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その愛のゆえに
=時々の記=
(117)
11月20日
人間は感情の動物ですから、いつもいつも、喜んでばかりはいられません。それでも、感謝する日々でありたいと願っています。こちらは午後から久しぶりに晴れ上がりました。一気に紅葉が進み、昨日まで気が付かなかったのに今日は燃えるような真っ赤な紅葉に散歩道で出会いました。まあ~なんと自然の赤の美しいこと!!感嘆してしまいました。
初時雨帽子被りて教会へ。
谷紅葉見上げて暫し動かざる。
車椅子病室を出づ小春の日。
茶の花の小さく清楚に開きをり。
朝霧の二上山(ふたかみやま)を隠しける。 馬場路哉
11月30日
寒さは朝は厳しかったのですが、午後は温かくなりました。名張まで、入院されている信徒さんのご主人をお見舞いに行ってきました。やはりどの車も気忙しく走っていました。ブレーキとアクセルを踏み間違えないようにゆっくり運転していますと、後ろからもっと早く走るように促されて困っているこの頃です。
私は最近、一週間の献立表を作っています。それは栄養を考えてではありません。主人が週に一度、伊賀上野まで食料の購入に行ってくれますので、無駄使い、無駄買いを防ぐためです。献立表を作っておくとお互いに、気を付けるようになりました。出来るだけ野菜を中心にしています。でもこの野菜料理が結構手間がかかりますね。主人は今月は「桂木」という俳句会からお褒めを頂き上機嫌です。
薄雲の空絵となれる小春の日。
面影や畔に咲きたる野紺菊。
二種類の虫つきてをる花八手。
良く伸びし万両杖を添えられる
数多なる岩見えをりて川かるる。 馬場路哉
12月4日
俳句が出てきましたのでお送りいたします。
老犬の散歩を請ひぬ冬の暮れ。
ここにこそ荘厳さあれ冬銀河
故郷や漆紅葉の又見ゆる。
茶の花の芯(しべ)は朝日に眩しかり。
過疎の村寂寥(せきりょう)として木の実落つ。
長年の馴染みとなりし日記買ふ。 馬場路哉
来年の日記が出回ってきました。主人は毎年農業日記を購入しています。農業もしないのになぜかよくわかりませんが慣れているので書きやすいのでしょう。
12月12日
昨日の嵐で落ち葉が最後の一枚までも吹き飛ばされて、庭一面を覆っています。
私は落ち葉が気にならないのです。とても風情があって・・・。ところが人は様々でその落ち葉が気になって仕方がないといっては落ち葉を掃き出してしまう方が多いのです。
しきりに落ち葉を掃く音が隣り近所から聞こえてきます。風が吹けば、また同じことの繰り返しなのにと思いながら、その様子を静かに見ている私です。
一面に日の差す雑木の山眠る。
山中の一軒家なるクリスマス。
雲間より冬日チャペルに差しにける。
学び舎に大きな花輪クリスマス。
緩和ケア選びたる日の冬紅葉。 馬場路哉
今年もさまざまな思いで年の瀬を迎えられる方がいらっしゃるのでしょう。苦しみの中、悲しみの中にあるすべての方たちに、イエス様の愛がゆたかに注がれますように、お祈りするものです。
12月18日
教会の真の霊的力は一人一人の信徒が信仰にしっかり立っていくことがとても大切ですね。そのことを来年い続けたいと思います。古くからの仕来たりのなのですが、今夜は今年最後の納税日なのですが12月だけは忘年会を兼ねて村の食堂で受け渡しをいたします。主人は今から出かけます。とても寒くなってきましたので、みなさんあわてておられます。こちらは山では雪化粧となりました。その影響か、山からの風がとても冷たく感じられます。間もなく平地でも雪が舞うのでしょう。
マイナンバーが無事にお届けできほっとするまもなく郵便局では年賀状を受け付けています。嬉しい悲鳴ですね。今は年賀状がずいぶん減ってきているようですが、メール便がとても便利ですのでそちらを利用される方が多いのでしょう。
イエス様のご誕生を心からお祝いできる幸いを覚えるものです。
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」