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今月のことば
わたしはシオンの糧食を豊かに祝福し、食物をもってその貧しい者を飽かせる。
=詩篇132:15=
今は語られない言葉に「飽食の時代」と言うのがありました。それが「格差社会」「貧困社会」と言う言葉に変りました。何がどのように変ったのでしょうか。何も変っていないのではないでしょうか。何時の時代でも、人は、利己主義な心を持ち、やがて邪悪な貪りの行為が生まれて来たのが現実です。神の人類に示された戒めに「あなたは盗んではならない。・・・。あなたは隣人の家をむさぼってはならい。・・・。」と警告しています。
私たちは、個人的には友人を思いやり、家族を愛し、細やかな思いや優しい心を大切にしたいと願っています。しかし、仕事の計画や職務上の目的達成ということになると、心は一変し、容赦のない競争相手とみなしてしまうのです。目的のためには手段を選ばずが、わたしたちを支配するのもまた現実です。
人の命を奪い、時には戦争と言う手段を選ぶのです。
しかし、そのような考えや行動は、悲惨を生み出すだけです。憎しみをばら撒くだけです。真の豊かさとは無縁です。祝福とは無縁です。
今、年金で生活している多くの人にとって、その手にする年金が減額することは深刻です。あるご婦人は言いました。「・・・私は悲しいのです。年金が少なくなったこと以上に、いろいろの活動に協力してきた回数を減らさなければならないことです。楽しみにしていた一日のコーヒーを二回から一回にしました。」
このご婦人は決心したのです。二回が一回になっても、今までの活動を続けることを。
神様は私たちの心の豊かさを損なわせません。信仰と愛は、貪欲な貧しい心で得た富では手にすることの出来ない、恵み、喜びです。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」