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今月のことば
彼はその魂が労したゆえに、喜びを見、満ち足りる。義なるわがしもべはその知識によって、多くの人を義とする。それは彼が彼らの不義を負うからである。
~イザヤ53:11~
連日の猛暑日も9月の声とともに秋の虫たちの声が夜風とともに心地よい響きとなって聞こえてきます。夏の疲れが神様のお癒しをいただいてお元気にお過ごしください。
私たちの生活は、絶え間のない活動で成り立っています。そのために、多くの人が働いて、それで保もたれております。電気、ガス、水道から公私の交通機関、外国に漁に出ている方もおられます。国と国との争いのないように、その任に当たっている人もおります。また、24時間営業が普通になりました。そうして、そこで働いている方もおられます。このように多くの人の働きによって、多くの人は安心して生活しております。しかし、現実には、過重労働のために多くの弊害も起こっています。
ところで、聖書によれば、そのように目に見える「地」だけでなくて、さらにその上に目に見えない「天」も私たちのために働いている。天において私たち人間のために働いている「先々、万々」の者(ダニエル7:10)に比べれば…と、ふと思わされます。預言者イザヤは「その魂が労した」と言っている「一人の人」のおられる方を、私たちはどれほど考え、思い巡らしているでしょうか。
私たちは生きていますが、それは「彼はその魂が労したゆえに」生き、生かされていることを、深く考えることは、生きる意味・目的を自覚する上で、大きな意味を持ちます。「神の愛に満ちた魂の労」に深い感動と感謝を覚えるのです。同時に、人々の労に心を向け、感謝の思いをこの実りの秋に思いたいものです。
ふと、普段着の生活に安堵の思いを覚える幸いは、明日への希望になるのではないでしょうか。そう思えることに感謝・・・。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」