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その愛のゆえに
=時々の記=
(126)
8月22日
夏の高校野球は北海道が最後まで残っていたので応援していましたが、栃木に負けてしまいましたが、よくあそこまで勝ち進んだなと思い切り拍手をして応援していました。リオでのオリンピックは、9月から始まるパラリンピックを残して閉会いたしました。毎日、朝からテレビをつけての応援でしたので、急に夏の終わりが来たように感じます。
炎天や逃げたる犬を探しける。(翌日無事に見つかりました。)
蜂の巣に刈込み出会いはかどらず。(今年は非常に鉢が多いのです。)
一群の吹かれてをりぬ走り萩。
石組を重宝にして井戸替えす。
朝顔や赤色と紺基調なる。 馬場路哉
主人も支えられてこの夏を何とか乗り切ろうとしています。高齢者には厳しい今年の夏ですね。
9月2日
朝からはミ~ンミ~ンとセミが夏の終わりを告げるかのようにしきりに鳴いています。子供たちも二学期がスタートして少ない子供たちの山添村ですが、何だか、静かになったように思います。二学期は盛り沢山の行事に追われて教師も子供たちも大変です。特にこの頃は9月の早い時期に運動会がありますから、暑い中、練習に明け暮れて大変なことでしょう。
週二回通ふリハビリ爽やかに。
山峡や今も変わらぬ星月夜。
秋海どう夕さる庭に灯りけり。
黙示録めきて炎天続きけり。
一瞬の光大きく星飛びぬ。 馬場路哉
9月6日
今朝の散歩では、柿の実が熟さないまま、あちこちに落ちていました。上を見上げると小さな柿が鈴なりになっています。しばらくすると今度は青いままの栗が3つ4つと落ちていました。そうなんだ。このような暑さの中にあっても自然の恵みが豊かに実る秋を迎えているのだと実感いたしました。
こちらは台風の影響で蒸し暑い日が続いています。夕散歩ではいきなり黒い雲が現れたかと思うと、雨が勢いよく降ってきて、犬たちと一緒にずぶ濡れになって帰ってきました。
北海道では農家さんたちがジャガイモ、玉葱の収穫の前に大雨に見舞われて、本当に無念なことでしょう。ここまで大きくするのにどれだけの労力が必要だったかと思うと、いてもたってもいられません。今年はなぜか、東北、北海道へ台風が上陸して大変です。異常気象がそうさせているのでしょうが。一日も早く、元の生活に戻ることができますようにとお祈りするものです。
9月7日
秋の七草のひとつ、萩が土手の上から見下ろすように咲き始めました。夕方散歩で見つけました。やっぱり秋がやってきてくれるのかなという思いになりました。日中は真夏日です。いつになったら気温は秋らしくなっていくのでしょう。きょう七日は白露で、もうそろそろ涼やかな風が吹き出してもよいのにという思いです。
昨日の夕方、七色の虹が二本も家の庭の空に見えました。ほんのひと時でしたがとても心が和やかになりました。わたしには、四色にしか見えませんでしたが、主人には七色に見えたというのです。感性の違いでしょうかね。
9月12日
四季の変化がある日本は感性を高めてくれるようでとてもうれしいです。これからが秋の夜長の時期ですね。こちらは朝が早いので、夜はできるだけ早く休むようにしています。犬たちが4時30分には起こしてくれるからです。おかげで、早寝早起きの習慣がいつの間にかついてしまいました。これも健康維持には大切なことかなと良いように考えています。
夏草を刈らねば家を守られぬ。
手のひらに入る新種のさつまいも。
山里の白くぼやける星月夜。
爽やかや心開けという校歌。
夜の庭独占したる虫時雨。 馬場路哉
虫たちの大合唱にも耳が慣れてきたのでしょうか。今鳴いているのは何だろうと考えながら、聞いています。とにかくあちこちで鳴き始めますから、もう今鳴いているのはキリギリスなのか、クツワムシなのか、コオロギなのか聞き取りにくいほど一斉に鳴き始めています。
おかげで、涼しくなってきたので、夜はよく眠ることができています。私にとっては睡眠不足が最も翌日の活動に応えるのです。
9月13日
今年は、夏の異常な暑さのせいでしょうか。橋の下や池の近くなど涼しいところを選んで蜂が巣を作っているようです。各地で被害が出ていると伝えられ、怖くなりました。役場に連絡すると、山添村にも専門的に蜂の巣を退治してくださる方がいるとのこと。 さっそく電話を入れると雨が止んですぐに来てくださいました。30分程で、大きな蜂の巣を駆除してくださいました。
蜂にはもうしわけないのですが、人間に対して攻撃してくる生き物はちょっと放っておくわけにはいきません。蜂に刺されたところが頭に近い部分だったら亡くなった方もおられますから。 やれやれです。
土手のススキが雨に濡れて湿っていました。
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」