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世田谷通信(147)
猫 草
健康食品やサプリメント、ダイエットや健康法にうまく乗れた試しがない。画期的な新発見というので「ほお~」と興味は持つのだが、いかんせん回転が速すぎる。試す前に次の商品に目移りして実行できない。
風邪薬すら、効いた実感がない。喉が渇いたり、頭痛がしたり、副作用はあっても、症状が改善されていると思えない。だから病院で1週間分の薬を出されても、2,3回で勝手にやめてしまう。まあ、正しく飲まず、信用していないので効果もないのだろう。医者に行って薬をもらった事実で安心して、あとは自然に回復するのを待つばかり。
では食生活がきちんとしているかというと、自信もない。家族の食事には野菜多め、塩分控えめ、油少な目、旬の食材を・・と気を使うのだが、自分は残り物と冷ご飯のお茶漬けで満足。三食お茶漬けでも問題ない。炭水化物を一切とらないダイエットも流行中だが、私にとっては炭水化物、特におコメが命綱。
ずっと疑問なのだが、どうして炭水化物が太る原因と言うのだろう。だって、炭素、Cですよ。あんなに燃えやすくて、いろんな物質ともくっつきやすく、エネルギー効率の良い物質はないでしょう。
カロリーを摂取しすぎて、体内に貯めこむから太る。摂取したカロリーは消費すればよく、燃焼効率の良さは炭素、とても優秀。炭火ってずっと燃え続けるじゃないですか。もちろん空気中と違い、体内での燃焼はゆっくりと低い温度で起きているけど原理は一緒。断じて炭水化物は悪者ではないと思いたい。お米好きからのひいき目の擁護である。
ヒトの体に必要なものって新発見とか新開発の凄い成分ではなくて、ずっとそこにある物で足りる。代謝や酵素が発見されたのは最近でも、仕組み自体は何万年もたいして変わってないと思う。昨日、今日の新発見より、ずっとヒトが選んできた実績を信じて、弥生時代からの日本人の宝、お米を今日もいただくのだ。それで不健康になるなら人類はとっくに滅亡している。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」