからどうなるのか、・・・・・。
♡ 大学に行っていた娘が、休学届けを出して戻ってきた。手付かずの家具や衣類・記念のアルバムなどを泣きながら片付けていましたが、今は、隣の家の手伝いにも出掛けています。落ち着いたら、医師を目指していた娘に早く戻してやりたいです。
♡ これからが先の長い再建や子供たちのための町作りが始まると話し合っています。何だか希望が出てきました。被災者じゃない、再建者ですから・・・。
♡ 広い体育館での生活にはプライバシーはありませんでした。かなりの人が退去された関係で空間が出来ましたので、家族単位でダンボールの仕切りが出来ましたので、安心しましたが、問題も起きてきました。病気や足腰に痛みのある方は、その仕切りの中で、ただ寝ているか、座っているだけになってしまい、孤独感や圧迫感に悩まされています。一つが解決するとまた難題が出るのですね。
♡ 自衛隊の方々の活動で、地域が維持されていることは感謝ですが、その疲労は見ていて分かります。きちんとした指揮の下での活動には、責任感がありますが、十分な休息はあるのでしょうか・・・。
♡ 東北地方の地震の影響で私の住む長野県の栄村では避難生活されている方がおります。農作業どころではありません。また地震は、地滑りや地盤沈下などの被害が出ているようです。
♡ 避難所から友達の好意で空き部屋を借りて生活しながら、時間を作り避難場所に出掛けております。疲れたら帰れますから、その時だけは動き回っています。お互いに声を掛け合いながら、次に繋がる気持ちが途切れない様にと願っています。
♡ わたしたちにとって、家畜は家族です。同じ屋根の下に暮らす家族という思いがありますので、畜産農家と言うくくりで理解されることは心外です。汚染地域だから避難せよ、立ち入り禁止と言われても、こころの整理がつかない。家族を捨てよ、見殺しにせよという事には、納得いかないのが、今の気持ちです。
♡ 新しい地域の絆が生まれようとしています。普段は頭を下げる程度から、今はお互いの気持ちを伝え合えるようになりつつあります。地域の集まりには積極的に参加しようと、主人と話し合っています。今までは、じいちゃん、ばあちゃん任せだったから。
♡ 地区の役員としてやっと活動できるようになったが、今までは避難場所での生活確保が重点だったが、今は、それぞれ親戚、知り合い等を頼って引越されたが、一番心配だった孤立、孤独という心の病が、疲れた体にのし掛かって来て、避難所の方が安心出来るので戻りたい、という人がいる。これから多くなるのではないかと、地域の役員会で、今後のことを話し合うことになった。辛いことです。
♡ 何処を見渡しても壊れた家と壊れた車の無残な姿に、早くこの瓦礫が取り除かれないかと思っていましたが、今度は、取り除かれることで自分も消し去られ、忘れられるのではないかと、思ってしまう自分がおります。不思議な気持ちです。
♡ 立ち入り禁止になってしまいました。家もあり、畑もあり、隣りの家も町も商店もそのままなのに、という気持ちを納得させるのに困っています。とりあえず親戚に来ていますが、子供の学校のことが心配です。
♡ 瓦礫の隙間から草や花が咲いているのを見ると、勇気付けられるのですが、今までのことが思い出されて、悲しみが深まり、先の見えない現実となって、希望や勇気の灯火を吹き消してしまいます。大勢の中に入るストレスから逃れるために傾いてはいますが、自分の家に戻ったのですが、散乱した家具や衣類、壊れた食器、壁についている濁流の跡に恐怖心が襲って来ます。自分勝手に戻ってきたためだろうか、とかを考えてしまいます。
♡ 子供たちが学校に行くようになって、残っているのは高齢者ばかりです。失礼な言い方ですが、「高齢社会」を見る思いがします。これが、私たちの地域なのですね。お元気なおばあちゃん方は、お掃除をしたり、ゴミの始末をしていますが、おじいちゃんはじっと座って、タバコをすっている姿には寂しさを感じてしまいました。
♡ 娘の学校にも福島や宮城からの転校生がいるそうです。子供たちは元気にしているようですが、ご両親の仕事が決まらず、不安定な日々の様子で、お気の毒です。
♡ 助かった感謝から、今は、家や友だちを失った悲しみが湧いてきてか、あの時一緒に死んだほうが良かった、と言い出す母を見つめています。
♡ 叔父から一時帰宅で牛を見てきたら、痩せていて本当に、原発事故が悔しい。総理大臣にこの牛の姿を見て欲しいとメールがありました。・・・。
被災された皆様、避難生活をされている皆様へ
✉ テレビや新聞で被災地や関東地方は日に何度となく余震があり、ご心痛のこととお察し申し上げます。同年の方のお姿を見るたびに、胸が苦しくなります。一日も早く穏やかな日々をお迎え下さいますように、お祈りしています。
兵庫県 今井ことよ
✉ 毎回、「つのぶえジャーナル」を頂き感謝申し上げます。今回の地震は、最初は強い揺
れがあり、余震は1、2度で大過なく過ごしております。ところが4月7日の深夜に地震があり、停電になりました。この「ジャーナル」は、私だけ読むのはもったいないので、教会の兄弟に差し上げております。・・・。 弘前 北岡一夫
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憲法第25条(国民の生存権と国の保障義務) すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
② 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
祈り
♡ 今までは緊張していて疲れは感じませんでしたが、疲れが出てきました。子供の寝顔が救いですが、不安も出てきて辛いです。・・・・。
♡ 心配していたバスケの友だちからメールがありました。私は、青森で被害がありませんでしたが、心配でイライラしていました。被害は凄いが頑張る。体育館は避難場所になっています、とのこと。
♡ メール有難うございました。八戸の海岸通りはほとんど家が流されたり、津波で家の中を水が通り抜けました。求道者の方の一名が被災され、今日お掃除の手伝いに行ってきました。お見舞いに歩いたりしていますが、ガソリンがないので大変です。名古屋の方にも地震がいかないといいですが・・・。なんだか静岡も地震があったりして心配です。ご心配かけました。こちらは皆無事です。有難うございました。
♡ 地震のあくる日は、帰宅の電車や新幹線に乗れない方や帰宅できない方で ホテルは満室でした。そして、今は 避難されてきた方や知人を訪ねる方などで満室です。お気持ち分かりますが、どうなさるのでしょうか。
♡ 被災所にいても恐怖に襲われ外に出られない。友達から送られてきたメールを何度も読み返して元気を貰って何とか今日を過ごします。
♡ NHKFMフアンですが、終日安否を尋ねる方々の名前が放送されていました。手掛かりを求めておられる皆様の願いが叶えられますように祈っています。終戦から数年の間でしょうか、「尋ね人の時間」と言うのがあったように記憶しています。あれ以来のことなのでしょう。それだけ、今回の被害の大きさ・深刻さを思い、心痛みます。希望を持ちましょう。
♡ 「ジャーナル」さん、PHを見ました。多くの方のお声がありましたので、私もメールします。祖父は東北・宮城から四国・愛媛に来たそうです。ですから、他人事ではありませんが、電気・ガス・水道の揃っている今、自分の中に罪悪感を感じています。でも、この地で支援活動をしようと思います。長い年月のかかることですから、そんな活動をします。
♡ わたしの避難所の中には300名ほどの方がおられますが、一人も視覚障害の方がおられません。どうしたのでしょう。この災害の中、一人で安全な所に辿り着くことなど不可能です。心配です。
♡ 保母さんコーナー?があって、子供たちにゲームや本で紙芝居などでお世話くださっています。幼い子供の笑い声は元気をくれます。
♡ 避難所にいる兄から、見えない先のことを考えると暗くなるが、今を頑張れば何とかなると、周りの人と話していると携帯にありました。・・・。
♡ 「ジャーナル」を見ている皆さん、力をください。
♡ 朝晩は寒いです。家はありませんが、とにかく休みたい!
♡ わたしたち大人のなすべきことは、子供たちが未来の夢を作るために、今頑張ることでしょう。
♡ 「ジャーナル」さん、早目の更新と皆さんの声を載せてくれて有り難う。「世田谷通信」さんのご意見、有り難う。確りと考えなければ・・・・。
♡ わたしはGフアンですが、どうしてあんなに自己中なのでしょう。G選手の意見がまったく聞こえてこないのが不思議。
♡ ・・・。日本という国は、外国から見て信頼されていることを知りました。改めて日本が好きになりました。
♡ 時間が経つにつれて段々と焦りと不安が出てきます。周りの人の声も小さくなり、医療関係者としては、辛いですね。願っている治療面の環境と現実が余りにも違いすぎて、精神的に疲れを感じます。出来ることをやるだけ。
♡ 畑のあったところにあるのは、瓦礫の山。仲間と今後を考えよう。何とかしなければと思うが、一人では耐えられない。力をください。
♡ 生徒が先生、頑張ろう!と駆け寄ってきた。
♡ またメールします。年寄りの疲労は限界か。それでも耐えている。すごい。
♡ 灯油が届いた。ありがたい。あたたかいお茶を飲むことが出来る。
♡ 被災者も地域行政の方も、医療関係者もボランテイアの方々も疲労の色は隠せません。自分の中に、先の見えない不安と焦りが怒りや憤りの気持ちが強くなっています。笑顔が消えています。
♡ 生きている喜びから、生きるための道しるべがほしい。
♡ 初めて支援の毛布が届きました。係りの人から、母のメモを貰いました。助かっていたと実感しました。夜の星はわたしには冷たいです。
♡ 被災地を去る人もいます。それを見送る人もいます。共にもう一度ここで会おうと言う約束をして、それを信じて! 何処にも行けない子供たちがいる。中国残留孤児のことを思い出した。きちんと引き取る里親制度を立ち上げてほしい。
♡ 被災地以外のナンバー車が多い。地元ではガソリン不足。細い瓦礫の道を走っている。帰りの車のガソリンはどうするのか。なにを考えているのか分らない。怒りを覚える!迷惑そのもの。空の車で帰るなら来てほしくない。瓦礫を詰めて帰れ!
♡ 主人も息子も毎日避難所から地域の活動に参加しています。髭も伸び放題、頭も汚れていますが笑顔で輝いています。
♡ 大勢の方と避難している母親ですが、テレビには大勢の人が死んでいるのにどうして、誰も死んでいないかのような画面なの?と友達を失った娘に聞かれて困りました。真実を伝えるのが報道なら、例え目を背ける様子でも、事実として伝えるのが亡くなった方への思いだと思います。数字ではなく、人間です。
♡ 空き巣に注意といわれても、動きようがありません。自警団みたいなのが早く組織されるなら参加しようと思っている。
♡ 時間は人間の醜さと美しさを表します。そんなことを思うようにまで落ち着いたことでしょうか。地域に生きるなんて嫌だと思って背を向けていましたが、年老いたおばあさんの、きょうもがんばるっぺのひと言が、この地域でもう一度頑張るぞ!にさせます。
♡ 苦難の中にあっても、小さな喜びをみつけることができますようにと、娘と遠くに見える山の緑を捜しています。まだありませんが、新芽は、膨らんでいると思っています。
♡ 故郷を離れて30年になるが、消え行く故郷の復興に何が出来るか真剣に考えている。今までの経験を思う存分生かすことで・・・・。
♡ 東北の桜は5月、立ち上がる時も5月。先を見つめて歩み出そう!
♡ 宮沢賢治の「雨にも負けず根性」で東北農民は再生するチャンスにします。
♡ 助かった喜びから今度はこれからの不安が襲って来ます。この話になると、無口になるか感情的になります。疲れ切っているのか、子供たちも元気ではありません。それが心配です。
♡ 誰が置いたのか知りませんが、入口のテーブルに一輪の花がありました。そのお気持ちがうれしくてメールしました。
♡ テレビのニュースを見るのが怖いです。深刻なものばかりで落ち込んだ気持ちにこれでもか!という感じ。
♡ この子供たちに美しい故郷を残したいと2月に生まれた子供を見ながら思っています。安心して眠っている顔を見ていると、涙が出てきます。挫けそうになる自分がなさけない。弱虫、泣き虫ですが、この子のために今は瓦礫と悲しみの町ですが、残ります。
♡ 今の若者は頼りない、手伝わない、自己中心などと言われていた彼らが、はにかみながら避難場所のゴミを片付けている。聞いたら、クラスメートと先輩とで話し合って「きれいにし隊」を作り、自分たちで腕章をして活動しているとのこと。本当は腕章などしたくないが、何をしているのかと疑われるのが嫌なのでしているとのこと。頼もしい中・高生にありがとう!
♡ 避難所の校庭にも春が近付いています。小さい新芽がありました。まだまだ本当に寒いですが、心に少しぬくもりを貰いました。
♡ 疲れが出てきました。体力も気持ちも緊張感から少し解放させれて来たからでしょう。ゆっくり休みたい。でも頑張ってくださいの言葉にイライラしています。
♡ 皆さん疲れているのか隣りの人も寝返りばかり、わたしもそうです。神経がぴりぴりしています。携帯の充電が出来るようになったのでうれしいです。またメールします。
♡ 愚痴、弱音メールです。読んでください。
♡ 三度目の息子の誕生日。家もない、じいちゃんもばあちゃんもいない。主人は友だちともう一度野菜作りに挑戦すると言う。わたしも賛成。立ち上がらなければ、と言う気持ちは生きる気持ちだから。
♡ 瓦礫の町なのに、みんなで協力すれば何とかなるという人が多い。生まれ育った町は宝だと言う。東京に行っていた友だちが帰って来た。親たちと一緒に頑張りたいと言う。故郷を離れてみて、心のより所だと思ったからと。
♡ この避難所に入って18日目になり、仲間の安否も分ってきた。外は何にも変らないが、仲間とこれからの身の振り方を話し合う。とにかく頑張るべ!が今の結論だ。
♡ わたしも緊張した気持ちも限界になり、無口になり、笑顔が消えてきた。頑張ってきたのに、先が見えない苛立ちが強くなって来た。お風呂に入りたい。
♡ 喜怒哀楽が消えてきた。やばい!「ジャーナル」への送信で何とかもっている。
♡ 洗濯も駄目、着替えの下着もない。生きていくための最低限ってなんですか。これからも「ジャーナル」さんへ愚痴送信します。
♡ 友人がこれからのことを心配して、単車で訪ねてきた。必要な物を詰めた箱の中に、「つのぶえジャーナル」と言う印刷物が入っていた。読んでみた。嬉しくなってメールします。友人がクリスチャンだと、今回始めて知った。
♡ 今は離れている友だちからのメールも、明るさとこれからもがんばろうね、と言うものが自然に多くなりました。私の中にもそのような思いが出てきたように思います。
♡ 従業員と工場を失ってしまった主人が無口になり、心配です。何でも前向きに考える人でしたから・・・。
♡ 今までは、助かったことを感謝していましたが、時間が経つと、子供の学校のこと、住む家、お父さんの仕事のことなどで、不安になります。地域の人も親戚や町が斡旋してくれる避難場所に別れて行きまして、何だか取り残されてしまった気分になります。まだ、自分の家のあったところを見る勇気はありません。
♡ これから福島で農業が出来るのか、本当に心配だ。放射能汚染と言われても、ピンとこない。おれだちが使う電力でない原発と考えてしまう自分がある。
♡ 注文販売の拡大でこれからを考えてきた矢先の出来事。お客さんから、頑張って!再開したら、また注文しますとメールが来るたびに、嬉しいやら、悔しいやら複雑だ。瓦礫の撤去の仕事で何とかお金を稼がねば生活できない。
♡ きれいなトイレに入りたい!
♡ 母の体力・意欲が衰えて来るのが悲しい。朝、目覚めて家の周りの散歩、花の苗を植える日を楽しみにしていた日々から、ただじっと座っている姿は、だんだん背中がまるくなって来た感じがする。何も出来ない朝を迎えるのが嫌だと言う。・・・。
♡ 少し感情的になっているかもしれませんが、TVの音楽番組では、かならず「故郷」が歌われるが、私たちには、残酷です。それを失っているのですから・・・。今は、イラ立ち、怒りが支配してしまっています。
♡ そうだ、頑張らなければ・・・と思ってきたが、今は、疲れた。頑張ってくださいの言葉から、少し逃げ出したい気持ちです。「ジャーナル」さんからは、返事がないのがうれしい。友人が届けてくれる5月号を待っています。
♡ 毎日のニュースで感覚が麻痺している自分がいる。私の所では、畑の種まきが始まった。風評で逆に品薄になるので頑張るようにと連絡があった。複雑な気持ちである。正直になれない。
♡ ガソリン不足で困っていると言うのに、被災地見物と分る車に腹が立つ。壊れた家の上で記念撮影もないだろう。恥を知れ!と叫んでいる。
♡ 外で遊べない子供たち、一日中、同じところにいるご老人、だんだん疲労は顔に出ている。何日もブラシをかけていない頭、ただじっとしている。普段はどうしていたのだろう。今まで、そんなこと考えても見なかった。
♡ 笑いも音楽もこころにひびいてこない。こころが死んでいる。
♡ 口蹄疫で牛を殺した。悲しく、悔しく、今もあの牛の悲しげな、恨めしそうなひとみが消えない。家を失い、畑を失い、海を失った。それ以上に、父や母、子供や友人の命を奪われた。こころに大きな傷を抱えるでしょう。でも、生きなければ・・・。人間って悲しい、そして、素晴らしいと信じている。
♡ 目の前にあるハウス野菜を食べることが出来ないのが悔しい。生活のためにスーパーで買うなんて考えてもいないこと。
♡ いつもの年なら、東北も春ですね!とメールするのに、そんな気分になれません。元気でね!の文字も入力できない。暗いニュースに押し潰されて何のエールも送信できない。同じ年のSちゃんの笑顔と不安そうな顔が娘を見ていると浮かんでくる。
♡ 昨晩の地震は自宅避難している私たち家族を恐怖に突き落とすものでした。ただひとかたまりになっていました。毎日続く余震に怯えていた日々。11日のあの恐ろしさではありません。初めて、死の恐怖に襲われました。「ジャーナル」さんにでもメールすれば少しは落ち着けるかと思いましたが、今も振るえが止まりません。もう10時間も経っているのに・・・・。お祈りください。
♡ 目に見えない放射能汚染の恐怖はニュースで知る度に、こんな危険の隣りに今まで生活して来たのかと思うと、言い知れぬ怯えを感じてしまいます。原発反対のことも知らないで育ち、その恩恵で町が成り立ってきたことも事実ですが、どうにもならない町の状態を救ったのも東京電力の経済効果がありました。それで、公共施設の運営も可能になりましたが、これから子供の成長、健康のことを考えると、家族と中国からの研修生の働きで行ってきた栽培農家として判断は出来ません。今は、一日も早く収束されることを願う日々です。頑張りますの気持ちが最近しぼんできました。
♡ 沈んだ気持ちでは、次に進めない。自分の中に大きな幻を描いて立ち上がろうと言う機運が出てきた。東北人魂なんていうものがあるなら、それに賭けてみようと思う。
♡ 主人が福島の災害復興のために一週間行きます。今までは、他人事のような放射線事故や数値がとても気になり、不安でいっぱいです。身勝手な自分が情けないです。
♡ 最近、頑張ろう、頑張っての言葉で押し潰されそうになり、胸が苦しくなったり、吐き気がしてきます。避難所の人も疲れ切っています。
♡ 不協和音で始まる行政の報道、地震速報に伴う原発の解説、本当に疲れます。余震とはいえない大きな揺れ。日に何度流れる被災地の状況。原発の状況。もう堪らない。参ってしまいます。梅の花が咲き、りんごの花が咲くところに戻りたい。
皆で生きて行きましょう。
必要な物が早く届きますように願っています。
暖かい春が早くきますように。 千葉 金田好美
「どうか希望を失うことなく、力強く生き抜いてください。望みを繋ぎましょう」。眠れなかったり、体調を崩す方もこの寒い時期ですから、多いに違いありません。言葉にならないほどの惨状です。主を真近に感じ、苦しみの中でも望みを捨てないで頂きたいです。
奈良 中谷リツ子
毎日家族で、被災された方・原発事故で避難された方のニュースを見聞きし、話合っています。また、その辛さを思い、涙しています。今、私にできることは私の持ち場でやれることをやること。被災された方を思い、節電・節水・節約に努めています。計画停電になり、ロウソクの光で食事をすることもあります。被災された方々には申し訳ないのですが、今を感謝しています。決して忘れません。
埼玉 篠田明子
埼玉 篠田明子
あの家畜の伝染病被害で育てて来た牛の殺処分で、全てを失った気持ちで過ごしてきましたが、今回の東北・関東の被害には、言葉を失い、また当時のことがよみがえってきた。この「ジャーナル」を見て居られる方の中に、直接、間接に関係なく大きな被害と悲しみ中にある方もおられると思う。大勢の人に励ましの言葉をもらった。頑張ろうと言う気持ちにもさせられたが、風評と言う得体のしれないものに、振り回されたが、わたしは「ジャーナル」さんに結びついていたので、支えられた。
仲間があり、家族がささえになったが、それを失った皆さん、その気持ちを少しですが理解出来る者がいることを忘れないでください。 宮崎 土肥正夫
今年は冬が長く、3月になっても雪が舞ったり積もったりしています。春がなかなか来ないように思う中、蕾の膨らみを見ながら春は必ずやってくる事を思わせられます。被災地にある方々にも春は来ます。希望を持ち続けること。その希望を現実のものとするのに必要な手だてを整えること。一人一人が想像力を豊かにかき立てて取り組むことではないかと思っています。
被災地にいて思ったことは、情報があまりに少ないことです。被害の大きいところ、人口密度の高いところ、こんな場所はニュースでも取り上げられます。しかし、人口密度が低く、被害が比較的少ない場所の情報は出てきません。被害が少なくても被害はあったのです。忘れ去られることで、実質的にも心理的にも被災は続きます。決して忘れず、覚え続けることが、被災地域を支える事になると思います。
被災された方々から数々の支援の手をさしのべて頂き、私達は旅行先から戻ることが出来ました。困難な中にあって自然に手をさしのべて頂けたこと、初対面で自宅に泊めて頂いた方、食事を手配して下さる方、励ましの言葉をかけて下さる方、多くの方々に助けられました。言葉が単なる記号として飛び交うのではなく、意味のある温かいものとして声を掛け声を掛けられる中で、一体感が生まれて来ました。(震災を期に「一致」を訴える教会の言葉は実体のない空虚なものを感じました)
自宅に戻り心ない人の言葉に傷つきました。ネット社会の不確かな情報に依存した発言が、実際に情報をもっている人や被災者を傷つけます。ネット社会は本質的には仮想社会で実体とは乖離しています。ネット社会を現実に持ち込むのは、価値観の押しつけに他なりません。情報の真偽を判断するスキルがなければ情報に振り回されて過ちを犯します。
「無事」「安心した」「大丈夫?」「今後は?」「大変でしょう」これらの言葉は、被災地にあっては意味が変わっています。言葉には感情があります。被災地では感情が籠もっています。感情を伴って使われている言葉が感情抜きの「記号」として使われる時、虚しさを通り越して腹立たしさを引き起こします。想像力をかき立て、相手を見ながら言葉を使って頂きたいと感じました。被災地から戻った私達も、想像力を失わずに、状況を見つめ、出来る範囲で出来ることを為していこうと思います。
滋賀 横田岳人
被災地にいて思ったことは、情報があまりに少ないことです。被害の大きいところ、人口密度の高いところ、こんな場所はニュースでも取り上げられます。しかし、人口密度が低く、被害が比較的少ない場所の情報は出てきません。被害が少なくても被害はあったのです。忘れ去られることで、実質的にも心理的にも被災は続きます。決して忘れず、覚え続けることが、被災地域を支える事になると思います。
被災された方々から数々の支援の手をさしのべて頂き、私達は旅行先から戻ることが出来ました。困難な中にあって自然に手をさしのべて頂けたこと、初対面で自宅に泊めて頂いた方、食事を手配して下さる方、励ましの言葉をかけて下さる方、多くの方々に助けられました。言葉が単なる記号として飛び交うのではなく、意味のある温かいものとして声を掛け声を掛けられる中で、一体感が生まれて来ました。(震災を期に「一致」を訴える教会の言葉は実体のない空虚なものを感じました)
自宅に戻り心ない人の言葉に傷つきました。ネット社会の不確かな情報に依存した発言が、実際に情報をもっている人や被災者を傷つけます。ネット社会は本質的には仮想社会で実体とは乖離しています。ネット社会を現実に持ち込むのは、価値観の押しつけに他なりません。情報の真偽を判断するスキルがなければ情報に振り回されて過ちを犯します。
「無事」「安心した」「大丈夫?」「今後は?」「大変でしょう」これらの言葉は、被災地にあっては意味が変わっています。言葉には感情があります。被災地では感情が籠もっています。感情を伴って使われている言葉が感情抜きの「記号」として使われる時、虚しさを通り越して腹立たしさを引き起こします。想像力をかき立て、相手を見ながら言葉を使って頂きたいと感じました。被災地から戻った私達も、想像力を失わずに、状況を見つめ、出来る範囲で出来ることを為していこうと思います。
滋賀 横田岳人
ある時期、仙台、とりわけ荒浜地区、亘理、松島、石巻・・・は、私には、かけがえのない地であります。ただ今は、揺るぎない希望を持って生きるのみです。主によって許される限り。 東京 橋本一夫
この甚大な被災地は、かつて家族と遊び、トラクトを配った地です。余りの変わりように何も考えられない日々を過ごしています。瞼を閉じると浮かぶのは、美しい三陸海岸沿いの家々です。 愛知 清水賢治
地震と津波の宮城の方々、福島の方々はそれに加えて原発事故と追い討ちのようなことが次々と起こり、悲しくなります。阪神・淡路を経験し者として、お慰めする言葉がありませんが、今思い出すことは、多くの人に覚えられていることが力になりました。私も忘れません。
兵庫 大西光子
兵庫 大西光子
この出来事に、思っていることをどう言葉に現したらよいか分からずにいる人もいます。心を閉ざしている人は苦しいでしょうね。朝はちゃんと起きたのに・・・・、どうして?
どうなったの? この混乱をしっかりと受け止めます。
大阪 横山美智子
祈 り
=「つのぶえジャーナル」にメールや電話をくださった方々のお声です=
寒いです。暗いです。不安です。助かりましたが、悲しいです。失ったもの、奪われたものが余りにも多すぎます。悲しい。(3/12)
5ヶ月の子供が泣き疲れて、わたしの腕の中で眠っています。無力な母でゴメン!(3/12)
部活の友だちがいない。危険で捜すことも出来ない。携帯の返事もない。返事をくれ!!(3/12)
ジャーナルさんを見ている方、ニュースを見ていてください。(3/13)
頑張ります!(3/13)
友人が歩いて安否の確認に来てくれた。うれしい(3/13)
食べ物、水がほしい。寒い!(3/13)
やっと避難所に来たが、近所の人が誰もいない。(3/13)
独り取り残されてしまいました。悲しい。(3/14)
父の薬がなくなりつつあり、助けてください。(3/14)
ジャーナルを見ている方、お祈りください。頑張ります。(3/14)
余震が怖いです。助けてください。(3/14)
石原知事の「天罰」発言。謝罪して済むのか。許せない!!(3/15)
何も出来ない自分が情けない。無力感に襲われている。(3/15)
土曜日の夜中の揺れは強くて怖くて眠れませんでした。連日報道されている東北地方の惨状は、本当に心が痛みます。自分に何ができるかと問うと、祈ることが一番大切と思っております。学校でも、児童会で救援物資を集めたり募金をしたり、JR駅前では高校生が募金のお願いをしていました。主婦として節電したりしています。小さなことでも何かしたいという思いを届けたいです。被災者のインフルエンザが気になります。(3/15)
祖母が避難所で多くの人にみとられて亡なりました。悲しいです。(3/15)
情報がない。届かない。(3/15)
福島の友人の安否が分らない(3/16)
とにかく悲しい!!!(3/16)
祈 り
天の父よ。まことのひくき心と悔い改めとをもって帰って来るすべてのものを、あなたはあわれみ深く待っておられます。今、あなたの助けを求めるこの小さいしもべの祈りをきいてください。この朝わたしは新しい一日の生活に向かっておおしく出発しましたが、今はここに恥ずかしい思いでひれ伏しています。わたしの心はなすべきことをしなかったこと、なすべきでないことをしたことを思い出して重荷に悩んでいます。
神よ、どうかあなたのいやしときよめのみ力をもう一度送ってください。そしてわたしがもう一度、わが主イエス・キリストを通してあなたから与えられた救いをしっかりととらえることができますように。
わたしのいつわりの心と曲がった思いを
故意に口にした暴言を
嫉妬と羨望に満ちたまなざしを
悪事をよろこび、真理をよろこばない耳を
汚れた手を、さ迷い歩く足を
高慢な態度を 神よ、どうかおゆるしください。
「もし、罪がないと言うなら、それは自分をあざむくことである」。
全能の神、潔さと恵みのみ霊よ、わたしは当然赦していただく資格があると思って、あなたの赦しを願うのではありません。ただ自分の身をあなたのかぎりない愛に投げかけるだけです。
わたしは、どんな功績や手柄をほめることもできません。
わたしは、さけることのできない事情をたてにとることもできません。
わたしは、性格の弱さを弁解することもできません。
わたしは、自分の出会ったこころみの強さを口実にすることもできません。
わたしは、わたしを迷わせた他人のいざないにかこつけることもできません。
わたしが言えることはただ一つです。
わか主、み子イエス・キリストのゆえに、 アーメン
ジョン・ベイリー「朝の祈り 夜の祈り」 写真:わが家のつた
祈 り
わたしたちの教会の祈祷会では、聖書の学びの後、今気になることを自由に話し合い、それぞれがお祈りします。わたしたちの教会も子供たちは都会に出て行きますから、自然にその子供たちのことが教会の祈りになっています。数ヶ月前ですが、ある姉妹が、私が気になることは、元気そうにしている若者の笑顔に、力が感じられないと言うのです。そういえば、テレビからですが笑顔の後の何ともいえない淋しそうな顔に祈らなければ、と思わされました。それから一人の祈りの時は、人々に笑顔をお与え下さい、と祈ることにしました。それが、わたしの社会に仕えることだと思うようにしています。・・・。
茨城県 I・Tさん
愛
恐れなきこころがある
とかす力である
そだつるふしぎである 信仰詩集「貧しき信徒」 八木重吉
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憲法第25条(国民の生存権と国の保障義務) すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
② 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
私は今高3です。大学を目指していましたが経済的な理由で、就職することにしました。針路変更したのが最近なので、就職の厳しさは、受験とは比べられないことを知らされました。大学なら、何校でも受検出来ますが、就職先はこちらでは選べません。担当の先生も、こんなに厳しいのは経験したことがないと言われます。地元では働く場所がありませんので、都会になると思いますが、慣れないところに出るのはとても不安です。最近、両親も無口になりました。とくに高校生の厳しい就職についてのテレビのニュースのときはそうです。
学校で就職した先輩たちの体験談を聞く時間がありました。私の高校は普通校ですから、資格を取るコースはありません。参考になったのは、一年浪人したつもりで、何かの資格を取ると良いと言う話しでした。予備校ではなく、いろいろ取れる方法があるから自分にあった資格を取る勉強方法があると知らされ、少し安心しています。先生や両親に相談してみようかなあ、と今思っています。今の苦労は将来の宝になる、と言うような言葉を何かのときに聞いたことを思い出しました。
大分県 S・Sさん
あした
まちであった かあさんと子ども
ちらと聞いたは 「あした」
まちのはては 夕やけ小やけ
春の近さも 知れる日。
なぜかわたしも うれしくなって
思ってきたは 「あした」
(金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと)より
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憲法第25条(国民の生存権と国の保障義務) すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
② 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
祈 り
わたしの行いが、この世の中を少しでも人びとの住みよい場所にすることがでる場合には、それを行い、わたしの言葉が、落胆している人びとの心をなぐさめ、弱い意志をふるいたたすことのできる場合には、わたしの祈りが、キリストのみ国をひろくすることができる場合には、それを祈ることができますように。
主よ、この日
私に親切な心をお与えください。
苦しみにたえる心を与えてください。
慈愛をお与えてください。
貞潔をお与えください。
私の言葉に誠実を与えてください。
課せられたつとめに対する勤勉をお与えください。
J.ベイリー著
「朝の祈り 夜の祈り」より
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憲法第25条(国民の生存権と国の保障義務) すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
② 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
祈 り
主の御名を賛美いたします
家業をやめて12年になりました。ご無沙汰ばかり致しております。こうして私たち夫婦に安否のメールを下さり心からお礼を申し上げます。痛みとの戦いの生活の中でも頑張っておられると承知しています。私たちのこの頃は、何とか納まっておりますが、少し無理をするともういけません。何とか車で礼拝には行けましても、帰ってきては、倒れるように家内とぼーっとしてしまいます。教会に行くのも辛くなってきました。他の用事で外出等をしてくると、2、3日体に堪えてすっかり体調を崩してしまいます。日々体調を心配しているまるで隠遁の生活で、事があると嵐よ過ぎ去れとばかり身を縮めております。
家内はまだアフタケアーで1ヶ月ごとの通院、私はどこか悪くなるのではないか気になり一週間ごとの通院治療。入院中の息子からは一向に連絡がなく、家内が1カ月ごとに病院に行って会ってくるのですが、もう癈人の如くいろいろ問うても目もうつろにして答がないようです。若い時は、勝手気ままに振る舞い、気に食わなければ家族に暴力を振るい、私たちは毎日が怯える生活でした。何度も何度も、子供を殺して自分も死のうと考えたことか。そんな息子も47歳。私たちもこうなればこうなったで、また心配事が絶えず眠りを妨げます。どうしてよいのかまったく分かりません。
すみません、どうか彼のために祈ってやって下さい。くれぐれもお体を大切に主の豊かなるみ恵みを祈りつつ。
(この文章は、お許しを頂いて掲載しています。心の病の子供を抱えている方に、苦しんでいるのはあなた方だけではないことを知ってもらうために、使ってくださいとのお許しです)
岐阜県 M・Mさん
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憲法第25条(国民の生存権と国の保障義務) すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
② 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
祈 り
恵みにみちた神、主に栄光あれ。あなたはふたたび闇から光を出し、朝をもう一度あらわしてくださいました。あなたが、わたしに健康と活気をあたえて、新しい日の勤めとわざにつかわしてくださることを感謝いたします。太陽のかがやく時のあいだ、わたしとともの歩んで、すべての悪の道から守ってください。そうすれば夜になったとき、わたしは恥じのために頭をかくさずにすむのです。
恵みをもってわたしを僕として召された主よ、わたしはこの日、あなたのどんな小さなご命令にも従いたく願います。あなたのきよいみ心をかけめなく満たすために、修練を怠らないような精神をお与え下さい。
わたしが心の刃先をとぎすますことができますように。
わたしがすなおな、真実な思いをもつことができますように。
わたしが感情を制御することができますように。
わたしがつよい意志をもつことができますように。
わたしが調和のとれた、健康なからだをもつことができますように。
ご自身をおつかわしになった方のみこころをおこなうことを食物とされら主を、わたしが覚えることができますように。
ぶどう園の主よ。わたしは、さまざまな召命にしたがって熱心に忠実にあなたに仕えよう
と願っているすべての人びとのために祈ります。かれらはそれぞれに分け与えられたこの
世の重荷を負い、単純な、正しい心をもって一日の努めに立ち向かおうとしています。
工場や鉱山にはたらく人びとのために
市場で売り買いする人びとのために
頭脳を用いて働く人びとのために
ペンをもって働く人びとのために
家族の世話をする人びとのために
主よ、わたしは祈ります。
あ なたの大いなるあわれみによって、わたしたち、ひとりびとりにおそいかかるこころ
みから救い、永遠の生命を与えてください。聖なる十字架の力によって。 アーメン
J.ベイリー著
「朝の祈り 夜の祈り」より
祈 り
わたしは地方の老健施設で働いています。夫と二人子供がいます。この仕事は中学の時からの夢でした。とても充実した日々を過ごしています。ニュースでは老人施設の暗い部分、劣悪な労働条件などが伝えられていますが、同じ仕事をしている多くの仲間には笑顔があると信じています。わたしはいろいろの問題は解決できると思っています。「孤独・孤立」という言葉がありますが、わたしの感じでは、老健施設そのものが、地域から、社会から「孤立・孤独」の中にあると思います。地域の老健においられる方々は、つい最近まで道でお目にかかっている方々です。わたしたちも努力しますから、どうか覗きに来てください。お元気な姿や笑顔になったと感じてくださるだけで、勇気もやる気も元気も湧いてきます。わたしの施設は2ヶ月に1回、地域の老人会の集まり会の会場に利用していただいています。
わたしの祈りは、地域が育てる「老人施設」になることです。頑張ります。
和歌山県S・Kさんのお便りから
芝草
名は芝草というけれど、
その名をよんだことはない。
それはほんとにつまらない、
みちの上まではみ出して、
力いっぱいりきんでも、
とてもぬけない、つよい草。
げんげは紅い花がさく、
すみれは葉までやさしいよ。
かんざし草はかんざしに、
京びななんかはふえになる。
けれどももしか野原っぱが、
そんな草たちばかしなら、
くたびれたときわたしらは、
どこへ腰かけ、どこへねよう。
青い、丈夫な、やわらかな、
たのしいねどこよ、芝草よ。
(金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと)より
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憲法第25条(国民の生存権と国の保障義務) すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
② 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
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緑を大切に!
書籍紹介
エネルギー技術の
社会意思決定
日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授
「本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
共著者・編者
鈴木達治郎
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント
スーザン・ハント
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
鈴木英昭著
「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円