[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
その愛のゆえに
=時々の記=
(107)
1月16日
風邪が流行っています。この厳しい寒さですから乗り越えるにはとても大変です。
明日は阪神淡路大震災から20年となります。ゴオ~という地響きと大きな揺れにびっくりして飛び起き、テレビから流れる神戸の映像を見て絶句したのを覚えています。多くの方が犠牲になられた大地震。今まで一緒にいた家族を突然に失ってしまう寂しさ。言葉にならない悲しい現実を突きつけられつつも、乗り越えられてきた方たちの言葉が毎日の新聞に連載されています。決して風化させてはいけないと。私にはとてもそのような悲しみを乗り越えられる自信はありません。信仰とは名ばかりのものとなっていくような気がいたします。それでも、神様に目を向けることによって祈ることができますから。また苦しみ、悲しみを分かち合う信仰の友がいたなら、そこで萎えた心がもう一度生きて行かなければと願って祈っているものです。
クリスマスピアノ奏者の手の速さ。
山の上東雲兆す(きざす)初明かり。
初雪にメルヘン思ふ棚田かな。
群雀パッと飛び散る初景色。
この寒さ二人の恩師奪ひけり。 馬場路哉
2月4日
今日は、立春らしい穏やかな日和でした。お隣の方とのご挨拶も”暖かくてうれしいですね”でした。でも、明日は寒気がやってくるというのです。春はまだまだ先ですね。
俳句が出てきましたので送ります。教会のTさんに褒めていただいて、主人はとても喜んでいます。四日市のFさんは俳句の先生ですから、添削をしてくださいます。読んでいてくださる、それだけでとても生きがいを感じるようです。
奥伊賀の山美しく小雪舞ふ。
賛美歌の高まる教会冬日濃し。
寒茜一番星の光り出す。
女医の声優しく聞きぬ寒の内。
小学校裏にさざんか林なす。 馬場路哉
今朝も
雨でやむを得ず歩けない時には図書館へ行きます。決めたことは必ずやり切りたいという生真面目さは良いのですが、もう少し融通が利かないと周りの者はちょっぴりしんどいですね。40年連れ添ってきたので私はだいぶ慣れました。
2月7日
今朝の冷え込みは放射冷却の影響で厳しい寒さでしたが、日中は太陽が顔をのぞかせてくれました。犬たちにも久し振りに日光欲をさせることができました。洗濯物もいつも部屋の中でストーブに頼っての乾燥でしたが、今日は外干しですっきり乾きました。嬉しい一日でした。例年なら梅の花が咲き終わる頃に犬フグリが咲き始めるのですが、
何だかひと足早く春を感じさせてもらってとても嬉しいです。でも明日からは下り坂。明後日は非常に厳しい寒さに、ということですから、体調管理には十分気を付けなければと自重しています。二月になると思い出す歌があります。母が”早春賦”をうたっては春を待ち望んでいたことです。上野での晩年でもこの歌を歌っていました。”春は名のみの風の寒さや、谷の鶯こえもたてず”と。
馬場暁美
上野緑ヶ丘教会
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」