[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
その愛のゆえに
=時々の記=
(92)
10月13日
また、大型の台風がやって来ています。こちらは雨が激しいです。母への見舞いは、私の運転では名阪が危険なので、主人が送迎してくれるとのことで、感謝です。母にそのことを伝えると、無口だけれど信頼を置ける人ですねと、そのような言葉が返ってきました。それに加えてどのようなときも真心を持って接しなければいけません、と言われました。きっと神様の愛を謙虚に受け止めなさいということだと感じました。母から信仰の尊さを知らされます。
10月17日
昨日から急に冷え込んできました。さっそくストーブを出したり、こたつ布団を出したりと冬支度の始まりです。
秋晴れに讃美歌、歌ふ施設かな。
青空にコスモス映ゆる日を迎ふ。
バイオリン切々として秋深む。
樫落ち葉掃きし路傍を眺めけり。
木斛(もっこく)の鈴なりの実の日を受くる。 馬場路哉
最近主人はとても協力して台所で食事の準備の手伝いをしてくれます。今になって主婦の大変さを知ったようです。
10月26日
台風が去り、こちらも急に寒くなってきました。
秋嶺や砥がれる嶺と丸き嶺。
峡の家石垣の上シオン揺れ。
先駆けて漆紅葉の鮮やかに。
樫の枝払われ路の爽やかに。
秋澄むや室内楽を楽しめる。 馬場路哉
11月5日
秋の深まりを感じます。家の庭のさざんかが花をつけています。南天の実も赤く色づいてきました。
爽やかや三つ星仰ぐ朝散歩。
高々と大きなアケビ掛かりをり。
鈴の音に似て澄みにけり虫の声。
曼珠沙華炎の消ゆるかに果つる。
小鳥来て妙なる調べ聞かせをり。 馬場路哉
昨日は母のお見舞いに、父が牧師として働いていた高知教会時代の方が来てくださいました。今は
紅葉が陽光を浴びて輝いて見えるのは、人生の終焉を迎えている祖母がとても充実した笑顔で迎えてくれるからかもしれません。なかなか会いに行けず申し訳ない気持ちで、先日も行きました。食事を摂れているせいか、顔色も良くて「倹約ばかりしてないで会いに来て沢山話ししよう」と夏には話していたのに、「近くに住んでるんだね」「会いに来てくれるの嬉しいよ」と、話すので胸が一杯になり元気な祖母に会えたことを嬉しく思います。
母はこの2か月ちょっとの間、献身的に食事の介助に通い詰めています。65歳になるのに体力も時間も繰り合わせて通う姿は勤めていた頃を思い出します。タフだとは思いますが、何事にも懸命に取り組む姿には見習わなければならない所が多く反省しきりです。
ジャーナルに投稿されていらっしゃる方々も介護や看病等に携わったり、また
闘病や思い通りにいかない子育てに手をやいていらっしゃる方も多いですね。
皆さんを力づけたり、励ます労力は大変なものと思われますが、その一言によって生かされ勇気を貰われる方は幸いですね。東北楽天が優勝しました。田中将大選手の活躍が東北に笑顔をもたらしたように思います。震災後 家族が離れて暮らす方々も心温まる年末を過ごして頂きたいと願っています。
奈良県 N・Rさん
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」