2023年7月号
№193
号
通巻877号
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その愛のゆえに
=時々の記=
(25)
2月12日
明日2月13日、三重大病院にて、検査の日です。足の骨が少しでも再生され、右足に体重がかけられるようになっていることを祈るのみです。今日は、小雨の降る中、車の掃除をしました。主人は特に車をきれいにすることによって、事故を防ぐように心がける人だからです。二人で力を合わせると、思ったより、早く終えることができました。そのあと、2月10日に雪で礼拝にいけなかったので、先週の説教テープを聴き、強められました。人を傷つけることの多い世の中、神様の愛によって罪深いものを救ってくださり、希望をもつことの大切さを教えられました。
2月13日
お祈りに支えられて、雪の中いつもの倍の3時間かかって三重大病院まで行ってきました。感謝です。足の骨が再生してきていました。右足に体重の5割をかけての松葉杖生活になりました。やれやれです。2月17日から、およそ2ヶ月ぶりで礼拝に二人で行くことができそうです。また、3月になると、CTやMRIの検査が続きます。ひとつひとつ、神様に、祈りつつ支えられ、希望を持って、歩んで行きたいです。
2月20日
漸く春の日差しが照りだして、ほっとしていたのですが今日は、また真冬の寒さに逆戻りです。早く来い春よこいが口に出てしまいます。先週は、病気の方たちを、訪問していました。一人住まいの方ばかりです。食事の用意ができないとのこと、ヘルパーさんに週に3回でも入ってもらうように手続きに出かけたりして何かと忙しい日でした。でもとても喜んでくださり、生きる力が出てきたといって感謝の祈りを捧げあいました。神様の取り計らいに感謝しました。これからの自分の姿と重ね合わせてしまいました。その方のためにも温かい春の訪れを心まちにしています。
3月4日
3月に入りました。今日は、上野緑ヶ丘教会の会員の方が手術を受けます。朝から気になりつつ、主人と二人で祈りを共にしました。ですから、少し憂鬱で、賛美歌を思い切り大きな声で歌おうと自分の部屋へ行こうとして、ポストを覗いて見たら、エアーメールが入っていました。敬愛するごダート先生からです。嬉しくてもう飛び上がりたい気持ちになりました。パソコンからコピーされた「つのぶえジャーナル」(英文・ホンコン)が送られてきたとのこと。とても驚きであり、嬉しかったとのことです。その中で、私の日記となって載せていただいている記事を読まれ、主人のことをとても心配していつも深い祈りを捧げて下さっているとのこと。涙が次々と流れ出て感謝いたしました。遠いアメリカの地で、愛するゴダート先生が心配してくれていること、「つのぶえジャーナル」が世界中の方に読まれていることに感謝しました。そして、海外伝道をなさっている武田恒義先生の奥様にお会いし、日本で、若い時代に伝道に身を捧げた頃のことを思い出したとのことです。ゴダート先生は、今もなお、日本の私たちのために祈りつつ過ごしておられます。これほどの感謝は、言葉で表現できません。いつまでも、祈りをもって励ましてくださる先生に心からのお礼を申します。
信友の手術も神様のお守りの中、無事に終わりました。感謝です。以前、K教会の会員でしたので、先生にお伝えいたしましたら、手術の前日、名張の病院に来てくださり、祈ってくださいました。感謝です。こうして、主にある兄弟姉妹は、互いに祈りに支えられ、励まされ、生かされているのですね。私たちも、「つのぶえジャーナル」の皆様に励まされ、希望を持つことができています。神様が癒して下さるという確信を持つことができるとは、なんと幸いなことでしょう。いつも、主人ともども、感謝しています。
3月17日
春の陽気になりました。朝の散歩も気持ちよく出かけられるようになりました。先週は検査のため三重大病院に通ったのでとても疲れました。お祈り有難うございます。日々、生かされていることに感謝いたします。そして、辛いことですが検査の結果を受け止め、これからの治療方針を医師とともに、決める必要があります。ただその結果に動揺することなく、冷静に受け止められる信仰をお与えください、と祈っています。よきイースターが迎えられると良いのですが、主にある兄弟姉妹の祈りに支えられて歩んでまいります。
3月18日
庭の梅が8分咲きになりました。その梅を眺めては、今日の結果を不安と恐れを抱きながら過ごした1週間でした。昨夜は私の方が信仰弱く、なかなか、眠ることができませんでした。16日の日曜日の礼拝の後、婦人会の方が輪になって、主人のことを祈ってくれました。それなのに、信仰弱い私は、不安と恐れで、いらいらがつのってきました。今日、待合室で待っている間ものどが乾き、目をじっと閉じて待っていました。時々、金田幸男先生(甲子園教会)の訳された、"やみつつ祈りつつ”を読みながら、そうだった、神様の御手の中にすべてがあることを教えられ何とか心静かに待つことができました。診察の結果、今の時点では、すべて異常なしと言ってくださり、心から神様に感謝しました。これで、今年のイースターはみんなとともにイエス様のよみがえりを喜ぶことができます。苦しみ、悲しみが多きければ、大きいほど、喜びもひとしおです。これからは三重大病院行きは、3ケ月に一度でよくなりました。足の骨も再生され、杖は少しずつ、使わないように、と言っていただけました。主人の骨が自然治癒するために食事にどんなに気を使ったことでしょう。毎朝、ひじきの煮物、切干大根、大豆、小豆など時間と心を込めて作り続けました。私をこの山添で理解してくれるのは主人だけですもの。もう少し私と一緒に過ごさせて、と口には出さないけど、お祈りしています。甘えん坊な私、泣き虫な私をかばってくれるのは、主人です。そして、多くの主にある兄弟姉妹の熱いお祈りに支えられ、励まされ、感謝です。
馬場暁美
(上野緑ヶ丘教会員)
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緑を大切に!
書籍紹介
エネルギー技術の
社会意思決定
日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授
「本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
共著者・編者
鈴木達治郎
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント
スーザン・ハント
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
鈴木英昭著
「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円