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自閉症者のひとりごと
(82)
2月24日
今週こそは礼拝に与れると、先週から思っていたのですが、体調不良になり、行けませんでした。悲しくなってきました。公同の教会での礼拝は、個人礼拝とは違うから。でも、どこにあろうと、インマヌエルです(^^)。来週こそは、会堂で礼拝に与りたいです。元気になりますように・・・。とは言え、また腰痛になりました。わたしは腰椎と椎間板も変形しているうえに、側弯が入っているので、痛いのは当たり前なんだけど、ツラいです。加齢だわ。
3月3日
ある薬と神様の力によって、「落ち着き」という言葉が、少しだけわかるようになってきた。生きることが、自分の力ではどうにもならないということを、認めるしかなくなったのだ。幼いときから、賢いようなふりをし、優等生の鎧を着けていた。バカにされたくないという強い思いからだった。本当の自分がばれるのが怖くて、嘘をつき、人を騙して、それがばれるのにびくつき、嘘を重ねる生き方をしてきた。わたしは高慢だった。
わたしは自分ではなにも出来ない、どうしようもない者だということが、分かりかけると、ありとあらゆるものから逃げた。惨めだった。ある日曜日、教会に行く途中、ふと頭に浮かんだ。神様は世界が生まれる前から、わたしを無条件で救いに入れて下さった。救いに勝るものはない。だから、わたしはバカをさらして、そのままでいいのではないか。鎧をおろしていいのではないか!!
それに気が付いてから数ヶ月、相変わらず知ったかぶりはあるが、正直に生きようと思っている。わたしは会話するのがとても苦手。何故なら、人の話がすぐには理解出来ないのと、簡単に答えられることでも理由を求められると傲慢なのがばれるのが恐い。だから、何も変わっていないのは悲しい。せっかく大切なことを教えられたのに・・・。
加納さおり
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」