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その愛のゆえに
=時々の記=
(115)
9月21日
母校から”みどり野会”という会報が送られてきました。建学当初の精神を貫き続けていると書かれていました。今年のスクールモットーは”神を恐れることは知識のはじまり”でした。ステンドグラス風のしおりが一枚同封されていました。金城学院には大変感謝しています。多くの奨学金を貸していただき、その上牧師の娘であるということで学費を無料にして学ばせてくださったのですから。
マカルピン先生の日本伝道の礎が金城に受け継がれていることに心から感謝しています。
安らぎを覚ゆる青や天高し。
目立たざる千草の花を愛でにける。
葡萄売る長かりし雨かこちつつ。 馬場路哉
9月25日
今朝はとても寒くなりました。上着を一枚、もう一枚と二枚も羽織って着膨れしていましたが、午後から少しお日様が照り、気温が少し上がりました。ほっとしています。彼岸花はもうすっかり枯れてしまいました。今はコスモスの花が散歩の折に楽しませてくれています。この気温が急に寒くなったせいでしょうか。いつもなら10月になってよい香りを放ってくれる金木犀が花をいっぱいつけています。木々もびっくりしているようです。
9月29日
今日は久しぶりの晴れで爽やかな秋の一日となりました。
雲切れて明けの明星涼新た。
子規の柿わが村の娘(子)が剥きしとや。
幼子の仰ぎ微笑む空高し。
ツユクサや漢詩作りし祖父偲ぶ。(主人のおじいさんは漢詩を作りそれを筆でかきあ げてあります。)
布引の山の陽炎(かぎろひ)秋深む。 馬場路哉
昨夜、スーパームーンを家族で見ました。テレビの映像の様にまん丸く見えなかったのが不思議です。すこし縦長の月に見えましたが、暗闇に照らし出されているその月の光は幻想的でした。月の光を見ていると、創世記を思い出していました。神様がすべてをお創りになったという事実を。謙虚になって一日一日を大切に、歩んでまいりたいものです。
10月6日
朝からの寒さで、早くも冬支度に入りました。しまって置いた石油ストーブを出してきて、灯油も注文して寒さへの備えをいたしました。衣類は冬のセーターを出すにはまだ早いかなと9月と同じものです。そろそろ冬物に変えなければと思いつつ、自分のことは後回しになっています。散歩の折に畑に目をやるともう冬野菜が植えられていました。白菜、水菜、ホウレンソウ、などが一斉に出てきて、冬の寒い日の鍋料理を思い起こさせてくれています。
樫の枝斯くも伸びたる秋彼岸。
細(ささ)濁りして合流す秋出水。
この日和やはりをるなり赤とんぼ。
ツユクサと相対すなり空の色。
一所(ひとところ)高く華やぐ真弓の実。(先日慰問にうかがった奈良の施設にて。)
林泉や触るるばかりに萩しだれ。
引揚げし媼の話秋暑し。(奈良の施設にて) 馬場路哉
10月10日
昨日、奈良の
今朝家の庭で、もう冬に咲く山茶花が白い花を咲かせているのでびっくりいたしました。主人もこの急激な冷え込みで、もう冬になったのかと思っているのだろうといっていました。今年は木々までが季節を間違えるほどに急激な気候の移り変わりです。
10月12日
きょうは秋晴れの気持ちの良い一日でした。お布団を干すのには最高の日和でしたので頑張って太陽の恵みをお布団に入れ込みました。
朝冷えに羽織りし物や直脱ぎぬ。
父母の手向けとなさん野菊かな。
満月はイエスの放つ光とも。
満月に近づききて雲離れける。
暁の珍妙な声小鳥来る。
白菊の微妙な色を話しける。 馬場路哉
馬場暁美
上野緑ヶ丘教会
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」