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小閑記
「恐れることはない。われわれとともにいる者は彼らとともにいる者よりも多いのだから・・・」。主はその若者の目を開かれたので、彼が見ると、火の馬と火の戦車が山に満ちてエリシャのまわりにあった。
=列王記下6:16~17=
サタンがその霊の軍勢を送って、人々に罪を犯させ、躓かせるように、神はその仕える霊を送って、神の子供らをお助けになります。私たちキリスト者は、こうした味方や忠実な僕を見ることは出来ませんが、神はそのような者たちがいると語られ、キリスト者の経験はそれを確かめております。
世の中を渡ってゆく寂しい道すがら、決して私たちは孤独ではないと言うこと、多くの敵が、私たちに対して謀を巡らしても、その危険に勝る「助け」を送って下さることを思い起こすことは、何と幸いなことでしょう。
きょうもまた、イエスの弟子は、預言者エリシャとともに、「われわれとともにいる者は彼らとともにいる者よりも多い」と言うことができます。私たちに助けの軍勢が見えないとしても、それらがここにいることを、私たちが、信じること、そして喜んで主の送りたもう「助け」に信頼するのが、神のみこころであります。
私たちが危険や困難に出会う時、子供のような信仰で、主の助けを信頼していれば、どんなにこころ静かに平安でおられることでしょう。私たちが忘れている間も、主の使いたちが行き巡って、私たちを助け、私たちの戦いを戦って下さるのは、ありがたいことであります。
しかし、私たちの主の加護の恵みを忘れるならば、私たちは、当然なすべき神への感謝を怠り、私たちの心の感ずべき喜びを味わいそこなうことになります。
神の民たちよ。このことを度々思い起こしましょう。生きた信仰によって、心の中にこの励ましを確りと確保しておくことは、真に力強いことであります。
この世は、私たち信仰者にとって、危険が満ちていますが、神はイエス・キリストの兵の一人のために愛の守りを注いでいます。
エリシャに、「わたしたちはどうしましょう」と叫んだ僕のように、私たちが叫ぶ時、神様から答えが来ます。「恐れることはない。われわれとともにいる者は、彼らとともにいる者よりも多いのだから」と言われていることに、感謝したいものです。
上河原立雄
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」