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その愛のゆえに
=時々の記=
(99)
5月24日
主人の俳句が出てきましたので送らせていただきます。良いお天気なので、さっそく主人は
あたふたと逃れる様に蝶去りぬ。
代掻きの機舟の如進む。
川沿ひの道は若葉をかぶりをり。
峠道新樹明かりの葛(つづら)折。
崇高な夢へ歩める端午かな。
アカシヤの丘にあるなり農学部。 馬場路哉
5月27日
我が家のツバメたちは無事に雛5羽が巣箱から落ちることなく飛び立つことができました。嬉しいよ~嬉しいよ~と言いながら、我が家の庭の電線に並んで挨拶してくれます。このように一つ一つの生き物が精一杯生き抜こうと努力をしている姿に感動しています。
5月29日
こちらは、今日はくもり空でした。今にも雨が降り出しそうです。いよいよ梅雨のようです。今朝散歩の途中で一番賢いモモがマムシにかまれてしまいました。あっという間に顔がボールのように腫れ上がり、とても痛そうです。直ぐに犬猫病院に連れて行ってあげたかったのですが、まだ朝の5時。先生を起こすのも失礼だと思い、3時間、モモは我慢してくれました。8時になって先生に血清注射と痛みどめ、化膿止めの薬を頂いて、今は少し落ち着いてきました。急に熱帯のような暑さになったためマムシがあちこちで発生しているとのこと。毎日のように猫や犬たちが連れられてくると言っておられました。
先生が人間でなくて、良かったですねと言ってくれました。モモは痛くてもしんどくても何も言わずにじっと耐えています。その様子を見るとよけに可愛そうに思えるのです。早く元気になってくれることを願っています。
万緑の山に囲まれ一団地。
末生りの小粒の苺甘かりし。
大木となりて孤高の桐の花。
畑中の麦わら帽子手の動く。
万緑の山を越え来て津の海へ。 馬場路哉
6月3日
やはり6月ですね。これからじとじとした季節になっていきますが、気持ちだけでも清々しく過ごしたいものです。犬たちとの散歩から帰ると汗が噴き出てきます。散歩の途中で草花が目に留まります。今はアザミの花が暑さの中、緑の隙間からきれいな薄紫の花をのぞかせています。アザミの美しさにはっとさせられるこの頃です。
6月11日
今朝は霧雨が降っています。やはり梅雨を迎えたなと感じるのは、庭の花が皐月からもう、アジサイへと移り変わろうとしています。サッカーワールドカップブラジル大会まであと5日となりましたね。強豪コートジボワールとの第一戦ですから今からハラハラドキドキです。空を見上げるとツバメたちが二度目の産卵のためにあちこちから巣作りのための泥やストローなどを集めて忙しそうです。ツバメがなぜこのように人間に好かれるのかを主人に初めて聞きました。ツバメの背中は黒いのですがお腹は真っ白です。“腹黒くない”ことからツバメがやってくるのを好むのだそうです。なるほど。そういわれれば一層ツバメを見ると気持ちが穏やかになってきます。
メタ セコイア若葉の脇のレストラン。
貸農園老い度地励む夏野菜。
トユつまり夜中に直す緑雨かな。
子ツバメの飛び交へりをり門の前。(さき)
この池と引き立て合へるカキツバタ。
小石原眩し早瀬の夏の川。 馬場路哉
19日の連合婦人会の奏楽のために、必死になってオルガンに向かっています。若いころはそれほど気にならなかったことが年を取るにつれて臆病になってきたように感じられる心境です。
馬場暁美
(上野緑ヶ丘教会員)
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」