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その愛のゆえに
=時々の記=
(114)
8月15日
私はこのところやはり今年の暑さのせいでしょうか。年のせいでしょうか。バテています。
何かに取り掛かるまでにとても時間が必要になってきました。朝は元気があるのですが、夕方になってくると、気力が落ちてきます。夕食の準備はとてもおっくうになってきます。近くにスーパーでもあれば惣菜を買いに走りたい思いになります。田舎ですからそれができないので、仕方なく、カボチャを煮込んだり、キュウリの漬物を作ったりして、ベジタリアンの生活になっています。このような時とても便利な野菜は、トマト、レタス、などは洗うだけで食することができるのですから。
明日の日曜礼拝にはちょっと行けそうにありません。家で静かに聖書を読んで祈って礼拝を捧げようと思っています。
竜口の谷間深き泉かな。(竜口とは奈良県のもっとも南端にある村です。三重大での主治医の先生がその村の出身だと聞いて二人で行ってみました。)
風蘭に表れてをる侘びと寂び。
十字架は和解のしるしさやかなる。
この村の栄枯盛衰合歓の花。
谷間に縦の線見え夕立ちす。
闘病の決意を語る夏の果て。(主人の高校時代からの友が肺から脳へがんが転移し厳しい闘病をされています。) 馬場路哉
8月26日
今日の空は夏の空とは異なっていました。空が高くなっているように感じられました。ようやく秋の涼しい風が通り抜けてくれるのでしょうか。台風が来ているとのこと。心配です。
桐一葉朝にぱさっと落ちにけり。
一瞬に蔵を超えたる黒揚羽。
電線に並びをりしが帰燕(きえん)なり。
高原のさやかな風にバイク駆る。
川堤はるか見上ぐる鰯雲。
白鷺や青く拡ごる河川敷。
今朝もまた路に落ちたる紅芙蓉。
賛美歌やほめたたえをる秋初め。
爽やかや心新たに教会へ。
朝顔の華かなりし日数かな。
丘の上に大きく揺るる芭蕉かな。 馬場路哉
9月4日
こちらは、久しぶりの晴れ間が広がりました。家の庭では、春に苗木で買ってきた秋街道(しゅうかいどう)が、小さなピンクの花を咲かせ始めています。まだ小さいままの木です。てっぺんに小指ほどの花をつけて懸命に秋が来たよと告げてくれているようです。その花の前を通り過ぎるときは立ち止まってしまいます。たった一つの花に癒されているこの頃です。犬の散歩では葛の花が紫の花をいっぱいつけています。葛のツルがとても勢いがよすぎて周りの桐の木に巻き付いて弱らせているのを見ると、植物でも弱肉強食なのかと思わせられています。そういえば、葛は、体が弱ったときに葛湯を頂くと元気になると昔から言われてきているようです。吉野葛はとても高価ですが最高の葛菓子ができるので有名です。私たちは吉野葛はとても購入することができませんから、片栗粉を使っています。
一枚の畑守りて秋耕す。
初秋や忍耐強く祈らなむ。
天高く神在しますと教えられ。
蓮の花、時々見ゆる散歩道。
静かにも燃ゆる詩情や花石榴。(ざくろ)
葡萄棚イエスの譬え調べける。 馬場路哉
9月12日
久しぶりに秋の空が広がりました。何日かぶりの爽やかな一日でした。虫たちは夜になると、合唱です。コオロギ、バッタ、クツワムシがそろって鳴き出します。それがうるさいとは感じないのです。自然の生き物の声だからでしょうね。
朝はとても涼しくなりました。長そでを羽織らないと犬たちとの散歩には出かけられないほどです。明日は教会で敬老の日の愛餐会があります。主人がその中に入っていますが、ちょうど
馬場暁美
上野緑ヶ丘教会
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」