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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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 その愛のゆえに

   =時々の記=

    (136)

6月14日

今週からはメモ帳を片手にEテレで学んだことを書き留めています。今までとは真剣さが違います。私も一からのスタートです。生かされている間、持てるものを精一杯出せたらと祈っています。でもあまり気負いすぎると長続きしませんから、そこのところを十分に配慮しながら進めていくつもりです。昨日、月ヶ瀬小学校で苦楽を共にした者たちが集って、昔話に花を咲かせると同時に、今まどのようなことに取り組んでいるかを語り合いました。特に気の合う仲間4人ですから、皆、今の自分を率直に語ってくれました。最年長は今年90歳になられた方です。現職のころは子供たちにも同僚にもご自分にも、とても厳しいところがおありでしたが、教育に関してはやはり人一倍の情熱を持っておられました。その方に、“この頃よく頑張っているね”と言われて、とても励みになったことを覚えています。私は「ジャーナル」のことをお話したのですが、今朝そのうちの一人から電話が入り、私の生活ぶりがとても刺激になったとお礼の電話が入りました。何だかほのぼのとした一日となりました。

6月17日

道端のアジサイ、お隣のお家のアジサイが濃い紫色に変わってきていますが、“雨が欲しいよ”とでもいうようにしんなりしています。家のアジサイにはたっぷりお水を与えています。嬉しそうに元気よく花を咲かせてくれています。小学三年生の女の子との初めての勉強が始まりました。お互いに緊張しての30分でした。英語のテキストに今はCDがついていて、とても便利になっています。直ぐ同じように発音できるのは素直な心があるからでしょうか。今は、ALTの先生がアメリカから来てくれて、月に一度は本物の英語を聞くことができるというのです。一気に何もかもは無理なので、まずは聞くことに慣れるようにと考えています。

6月26日

30度を超す暑さです。また、来週からは雨が続くという予報ですが、今年の梅雨はとても激しいですね。一日でひと月分の雨というのですから熱帯地方のようになってきているようですね。

 主人のこと、ご心配をおかけしていますが、リハビリには今日も出かけて行きました。加齢によるものと、使いすぎが重なってのことだと思われます。杖の力を借りて、歩くことができていますから感謝です。診療所できつめの痛み止めの薬を頂いてきました。それを服用しながら、ゆっくりゆっくり杖を使いながら歩いています。

渇かざる命の泉湧きにけり。

揃ひたる淡竹タケノコ送りけり。

止まるのはわづかの間なり山の蟻。

一筋に向かひて来る蛍かな。

玄関の敷石洗ひ夕立す。       馬場路哉

まだ山添村では蛍を見ることができます。田んぼの近くや、井戸水が湧き出るところにほのかな明かりをともしてくれています。静寂なひとときです。

7月5日

こちらは久しぶりに傘を持たずに夕の散歩を終えることができました。ほっとしています。その夕の散歩の折、ねじ花(もじずりそう)が一本ピンクの花を咲かせていました。主人に言わせると夏本番に咲く花だそうです。どんよりした空のもととても愛らしく、小さな花をいっぱい咲かせて元気をもらいました。

主人の足はきつい痛みどめのおかげで少し、和らいできているといっています。でもまだまだ無理はできないのでしばらくは私一人で犬たちとの散歩が続きそうです。

7月12日

朝からの蒸し暑さで汗が噴き出てきます。高温多湿、まさに熱帯地方に暮らしているようなこの頃です。クーラーを掛けようかと迷いましたが朝からはもったいない気がして、窓という窓を開け放して何とかしのぎました。庭の朝顔がいつもならもう蕾を付けるころなのに葉っぱだけが大きくなって一つの蕾も見当たりません。これも異常気象の影響でしょうか。

午後から激しい雨という予報でしたので、洗濯物を午前中に仕舞い込みました。今のところあまり雨は降らずに蒸し暑さだけが残っています。

    馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

 

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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