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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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  その愛のゆえに

   =時々の記=

      (116)

10月21日

 この頃は毎日、秋晴れというか午後からは暑ささえ感じられます。いつもの10月では。
 義足にて飛べる選手や天高し。
 山峡(やまかい)の家を隠しぬ朝の霧。
 朝冷えやフルート澄みて聴きにける。
 木犀散るや一隅染めをりぬ。
 大雨のまばらとなれば虫集く。(すだく)
 棕櫚の木の新旧の葉や秋の風。      馬場路哉。
 つい先日まで三日月だったのが今日はもう半月になっています。台所の窓からはもう月がみえなくなってしまいました。外に出ての月見となっています。
10月29日

 そうですか。今日は78歳のお誕生日ですか。私は、この11月で67歳の誕生日を迎えます。主人が誕生日祝いにと、ウォーキングシューズをプレゼントしてくれました。さっそく犬の散歩に履いて出かけました。何だか慣れないせいか、歩きにくく感じました。もっと歩いて慣れなければと感謝しつつ散歩を終えました。
 望月(もちづき)や胸に照るなり主の恵み
 牧師説く悔い改めや秋時雨。
 気高くも荘厳なりや望の月。
 男性のアリア滑らか秋惜しむ。        馬場路哉
11月1日

 11月の始まりです。本格的な冬がやってきそうな曇り空の一日でした。寒くなってくると、ここ山添村はそれなりの対策が必要です。昨日はお隣の一人暮らしをされている方と一時間ほどお話しして過ごしました。何しろ、お一人でいると、何か起きた時が不安だといっておられました。買い物は車ではいけないので、すべて生協で頼んでいるとのことでした。お野菜を作るのがとても上手な方ですので、いつも分けていただいている私たちです。
 クリスチャンではありませんからお祈りもできないし、讃美歌も歌えないのですが、いっぱい積もりに積もったお話をしていると、とても楽しくなってきたと喜んでくれました。今朝は、お元気ですか!とご挨拶を交わすことが出来ました。朝の挨拶は、とても大切ですね。改めて知りました。
11月4日

 つい先ほど教会の友から電話が入りました。暁美さん。お祈りしてくださいと言うのです。何かあったの?とたずねると、一人息子さんの体調が良くないのでお祈りしてほしいとのこと。私たちの祈りの力は弱くても全能の神様の力を信じてお祈りします、とお答えいたしました。私も今でもそうですが、主人の病気の時には多くの方から祈っていただいて力が与えられました。今もその当時に祈ってくださり、はがきを下さった方たちのカードは家の壁にびっしりと貼ってあります。そのカードがもう色あせてきてはいますが、いつも神様にお委ねしなさい励まし続けてくれています。
 朝散歩帽子に触るる山ブドウ。
 リハビリの一歩踏み出す草紅葉。
 薄雲や神在(ます)す天の高きこと。
 流れ星友の癒しを祈りける。
 ささやかな花野なりしを刈りにける。      馬場路哉
11月10日

 畦道に少し残れる野菊かな。
 薄緑なる教会や冬の丘。
 明星(あかほし)の煌めきて直ぐクリスマス。
 軽き音大きな音や落ち葉踏む。
 名盤のシンフォニー聴く暮れの秋。      馬場路哉
   馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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