[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
その愛のゆえに
=時々の記=
(96)
2月14日
こちらは今朝から、大雪に見舞われています。名阪国道も上下線とも通行止めになっています。大雪警報が奈良県全体に出ていました。JRも関西線は不通です。明日もまだ晴れ間が出ないとか。困り果てています。でも、このような大雪に見舞われて初めて、申し訳ないことに雪国の方たちの冬のご苦労がわかる者です。深く反省することしきりです。冬きたりなば春遠からじという言葉がありますが、春がなかなか来てくれない
2月17日
困難に耐えし、日数や春めきぬ。
早々と畑点々と草青む。
竹藪をいくつか過ぎて、梅探る。(月ヶ瀬にて。)
山の上残照白く日脚伸ぶ。
如月や、首と足には物を巻き。
海の色なせる若布を買い求む。 馬場路哉
このような雪の中でも主人は
2月28日
暖かい春の日差しの中、本日、ジャーナル3月号をお届け頂きました。
亡き母の誕生日(2月28日)でしたので、母からのプレゼントのようで一層嬉しく受け取りました。もう亡くなって二ケ月が過ぎますのに、夜空を見上げては、母に話しかけている毎日です。
ジャーナルでは多くの皆さんに励まされています。
新潟県の読者の方、雪おろしのために親孝行されているのですね。ご苦労なことと心からお察しいたします。母の実兄が新潟の診療所で雪深い日に一人で亡くなっていたと聞いています。地元の多くの方が大雪の中、お見送りに来てもらったとのこと。人情深い雪国の方との生活だったことが偲ばれます。
関西には「お水取り」の行事が終わらないと春はやってこないといわれています。昔の方たちは何かしら、そうした行事に結び付けて季節を感じ取っていたようですね。
パラリンピックでの選手のみなさんの活躍ぶりに、目を潤ませてばかりになりそうです。
川幅の広き堤防野火(のび)上がる。
春暁や新聞配る灯の見ゆる。
通学路老ひて歩けば草育む。
蝋梅や日当たりの良き崖に住む。
主を称ふメゾソプラノやイースター。 馬場路哉
3月7日
また寒さが冬に戻って、雪がちらついています。梅もまだつぼみのままです。
早く温かい春が来てほしいものと、梅の枝をじっと見つめていると、鶯がやってきて初鳴きを聞かせてくれました。細い鳴き声ですが、”もうすぐはるですよ。”と教えてくれたようでした。感激したひと時でした。
杉ヒノキ雑木入り組み山笑ふ。
石丸く砂輝ける春の川。
頼山陽詩碑に佇み梅探る。
門前の盆梅太くなりにけり。
会ふ人と冴えかえること話しけり。 馬場路哉
とてもうれしいお知らせを頂き感謝です。「旧新約婦人物語」の後どうなるのかと思っていましたら、4月号から「讃美歌物語」になるとのこと感謝です。私にとっては「讃美歌物語」は聖書に次ぐ大切な本です。教会で奏楽のご奉仕をさせていただいていた折には、何時も讃美歌物語に目を通して、その作られた由来や作詞者の思いを読んでいますと、とても力つけられたのです。時には礼拝のあと、その日の礼拝で賛美した讃美歌についてマカルピン先生の書かれた文章を皆さんに聞いていただいたことがあります。それはとても好評でしたが、時間的な問題もありいつの間にか消滅してしまいました。讃美歌を歌えることの素晴らしさ、その歌詞はまた祈りの言葉であるのです。
若い日に青年会の方たちは毎晩教会に集って来るのです。いったい何が目的なのかを尋ねたら、思い切り讃美歌をうたいたいので・・・。勉強ばかりしているとどこかでこのように清らかな讃美歌をうたっていないとやっていられないんです、と本音を言ってくれました。
そして、母に混成4部合唱を指導してもらい、見事にその年には信徒の前で500番、494番、122番を賛美し、大きな拍手を頂いたことが思い出されて懐かしいです。私は今も、朝と夕には賛美(大きな声)しています。今好きな讃美歌は533番と280番、294番が私を励ます賛美歌となっています。
4月号からが大きな楽しみになりました。
馬場暁美
(上野緑ヶ丘教会員)
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」