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その愛のゆえに
=時々の記=
(138)
8月21日
来週から三週連続で、村の行事が続きます。村長選挙、村会議員選挙、クリーンキャンペーンなどで、出向かなければなりません。山添村は小さな村ですから、村会議員の選挙となると大変です。中峰山からも一人立候補します。選挙事務所が開設されて気忙しくなります。村長選は二人が出馬するとのこと。73歳の高齢者と41歳の若者との対決です。主人は今年は村の大役を任せられているので、明日から、道路の草刈り、空き缶拾い、事務所の掃除など、毎日駆り出されていきます。超高齢の村ですから、多くの者たちが職場を休んで選挙の応援です。選挙が終わるまで、ちょっぴり騒がしくなりそうです。
8月24日
この厳しい暑さで、思考力、気力ともにダウンしています。何とかかろうじて、夕食の準備を整えることができほっとしています。毎日のことですが、その同じことの繰り返し、単調な家事をこなすのにもかなり気持ちを込めないとできなくなってしまいました。蓑虫はどこかに大きな巣を作っているのでしょうか、退治しても追い付きません。次々と木の中からあらわれてきます。蓑虫に負けてしまった私です。
9月2日
最近はとても涼しく感じられます。このまま、秋になるのでしょうか?サッカーのワールドカップをかけての試合はとても感激いたしました。若い二人の選手が大活躍してくれました。息子は特に二点目を入れた選手の大ファンです。二点目のゴールが決まったときは家中が大歓声になりました。サッカーでの得点はなかなか決まりませんが、決まったときにはとても絶妙ですからハラハラドキドキの連続です。今まで一度も勝ったことのないオーストラリアに勝利してのロシア行の切符を手にして、サッカーファンを一層熱くさせてくれましたね。
9月4日
先ほどから雨です。久しぶりなので、落ち着きます。今日の夕方の散歩ではピンクのコスモスが咲き始めていました。心和ませてくれました。自然はすでに秋です。夜になると、コオロギが鳴き始め、あまり知られていませんが カマキリも懸命に負けまいと、キリキリとか、カナカナとか、スイツッチョンと合唱し始めました。
爽やかや強く説かれぬ天つ国。
十字架の高く光りて夏の果て。
イエスよりいただく聖霊爽やかに。
秋暑しみずべの風に憩ひける。
灯火親しチボー家の火と五巻目に。 馬場路哉
やんちゃでしたがな可愛いクロが今朝、散歩から帰ってきて、庭で倒れてしまいました。脳梗塞の様でした。いくら自力でf踏ん張ろうとしてもすぐにバタンと倒れてしまいます。このようなことは覚悟はしていましたが、突然の出来事で、うろたえてしまいました。食事ものどに通らずに一日過ごしました。すると夕方、クロが庭でよろよろと動いているのです。目を疑いましたが確かに動いています。
しばらくの間でしょうが、突然今日、天国へ行かなくてとてもほっとしています。
神様にクロが安らかに天国へ行くことができますようにと祈っています。
天上の幸願ふなり天の川。
しもつけの咲く寺跡の礎石の辺。
井戸替えや老杉半ば朽ちにける。
楢枯れの嘆きのありて秋の山。 馬場路哉
9月12日
私はいつもこの年老いた犬がそばにいてくれなくなったらどうしよう、と最近そんなことばかり考えてしまいます。でも飼い主にとても、かわいがられたネコちゃんは幸せだったと思います。きっと喜んで旅だったことでしょう。生き物との共存で教えられることが多くあります。飼い主には絶対服従します。そして何もしゃべらないのですが、“お帰り”とか、“そんなに怒らないで”とかを体全体で表します。人間と違って飼い主やその家族を怒らせるような態度は決してとらないのです。だからとても愛くるしいと思うのです。毎朝、犬たちが生きているかなと持って起きるこの頃です。よろよろ、今にも転びそうな足取りですがしっぽを振って散歩に出かけます。さすがに今朝の大雨には、怖がって一歩も外に出ようとしませんでした。その代わりに昼の散歩をしました。朝の大雨はあっという間に我が家の庭を溢れさせました。どこを歩いたらよいかわからなくなるほどに大雨になりました。近くに川はありませんが、土砂崩れが心配されるほど、防災放送が村内一斉に入りました。“気を付けて待機してください”とのこと。それでも仕事のある人は出かけなければならず、主人は村の代表で、バスで出かけなければならず、この雨の中家にいるのは犬たちと私だけです。
初秋や十字架仰ぎ教会へ。
声揃へ歌ふ讃美歌秋初め。
三日月に寄り添ふ星の光り初む。
祖父の死やツユクサの濃く目に染みる。
良き色を路上に散らす葛の花。 馬場路哉
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」