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その愛のゆえに
=時々の記=
(101)
7月14日
これからいよいよ夏本番ですね。この熱帯地方のような蒸し暑さはやはり異常な気がいたします。あちこちで夏祭りが催されています。京都で通信教育を受けていた夏の4週間を思い出しています。
昼間はスクーリングで暑い運動場で陸上競技のテストです。午後からは室内で音楽の授業です。仕事に就きながらのスクーリングはきつかったけれど、若さで乗り切ることができたのだと懐かしく思い出しているこの頃です。その時に京都、「五山の送り火」を見ることができ、同じ通信教育生たちと暗い夜空に広がる大きな文字を見入りながら、京都での夏の生活を無事に終えることができたことに感謝した40年前の出来事です。
7月15日
今日、私宛に見慣れない文字のはがきが届きました。誰からだろうと思って表を見ると、ブドウ屋さんからでした。亡き母が果物の中でブドウを最も好んでいましたので、いつも一番乗りにブドウを買い求めて届けていたのです。母はブドウを持っていくととても喜んで、いつも聖書の7”私はブドウの木、あなた方はその枝である”を引用して、ほおばっていた姿を思い出しています。
7月17日
汗がじっとしていても噴き出てきます。いよいよ梅雨明け間近かですね。じっと座っているだけでも汗が流れてきます。風がなく暑さがこもっているのです。
草刈り機止めれば鳥の声ありぬ。
過疎進み原生林の茂りをり。
畔刈られ黒き程なる青田かな。
下草の刈られ笹百合そこここに。
道作り里へ帰りて草を刈る。 馬場路哉。
昨日から朝6時30分から主人がラジオ体操をしているので、私も何十年ぶりかでしてみました。第一と第二を続けて凡そ十分。結構きつく感じました。若いときには平気だったちょっとした運動が堪えました。今日は足が痛みます。三日坊主になりそうな気がいたします。あまり無理をしないでおこうと考えています。
7月22日
主人は6ケ月の定期診察からつい先ほど、三重大学病院から無事に帰ってきました。皆様のお祈りに支えられ、今回も異常なしと言っていただいて帰ることができました。神様はこの様な私たちを憐れんでくださり、またしばらくの間御用をさせていただけますことに心から感謝いたします。何事もなければ、次回の診察は来年の1月20日まで神様のご用ができますことは、本当に嬉しいことです。
7月30日
こちらは蒸し暑い一日でしたが、先ほどからとても激しい夕立でした。おかげで、ちょっと涼しくなり恵みの雨で草花が喜んでいます。
奥まるる吹奏楽部緑さす。
ねじ花のねじり具合に個性あり。
山の上の萩一株の走り咲く。
田の面波打てるなりハスの花。
しもつけの咲くや礎石の廃寺跡。 馬場路哉。
今週は佐世保の事件でとても考えさせられました。神様の愛をいつも覚えて生きて行かなければと。私たちは無力なものです。そして想像もしていなかったことに出くわしては戸惑い、慌てます。イエス様を信じる者はそのような不条理な試練に出くわしたとしても、神様にもう一度目を向けて、祈ることができますから幸いです。そのことに感謝したいものです。
8月6日
宝塚におられるTさんご一家とはもう58年も前にさかのぼります。Tさんのお母様Sさんは、私たち家族を快くご自宅を開放してくださり、日曜日の夕拝を始めることができたのでした。その前の路傍伝道もTさんご一家6名と牧師一家5名だけのものでしたが、次第にその輪が広がり、15名ほどで
こちら山添では、夏の行事が目白押しにやってきています。そんな中、今日、信友のお母様が倒れられ、老健施設に入所されたとの連絡がはいりましたので、合間を縫って駆け足でお見舞いに行ってきました。96歳になられていても認知がなく、しっかりとされていました。でも腰が圧迫骨折されているとのこと。
安静を余儀なくされているので、足腰の筋力が弱ってしまうと信友は心配していました。お別れするときに、私に‘あなたの御恩は一生忘れませんよ’といってくださり、何だか尊い遺言のようにさえ感じとることができた一瞬でした。
明日はまた年に一度の井戸替えの行事です。皆年齢を重ねて次第に井戸の水をくみ出す力がなくなってきました。できる範囲のことにしておこうと話し合っています。次は
8月11日
山添は台風が大きな被害をもたらすことなく過ぎ去ってくれました。ほっとしています。大雨が降っている最中ですのに、遠くで鳩が鳴き出しました。それを聞いて主人はもうすぐこの雨が小雨になり、止むはずだというのです。昔から田舎ではそう言い伝えられているらしいのです。それを聞いて、私はノアの方舟のことを思い出しました。ノアも雨が止んでいるかどうかを確かめるために鳩を外へ放し、オリーブの木の葉っぱを鳩が持って帰ったのを見て雨が止んでいることに感謝したあのお話をです。これ以上降り続けられると家の裏山が土砂崩れに会うのではと案じていましたが。無事で神様に感謝いたしました。名古屋はどうでしたでしょうか。テレビの映像ではとても激しく雨が降っていました。
ゴロゴロと岩従へり夏の川。
白鷺の雨の浮き洲を動かざる。
草刈りやぬた場に足を取られつつ。
荒梅雨やカラスぴょんぴょん歩きけり。 馬場路哉。
馬場暁美
(上野緑ヶ丘教会員)
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」