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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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  その愛のゆえに

   =時々の記=

    (126)

8月22日

夏の高校野球は北海道が最後まで残っていたので応援していましたが、栃木に負けてしまいましたが、よくあそこまで勝ち進んだなと思い切り拍手をして応援していました。リオでのオリンピックは、9月から始まるパラリンピックを残して閉会いたしました。毎日、朝からテレビをつけての応援でしたので、急に夏の終わりが来たように感じます。
 炎天や逃げたる犬を探しける。(翌日無事に見つかりました。)
 蜂の巣に刈込み出会いはかどらず。(今年は非常に鉢が多いのです。)
 一群の吹かれてをりぬ走り萩。
 石組を重宝にして井戸替えす。
 朝顔や赤色と紺基調なる。       馬場路哉
主人も支えられてこの夏を何とか乗り切ろうとしています。高齢者には厳しい今年の夏ですね。

9月2日

朝からはミ~ンミ~ンとセミが夏の終わりを告げるかのようにしきりに鳴いています。子供たちも二学期がスタートして少ない子供たちの山添村ですが、何だか、静かになったように思います。二学期は盛り沢山の行事に追われて教師も子供たちも大変です。特にこの頃は9月の早い時期に運動会がありますから、暑い中、練習に明け暮れて大変なことでしょう。
 週二回通ふリハビリ爽やかに。
 山峡や今も変わらぬ星月夜。
 秋海どう夕さる庭に灯りけり。
 黙示録めきて炎天続きけり。
 一瞬の光大きく星飛びぬ。       馬場路哉

9月6日

今朝の散歩では、柿の実が熟さないまま、あちこちに落ちていました。上を見上げると小さな柿が鈴なりになっています。しばらくすると今度は青いままの栗が3つ4つと落ちていました。そうなんだ。このような暑さの中にあっても自然の恵みが豊かに実る秋を迎えているのだと実感いたしました。
 こちらは台風の影響で蒸し暑い日が続いています。夕散歩ではいきなり黒い雲が現れたかと思うと、雨が勢いよく降ってきて、犬たちと一緒にずぶ濡れになって帰ってきました。
 北海道では農家さんたちがジャガイモ、玉葱の収穫の前に大雨に見舞われて、本当に無念なことでしょう。ここまで大きくするのにどれだけの労力が必要だったかと思うと、いてもたってもいられません。今年はなぜか、東北、北海道へ台風が上陸して大変です。異常気象がそうさせているのでしょうが。一日も早く、元の生活に戻ることができますようにとお祈りするものです。
9月7日

秋の七草のひとつ、萩が土手の上から見下ろすように咲き始めました。夕方散歩で見つけました。やっぱり秋がやってきてくれるのかなという思いになりました。日中は真夏日です。いつになったら気温は秋らしくなっていくのでしょう。きょう七日は白露で、もうそろそろ涼やかな風が吹き出してもよいのにという思いです。
 昨日の夕方、七色の虹が二本も家の庭の空に見えました。ほんのひと時でしたがとても心が和やかになりました。わたしには、四色にしか見えませんでしたが、主人には七色に見えたというのです。感性の違いでしょうかね。
9月12日

四季の変化がある日本は感性を高めてくれるようでとてもうれしいです。これからが秋の夜長の時期ですね。こちらは朝が早いので、夜はできるだけ早く休むようにしています。犬たちが4時30分には起こしてくれるからです。おかげで、早寝早起きの習慣がいつの間にかついてしまいました。これも健康維持には大切なことかなと良いように考えています。
 夏草を刈らねば家を守られぬ。
 手のひらに入る新種のさつまいも。
 山里の白くぼやける星月夜。
 爽やかや心開けという校歌。
 夜の庭独占したる虫時雨。      馬場路哉
虫たちの大合唱にも耳が慣れてきたのでしょうか。今鳴いているのは何だろうと考えながら、聞いています。とにかくあちこちで鳴き始めますから、もう今鳴いているのはキリギリスなのか、クツワムシなのか、コオロギなのか聞き取りにくいほど一斉に鳴き始めています。
おかげで、涼しくなってきたので、夜はよく眠ることができています。私にとっては睡眠不足が最も翌日の活動に応えるのです。

9月13日

 今年は、夏の異常な暑さのせいでしょうか。橋の下や池の近くなど涼しいところを選んで蜂が巣を作っているようです。各地で被害が出ていると伝えられ、怖くなりました。役場に連絡すると、山添村にも専門的に蜂の巣を退治してくださる方がいるとのこと。 さっそく電話を入れると雨が止んですぐに来てくださいました。30分程で、大きな蜂の巣を駆除してくださいました。
蜂にはもうしわけないのですが、人間に対して攻撃してくる生き物はちょっと放っておくわけにはいきません。蜂に刺されたところが頭に近い部分だったら亡くなった方もおられますから。 やれやれです。
 土手のススキが雨に濡れて湿っていました。
   馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
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定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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