2023年7月号
№193
号
通巻877号
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その愛のゆえに
=時々の記=
(89)
7月16日
今、主人が三重大学病院から無事に帰ってきました。今回も検査の結果異常なしといっていただき喜んで帰ってきました。感謝です。
7月26日
この暑さです。クーラーは必須です。朝顔たちから元気を少しだけ貰っています。最近は、讃美歌第二編でよく賛美するようになりました。その中でも、「キリストには変えられません」(讃美歌第二編195番)に目が止まりました。この讃美歌は40年前、私が教会音楽研究会で、東京の明治学院のチャペルで講習を受けに行った際、大きなチャペルでうたったものです。「キリストには変えられません。世の宝もまた富もこのお方が私に代わって死んだゆえです」。これを賛美しているとはらはらと涙が零れ落ちてきました。周りで賛美している方たちの声も震えていました。
若いころに触れた讃美歌。今だに同じ思いで新鮮です。どうしてもこの世の目に見えるものにとらわれてしまうことの多いものですが、しばし讃美歌に触れ、そのことを忘れることのない様にと願っています。信仰の弱さを祈る毎日です。
8月3日
明日は日曜日ですが山添村の全体の墓掃除、午後からは草刈り、火曜日には井戸掃除、金曜日には村の道の草刈と忙しい日が続きます。どうしてもこのような田舎では仏教行事のかかわりが強く、盆が来るのに、草を刈っていないととても非難されます。田舎で暮らしていく厳しさをいつもこの時期になると感じさせられるのです。主人と、地域社会との絆を保つことは信仰の戦いの中で、キリスト者として証しの場として、出来ることと出来ないことをきちんとしつつ、出来ることには一生懸命、社会奉仕としてやりたいね、と話し合っています。背を向け孤立するのは簡単ですが、無責任はいけませんから・・・。
8月5日
真夏の到来を予感させる大気の状態が非常に不安定で、午後からつい先ほどまでおよそ4時間にわたって激しい雷、雨がバケツをひっくり返すほどに降りまして、停電もしてしまいました。家の中は真昼だというのに真っ暗。ご飯もうまく炊けませんでした。
当たり前に思っている生活。電気が切れるだけでこのように不便な生活になってしまいます。蝉たちが、雨が上がってうれしいというように鳴き始めました。今年のセミたちの鳴き声は少し悲しげです。あまりにも暑くて異常な天気で苦しいのかもしれませんね。
悲しい原爆投下のニュースが私たちに平和の尊さを教えてくれます。私たちの力は弱く小さいですが、訴え続ける責任があります。
早々と、わが背丈なるミニトマト。
丈をなす、草の深きに夏アザミ。
森の精現るるかの合歓(ねむ)の花。
一団地包み、万緑広ごれる。 馬場路哉
8月14日
10日、兄の介護を受けて生活していた母が、倒れて骨折、救急車で搬送されました、手術を受けなければならない状態でしたが、様子を見るために入院を申し出たのですが、ここは治療を前提に受け入れる病院で、様子を見るなら、いったん帰宅してくださいとわれ、手術を前提に入院手続きをしましたが、主治医から非常に危険な状態であると言われました。正直、ショックでした。主にある方々のお祈りに支えられております。
馬場暁美
(上野緑ヶ丘教会員)
=時々の記=
(89)
7月16日
今、主人が三重大学病院から無事に帰ってきました。今回も検査の結果異常なしといっていただき喜んで帰ってきました。感謝です。
7月26日
この暑さです。クーラーは必須です。朝顔たちから元気を少しだけ貰っています。最近は、讃美歌第二編でよく賛美するようになりました。その中でも、「キリストには変えられません」(讃美歌第二編195番)に目が止まりました。この讃美歌は40年前、私が教会音楽研究会で、東京の明治学院のチャペルで講習を受けに行った際、大きなチャペルでうたったものです。「キリストには変えられません。世の宝もまた富もこのお方が私に代わって死んだゆえです」。これを賛美しているとはらはらと涙が零れ落ちてきました。周りで賛美している方たちの声も震えていました。
若いころに触れた讃美歌。今だに同じ思いで新鮮です。どうしてもこの世の目に見えるものにとらわれてしまうことの多いものですが、しばし讃美歌に触れ、そのことを忘れることのない様にと願っています。信仰の弱さを祈る毎日です。
8月3日
明日は日曜日ですが山添村の全体の墓掃除、午後からは草刈り、火曜日には井戸掃除、金曜日には村の道の草刈と忙しい日が続きます。どうしてもこのような田舎では仏教行事のかかわりが強く、盆が来るのに、草を刈っていないととても非難されます。田舎で暮らしていく厳しさをいつもこの時期になると感じさせられるのです。主人と、地域社会との絆を保つことは信仰の戦いの中で、キリスト者として証しの場として、出来ることと出来ないことをきちんとしつつ、出来ることには一生懸命、社会奉仕としてやりたいね、と話し合っています。背を向け孤立するのは簡単ですが、無責任はいけませんから・・・。
8月5日
真夏の到来を予感させる大気の状態が非常に不安定で、午後からつい先ほどまでおよそ4時間にわたって激しい雷、雨がバケツをひっくり返すほどに降りまして、停電もしてしまいました。家の中は真昼だというのに真っ暗。ご飯もうまく炊けませんでした。
当たり前に思っている生活。電気が切れるだけでこのように不便な生活になってしまいます。蝉たちが、雨が上がってうれしいというように鳴き始めました。今年のセミたちの鳴き声は少し悲しげです。あまりにも暑くて異常な天気で苦しいのかもしれませんね。
悲しい原爆投下のニュースが私たちに平和の尊さを教えてくれます。私たちの力は弱く小さいですが、訴え続ける責任があります。
早々と、わが背丈なるミニトマト。
丈をなす、草の深きに夏アザミ。
森の精現るるかの合歓(ねむ)の花。
一団地包み、万緑広ごれる。 馬場路哉
8月14日
10日、兄の介護を受けて生活していた母が、倒れて骨折、救急車で搬送されました、手術を受けなければならない状態でしたが、様子を見るために入院を申し出たのですが、ここは治療を前提に受け入れる病院で、様子を見るなら、いったん帰宅してくださいとわれ、手術を前提に入院手続きをしましたが、主治医から非常に危険な状態であると言われました。正直、ショックでした。主にある方々のお祈りに支えられております。
馬場暁美
(上野緑ヶ丘教会員)
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緑を大切に!
書籍紹介
エネルギー技術の
社会意思決定
日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授
「本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
共著者・編者
鈴木達治郎
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント
スーザン・ハント
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
鈴木英昭著
「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円