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今月のことば
わたしから離れては、あなたがたは何一つできない。
~ヨハネ15:5~7
私たちには、大切な時期があります。それは親元を離れ、自立したいという思いを持つ時期であります。何かが出来るというよりは、未知の自分への挑戦、時には冒険という大それた思いになる思春期から青年期です。これは、経験を積んだ大人でも言えることです。好奇心、向上心、想像への思いでもあります。
人は、イエス様から離れていても、様々なことが出来ると思います。結婚もできる。家庭を築くこともできる。仕事に取り掛かることもでき、事業を起こすこともできる。
物事を想像し、新たな何かを作り上げることもできる。時には、争いを仕掛け、相手を支配することもできると思うのが私たち人間と言えます。むしろ、神なしに、生きることこそ自由な人間の幸福な姿と思うのも私たちです。
しかし、聖書は、イエス様なしには何もできないとことを示されました。
日々の生活の中で起きる涙や悲しみ、不安や失望、先の見えない孤独は、自立とともに、私たちの生活や心を支配します。実は、自立は、自分の無力を体験し、知るスタートでもあるのです。指針・目標なしに明日を生きることはできないのです。
聖書は、イエス様なしには、何一つしたこともない、したいことにすることもできない自分を知ることは、決して愚かなことではないのです。人間的な栄光に対しての神様からの愛の警告と受け止めるとき、この「わたしから離れては、あなたがたは何一つできない」というみ言葉は、真実を見つめさせ、少し腫れています、主イエス・キリストにあって今を、明日を、未来へと導くみ言葉として心に留めたい大切な「聖句」と言えます。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」