2023年7月号
№193
号
通巻877号
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その愛のゆえに
=時々の記=
(24)
1月16日
検査の結果、骨が少しずつ再生しているとのこと。ギブスをはめずに安静を保っていただけですから、すっきりと元のように戻るには時間がかかるようです。お医者様もびっくりするほど、リハビリ(筋肉)に励み過ぎたようです。あと1と月、松葉杖(右足は下ろせない)を使う必要があります。でも、今日許可されたことは、車の運転です。三重大病院からの帰りは私に代わって、久しぶりに車の運転をしてくれました。映る景色が運転できる嬉しさで、よく見えるようでした。これからは、近いところをドライブに出かけられるといって喜んでいました。何とかここまでこぎつくことができました。神様はこのような悩み多き者たちをもお見捨てにならないで、今日まで生かされていることに感謝しています。
1月18日
…。少しずつ自分の力で出来ることが増えるということは、喜びですね。与えられるより与えるものの方が喜びが大きいとは、このことなのですね。今では自分の食べた後の食器を洗えるようになって、嬉しいと言っています。厳しい寒波が続いています。朝の散歩は、身を切られる寒さの中を、よ~しと大きく掛け声をかけて出発です。こんな寒さの中にも、じっと目を凝らして見ると梅が蕾を付け出しています。また、川辺では、タンポポが黄色い花を咲かせています。もうそこまで、春がやってきているのです。寒さに耐えて咲く春の花のように私たちも、この冬枯れの時期を忍耐して待つことができますように祈るものです。
1月22日
昨日は、15センチもの雪が降り、大わらわでした。雪国の方の苦労がよくわかりました。雪かきだけでくたくたになりました。
1月28日
昨日、無事会員総会が終わりました。予算も何とかクリアできました。でもあくまで予算です。皆が信仰を維持してこの1年まっとうできるように二人で祈りました。小さな集まりですが、神様がそんな教会を守り導いて下さっていますことを改めて、感謝いたします。53回目の会員総会でした。私が、ちょうど小学1年生の時上野に来たことを思い出していました。教会が立てられるなんて夢でした。私たち家族に残されたもの、目に見えるものですが、それは、この教会です。私にとって、ここ教会が実家です。
教会に行く前に母を見舞いました。日曜日であることも忘れていました。隋分弱っていました。母は、今が とても幸せそうです。誰にも気を使わなくてよいからです。牧師婦人として母はとても気を使っていました。お疲れ様と言葉をかけて弱っている母に後ろ髪を引かれる思いで、さようならと挨拶してきました。もうすでに母は天国にいるのと同じです。よくここまで私たちを祈りの中で導いてくれたと胸がいっぱいになりました。
2月3日
…。寒さに弱い私は、冬眠生活が長くなります。今も冬眠中です。今朝、何時ものように散歩にでかけましたが、またまたの大雪に驚きながらも、犬たちに誘導されつつ何とか無事に帰ることができました。その後、家の周りの道の雪かきを、3時間ほどかけてしました。汗がびっしょりでました。とにかく凍結する前に雪かきを終えておかないと大変です。一歩も外に出られなくなります。疲れてなにもする気力がでません。やはり冬眠中だからでしょう。早く春が来て欲しいと待っています。そんなわけで今日は車での外出はできないので、教会の礼拝も休まなければなりませんでした。主人に説教のテープを送ってくださる小野田先生の説教を二人で静かに聞きました。感謝です。…。
2月5日
2月号のつのぶえジャーナルが届きました。多くの方がこのジャーナルを開いていること感謝ですね。昨日、雪がとけ、10日振りに山添村から外へ出て行きました。主人は、6時間の間、車の中で、私の仕事が済むまで待っていてくれました。私の用事とは、退職した教職員の会のお世話役をしていまして、昨日は音楽の研修(歌声広場)をしました。88歳の方も来てくださり、おおよそ、90人で昔の国民唱歌などを交えながら、楽しくすごせました。大和高田まで、名阪と西名阪を利用して、約1時間半。ところどころ雪が残っていました。主人は、車の中で、今話題の亀山さんの訳した、「カラマーゾフの兄弟」を読み直していたとのこと、とてもわかりやすいと喜んでいます。わたしは、とても、その分厚い本は今は、気力的に読むことはできません。とにかく歩くことが不便になったので、主人は今読書にはまっています。早く歩けるようにと祈っています。
馬場暁美
(上野緑ヶ丘教会員)
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緑を大切に!
書籍紹介
エネルギー技術の
社会意思決定
日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授
「本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
共著者・編者
鈴木達治郎
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント
スーザン・ハント
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
鈴木英昭著
「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円