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その愛のゆえに
=時々の記=
(103)
9月26日
テレビで
今の時代もっとも求められていることは、この苦しみや困難さを理解して、生きる力が欲しいと思っていることです。それを支えてくださっているのがこの「ジャーナル」なのでしょう。大変なお働きですが、多くの方が励まされていることでしょう。
見はるかす伊賀の盆地を霧隠す。
布引の山の高きに望(もち)の月。
爽やかや朝のフルート伸びやかに。
千人草山を開きし農場に。
今日一日懸命ならむ法師蝉。 馬場路哉
庭の金木犀がとても良い甘い香りを放って咲き始めました。金木犀の香りに癒されています。
10月4日
10月に入り、今年も秋祭りの笛の練習する音が夜遅くまで聞こえてきます。宗教に関係なく、農耕を中心としていた村では収穫を終えての祭りの行事はほっと一息つくものだったのでしょう。神輿を担ぐ若者がいなくなり、今年からは新しく去年までの500キロから30キロのものへと大変身するとのことです。時代の移り変わりをこのようなところにも感じるのです。
日の影や丘にて聞きぬ秋の声。
ヘレンケラー胸に輝く星月夜。
鄙楽し風に答ふる草の花。
玉虫の道に果たる日照雨(そばえ)かな。
巡らなる木々伐り払ひ(きりはらい)爽やかに。 馬場路哉
家の周りの大きな木を伐採してもらいました。木を切ってくださる方たちは60過ぎ、70過ぎの方たちです。今の若者たちはこのような危険な仕事をする人は誰もいないとのことでした。十メートルをこす高さに命綱をかけてチェーンソーで、バリバリ音を立てて切っていかれます。木がどちらの方向へ倒れるかを計算しておかないととても怖いものだと言っておられました。思いもよらないところへ倒れるときがあるので、一日が無事に終わるとホッとすると言っておられました。我が家での仕事も怪我されることなく無事に終えられ、疲れた様子でしたが、笑顔で帰って行かれました。こちらもやれやれという所です。
自然との共存、戦いがこのような山奥では大変に感じるときがたびたびです。
10月6日
18号台風も何とか過ぎ去りましたが、19号がまた来るとのこと。御嶽山での亡くなられた方の一人に奈良県の32歳の男性がおられました。息子と同じ年齢です。ご両親ご家族はどんなにかつらく悲しいことでしょう。戦後最大の被害と言われています。自然の厳しさを強く感じさせられているこの頃です。何もないときには、あのように美しい山が一気に何十人もの命を奪うものへと変わるのですね。
ところで、一人住まいの彼女への対応についての助言、ありがとう御座いました。本当に一人でどうにもならなく不安になり、電話してくるのでしょう。電話代は携帯からですと高くなりますので、これからはメールにしてもらうようにすると値段的にも、またいつでもお互いに好きなときにメールを開くことができますから、より良いお交わりができるのですね。彼女にさっそく伝えたいと思います。
馬場暁美
(上野緑ヶ丘教会員)
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」