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その愛のゆえに
=時々の記=
(108)
2月13日
主人の俳句が出てきましたのでお送りいたします。
永久の生こそ望みなれ老いの春。
幹揺れず枝葉の揺るる冬木かな。
しっかりと歩けば寒風心地よく。
庭木苗育ちつつある町冬日濃し。
信楽の山かすかなり冬霞。 馬場路哉
今朝も寒さの中、一時間余り主人は
2月16日
今日は久しぶりに隣村の月ヶ瀬まで一人で車で走ってきました。17年間同じ学校で勤めさせてもらったのは私だけです。10年が転勤の条件となっていますから、無理を聞いてくださった村の教育長さんのお家を通って梅がつぼみを付け始めている梅林で懐かしい景色に見入っていました。当時一緒に勤めていた給食の調理師さんが声をかけてくれてびっくりしました。30分程寒い中、立ち話しをしながら当時を懐かしく思い出していました。
2月20日
こちらは朝から暖かい日差しがありましたが、急に時雨れてきてあられが降ったり雨が降ったりと洗濯物を入れたり出したり忙しい一日でした。灯油の補給を毎日しなければならず大変です。20リットル入りのポリ容器に大きなタンクからまず給油しに行きます。
結構重くて膝が痛みます。最近
2月28日
寒いけれど、もう春ですよ、とでも言うように裏山から鶯の鳴き声が聞こえてきました。朝から風が冷たく、午後にはあられが降り出したりと、まだまだ春は遠い感がいたしますが、鳥たちはもうすぐですよと言わんばかりに元気づけてくれます。ようやく、待ちに待った春の訪れですね。
早春やふと讃美歌を口ずさむ。
寒緩み雨となりたる峡の村。
川浪のうねりぞ高く春立ちぬ。
春立つやリハビリウオークする人に。
石垣の長き棚田を耕しぬ。 馬場路哉。
3月7日
朝からくもり空でしたが、午後から雨がしとしと降りだしました。ちょうど犬たちとの散歩に出掛けようとしたとき雨が激しく降り出してきました。傘を差して、レインコートを着て出掛けました。犬たちには何も着せることはできませんから、とても早足になりました。昨日の新聞の声の欄に”愛犬との17年”というコラムに目が留まりました。愛犬がいなくなってもう5年が過ぎたけれどその思い出は尽きず、一緒に散歩した道を一人で歩いて癒してくれた犬の優しさに感服している、との事でした。梅の花が雨に濡れてもしっかり咲き続けています。華やかではない梅の花ですが、とても愛らしく気品を感じるのです。
教会の帰り上がりぬ春の雨。
柵近く崖の上より梅探る。
石庭(せきてい)の一本の梅蕾(つぼみ)ける。
早春の艶艶(つやつや)とした蘇鉄かな。(そてつ)
早春や乙女より矢の放たるる。 馬場路哉
奈良ではこのような歌があります。「吉野は春の桜がり、龍田は秋のもみじがり 梅は月ヶ瀬つきゆきぬ」と。これほどまでに月ヶ瀬の梅は奈良では有名になっています。主人は月ヶ瀬は平家の落人が住み着いたのではと教えてくれました。
馬場暁美
上野緑ヶ丘教会
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」