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今月のことば
金銭を愛することをしないで、自分の持っているもので満足しなさい。主は、「わたしは、決してあなたを離れず、あなたを捨てない」と言われた。
~へブル13:5~
最近、「タックスヘイブン」という言葉と出来事が世界の富裕層や大企業や政治家の中で、脅威となっています。一般庶民とは別世界の出来事で、何とも言葉がありません。人間の飽くなき貪欲は、醜いものですが、これは富裕層の限られた人たちのことではありません。私たち自身の醜い心です。
神はその私たちに、社会に「自分の持っているもので満足しなさい」と言います。我慢しなさいでもなく、辛抱しなさいでもなく、「満足しなさい」と言うのです。
それは、神は、疲れた者に希望を与え、貧しい者には力を与えられる。それで十分であると言うのです。何という祝福でしょう。しかし、私たちは、「十分」より以上のものを望み、求めるのです。そこにあるもので満足しようとしないのです。世界の富豪と言われる人々も、日々の生活が満ち足りていたとしても、より多くのを渇望し欲求し続けるのです。
私たちには「満足しなさい」ということは不可能なことなのでしょうか。あらゆる富を手にすることなどできませんが、より安定を求めて人は小銭を得ようと努力します。小銭より大金の方は安心と思うのが私たちです。不確かな富と教えられても、私たちの心は物を手にできない不安の中にあるのです。
しかし、「満足しなさい」の行く場所があるのです。それは、主イエス・キリストのところであります。「わたしは、決してあなたを離れず、あなたを捨てない」という約束です。この約束に、ひと足、ひと足近づき、歩を進めることです。イエス・キリストの後に従う「信仰」という生き方です。この約束は銀行の通帳の残高のように見ることはできません。しかし、確かな保障なのです。「わたしは、決してあなたを離れず、あなたを捨てない」と言われているからです。
今日も、日ごとの糧を与えて下さるお方に、心から信頼し心の眼を神様に向け、霊の糧をいただく日々でありたいものです。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」