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その愛のゆえに
=時々の記=
(137)
7月14日
今度は東海地方を大雨が襲ってきました。道路が冠水し、橋が今にも流されそうなほどに水かさが増えています。名東区は大丈夫でしょうか?大きな黒い雲がこちら近畿地方にも出てきています。今にも大雨が降り出しそうな大きな雲です。この蒸し暑さが体調を、崩させます。“助けてください”と勝手なお祈りをしています。そんな中、お隣の一人暮らしをしている方が話をしたい、というので、一時間ほど話し相手をいたしました。“独りで暮らしていると、台所に立って、何かを作ろうという意欲がわいてこない”というのです。そしてご自分の家で採れた野菜をたくさんくださいました。私はただお話を聞くだけ。“ふん、ふん”とうなずくだけ。何も励ますこともできないけれど、こうやって一人でいる時間を減らしてあげることが大事なのかなあと考えています。
清流にまたたびの白なだれける。
家康の越えし多羅尾の閑古鳥。
十薬の十字の花や地に低く。
しもつけのルビー色なる無住寺。
津軽への旅読み返す桜桃忌。 馬場路哉
主人の左足膝の痛みが少し和らいできたのか、夕散歩には杖を使いながら老犬二匹を二人で連れて行くことができるようになりました。
7月17日
「今月のことば」に励まされながら、熱い祈り人になろうと思います。明日は山添村の総合健診です。65歳以上の高齢者がほとんどなので、とても時間がかかります。半日以上は覚悟しています。主人は三重大で診てもらっているからといって行きません。
長い間使っていた固定電話が故障してしまいました。20年以上も使っていたので仕方ありません。もう機種が古すぎて修理ができないとのこと。新しい電話を31日に付けてもらうことにいたしました。私たちは携帯電話を持っていません。とても時代遅れな者達なのですが、今はこれといった仕事を持っていませんから、これも不便に感じません。山間僻地なので、車だけは維持していかなければなりませんから、ほかのことにはできるだけ倹約しています。
葛城の左右連なる青嶺かな。
曲線を自由に描きツバメの子。
山峡や梅雨晴れ行くと鳶の笛。
買ひ求む伊賀の大玉トマトかな。
紫陽花に雲間の朝日覗きけり。 馬場路哉
8月1日
8月がスタートいたしました。暑い、暑いと言いながら毎日が過ぎて行きます。
「ジャーナル」のおかげで、一日のけじめがつき、心から感謝するものです。
遠くに離れているのに、いつも祈ってくださっている方がおられると思うと、強められます。「ほっとひととき」の方たちもきっと、メールを送ってもし、そのままで終わっているのでしたら、だれもこのように多くの方が愛読されないことでしょう。でも、どのような小さなことにも誠意を尽くされてレスポンスしてもらえる。なんと嬉しいことでしょう。
昨日、息子が帰ってきて、シャツを見ると、白い粉のようなものが楕円状に噴き出ているのです。何なんだろうと思ってよく見ると、汗が乾いて塩が噴き出た後となって残っていたのです。高校時代にサッカーを真夏にしていたころはきっともっと汗が出ていたんだろうと思います。その頃は若さでやりぬいていたんだなと十数年前のことが重なって思い出されました。
8月6日
こちらは朝からぐんぐん気温があがり37度となりました。台風の影響と考えられます。蒸し風呂以上の暑さです。
葛城の左右連なる青嶺かな。
曲線を自由に描きツバメの子
山峡や梅雨晴れ行くと鳶の笛。
買ひ求む伊賀の大玉トマトかな。
紫陽花に雲間の朝日覗きけり。 馬場路哉
8月9日
台風は近畿地方を直撃して過ぎ去りましたが、我が家の竹が道をふさいでいるのです。新聞配りの方が朝一番に通りますので、あわてて、主人と二人で竹を切って山へ放り込む作業を終えました。その直後、新聞屋さん、また出勤で出かける方の車が行き来し、ほっとしました。我が家の被害は古くなったビニルの洗濯物干し専用の屋根です。強い風で何枚か吹き飛んでしまいました。
業者さんに見てもらうと、全部やり直さなければならない状態だというのです。
仕方ありませんから、のしていただくように頼みました。ちょっとした台風でも古い家は被害が出ます。これも仕方がないことだと考えています。
暦の上では立秋です。庭にはツバメに代わって赤とんぼ、オニヤンマなど私の知らないトンボが幾匹も飛び交っているのです。まだまだ気温は高く蒸し暑いのですが、そんなトンボたちに出会って秋の気配を感じ取った一日でした。もうすぐコスモスが咲き始めるのでしょう。コスモス畑に目をやると、つぼみをいっぱいつけていました。
津軽への旅は寒しと桜桃忌。
噴水を起点リハビリウォークす。
プラタナス丘に吹かれて緑濃し。
神の愛こそ渇くなき泉とも。 馬場路哉
8月15日
NHKのニュース7で飛行機の墜落事故を見ると、なんと山添村の出来事がトップニュースで伝えられていました。ちょうど、我が家からは5キロほど離れている、標高の高い山の近くの出来事でした。主人の弟たちはさすがに驚いたのでしょう。お見舞いの電話が鳴り続きました。いったいどこで起きたのか地名を発表しなかったので、我が家の近くだったらどうなっているのだろうと案じてくれたのでしょう。弟たちの声を電話越しに聞きましたが、元気そうで感謝いたしました。主人の弟たちは二人ともすでに定年を迎えていますが、二人とも現役で頑張っています。きっと故郷へ帰りたい気持ちがあるのでしょうが、私に迷惑をかけると思ってか、遠慮してくれています。そのような心使いがとてもうれしいのです。
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」