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その愛のゆえに
=時々の記=
(109)
3月16日
こちらは霞空ですが、気温は13度まで上がりました。犬の一匹が昨夜から調子が悪くて、もうだめかと何度も夜中に起きました。私の顔を見ると力の限りに立ち上がろうとするのです。朝は食事も何も食べませんでした。でもお昼になってご飯を三口ほど食べました。犬も命ある限り、与えられた力を精一杯出し切ろうとする思いに心打たれています。何度も”最後まで頑張ろうね。さくらちゃん。温かい春がもうやってきてるんだよ。” と励ましています。
文旦の瑞々しさよ刃を入れぬ。
春の星匂やかに消ゆ夜明けかな。
ボールけり靴飛びにけり春の園。
いつまでも望み持つべし老いの春。
山峡や星の如なる蕗のとう。 馬場路哉
3月18日
昨日は天理まで主人に運転してもらって、心病める信友のご主人が癌の手術を受けるために入院されているので、お見舞いに行ってきました。主人はつくづく、こうしてお見舞に来る立場になっていることにとても感慨深げでした。お見舞から帰ってきて郵便受けを見ると、何とゴダート先生から小包が届いているではありませんか。中を開けてみますと、先生が日本におられたころ青年たちや子供たちに教えてくださった英語と日本語共通の讃美歌が二冊入っているのです。もう、食事をするのも忘れて、先生のお手紙とともに教えていただいた数々の英語の讃美歌を楽譜がついているので、嬉しくて、一人口ずさんでいました。先生はもうこの讃美歌は決して使うことがないだろうから私にプレゼントすると言ってくださっています。
3月28日
一心に習ふものあり春椿。
春の雨坂之上より溝走る。
草創の校庭の梅咲きにけり。
夕映えやまだ新しき落ち椿。 馬場路哉
今年一年間我が家で中峰山の方たちの納税を集めて、それを役場の事務所へ届ける役割が回ってきました。毎月末に集金表をまず各家に届けます。そして決められた日に我が家へそれぞれの税金を持ってきてくれます。その時にはおおよそ一時間30分ほど、何やかやと雑談や行事の相談などをして帰ります。そのおかげ?で毎月家に掃除機をかけ丁寧に雑巾で窓から畳から廊下までを拭きます。座布団はお日様に干してふっくらさせて気持ちよく座ってもらえるようにおもてなしをします。お茶を出したり茶菓子を出したりは主人の役目です。集まってくるのが男性ばかりだからです。
このような古いしきたりを今も続けているのです。
4月7日
昨日までとはうって変ってこちらはまた冬の寒さのようです。もう使わないかと思ってしまいこんだ冬用の防寒着を出して着用しています。お体の調子はその後いかがですか?季節の変わり目ということと、日々の多くの方へのメールでのお心こもる返信などで、とても体が疲れ切って悲鳴を上げておられることと心配しています。くれぐれもお大切になさってください。お祈りしています。
岩山や芽吹ける僅かの木々を乗せ。
新たなる朝復活し給ひぬ。
そよ風の中の赤松山笑ふ。
悠久の流れを前に青き踏む。
山峡の鄙には梅の似合ひける。 馬場路哉
昨日のNHKのニュースで奈良県の知事選挙のことが報道されていたのでびっくりしました。面積は小さいのですが、北部は三重と京都に近く南部は和歌山と隣り合っています。そのような環境のせいか奈良に住む若者たちが減ってきているとのことです。それを何としてでも食い止めたいと各候補者は必死です。
馬場暁美
上野緑ヶ丘教会
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」