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その愛のゆえに
=時々の記=
(111)
5月20日
山際に気品を持ちぬシャガの花。
芝さくら表巡らす媼かな。
永遠の御国もかくや聖五月。
白鷺のふわりふわりと水上へ。
肩力抜くべしと見る藤の花。
山の園正面占むるツツジかな。 馬場路哉
5月26日
教会の礼拝で90歳近い方がいつもお声をかけてくださり、よくいらしてくださいましたな・・・、といってくださいます。申し訳ない思いになります。90歳になられても礼拝を捧げることができるのは幸いなことですね。そうありたいものだと願っています。
道端に色合ひ淡き花水木。
芝さくら媼元気に家守る。
この流れ若葉の山の裾巡る。
リンカーン偲びて植うる花水木。
回るかにポプラの若葉風を受く。
囀りや思へば多き主の恵み。 馬場路哉
5月30日
あの恐ろしい事故から3週間たった昨日から右目が真っ赤に充血してきました。目があけにくく痛みが出てきましたので、夕方犬散歩を終えてから眼科に走りました。検査の結果、右目の眼圧?が正常値をはるかに超えているので、これから治療と検査が必要です、と言われました。専門的な医療用語なので理解できませんので、家に帰って辞書で調べると眼圧が高くなると緑内障を発症する危険性があると書かれていました。 眼科の先生は眼圧が高いのは事故との因果関係は何とも言えないとおっしゃっていました。これから眼科への通院が始まります。また、会う人たちが口をそろえて、脳は2か月、3か月たってから後遺症が出るので、早くCTやMRIでの検査をした方がよいと進めてくれます。私自身はあまり気持ちが進みませんが来週月曜日脳外科外来の予約を取りました。脳は人間の臓器の中でも最も精密で複雑なところですから、検査をして悪いところがあれば治療をして良くなりたいです。
6月1日
思い切って脳外科外来に行って診察を受けてきました。その結果異常なしと言っていただいて今までの不安が一掃され感謝へと変わりました。CTでの画像診断でしたが自分の頭の中の様子がよく見えました。主治医の先生はだいじょうぶです。血管に動脈瘤もできていませんし、骨にもひびが入っていません。”やっぱりしっかり見ていただいてよかったと”心から感謝いたしました。自己判断はこれからも禁物だと肝に銘じました。上野にも脳外科があることに感謝いたしました。
手頃なる淡竹(はちく)タケノコ抜きにける。
喜びがオタマジャクシの尾に満つる。
夏川や巌の形面白き。
宇宙へと拡ごる青さこいのぼり。
玄関に子ツバメ立つる羽音かな。
山道に今朝匂へるはスイカズラ。
タンポポのわた虚空へと飛び去りぬ。 馬場路哉。
6月4日
梅雨入りと気象庁が発表いたしました。今までぎらぎら照っていた太陽が隠れて一面雲に覆われています。でも確かに落ち着きます。木々もとてもうれしそうに恵みの雨で一層青葉が美しく感じられます。こうして季節の移り変わりに感謝できるのも、健康が支えられ、神様の恵みを心から感じ取ることができるからでしょう。眼科での検査はとても細かいものでした。検査だけでとても疲れを覚えましたが、ずいぶん回復しているということでした。来週も予約を入れて行かなければなりませんが、今度は一人で車を運転して行けそうです。昨日、金城学院時代の友から電話が入りました。愛知県出身なのですが、結婚されて近くに住んでおられます。彼女とは宗教委員会で一緒に修養会、全校礼拝の準備にあたった一人です。でも結婚されたご主人は今も熱心な創価学会の信徒で、結婚生活を続けるかとても悩んだことがありました。今でも月に一度の割で教団の教会に通っているというのです。お互いによく田舎の生活に耐えてここまで来たねといって電話を切りましたが、何かもっと違う思いを伝えたかったのではと感じました。教会へ出かけるときには今でも買い物に行くと嘘をついて出なければ家を出してもらえないと前にぼやいていたことがありました。そんな彼女も田舎が好きになったといって私を励ましてくれました。草刈り機を使って家の周りの草を刈り、タケノコを掘りに行くのがとても楽しみだとか。
6月11日
三本の棕櫚(しゅろ)の花咲く右近の碑。
老人ホーム日々楽しかりアマリリス。
緑陰で眺めに休む道作り。
首筋は赤茶けてをりつばくらめ。
花アザミ親しみ鄙に住み古りぬ。
衣替え心も軽く教会へ。
夏川の巌さまざま眩しかり。 馬場路哉
4月から始めたEテレでの基礎英語はテキストを購入して頑張っているのですがかなり難しくなってきました。着いていきかねているこの頃ですが、もう少し頑張ってみます。
その基礎英語のあとに名曲アルバムから流れ出る素晴らしい曲に心癒されています。
馬場暁美
上野緑ヶ丘教会
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」