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その愛のゆえに
=時々の記=
(143)
1月18日
散歩するにも家事をするにも羽織っていた服を一枚少なめにいたしました。それでも、少し動くと汗ばんできます。気温を見ると、十度を超えています。春先の気温ですから、なんともうれしいことです。でもこの良い気候も今週いっぱいで、また来週には寒波がやってくるといわれています。つかの間の春の陽気に気持ちまで緩んでしまいそうです。
今年も、我が家は当たり年です。農協のお手伝いをする仕事が回ってきました。昨日はさっそく、春先に植えるジャガイモの種イモを配って回りました。とても重たいので、今朝は腰が痛くて、なかなか起きられませんでした。
冬うらら真上の空の青きこと。
刈られたる野菊再び花掲ぐ。
石塊の輝くものや川涸るる(はるる)。
木の葉より茂みに隠れ鶲鳴く。 馬場路哉
1月25日
昨日から水道管が凍結してしまいましたので、生活用水が残り少なくなってきて困っています。この寒波は明日まで続くというのですから、とても厳しいものがあります。それでももっと大雪の地方の方たちのことを考えれば、まだまだ比べ物になりませんね。もう少し、もう少しと思っていると一日がとても長く感じられるのですね。少しだけの飲み水で何とか半日過ごしましたが、午後からは井戸までの道を長靴を履いて、水をバケツで何回もくみ上げに行きました。何年振りかの厳しい寒さですから慣れていないことと、備えてないことが痛手となっています。
含む梅活けてみもする夕べかな。
底冷えに熱きコーヒーすすりける。
忍耐を第一義とし年新た。
米国より新年祝ふ手紙なる。
山峡の広み好むか寒すずめ 馬場路哉
主人は最近寒さが厳しいのでリハビリはお休みしています。明日、温かくなったらまたリハビリに歩く予定を立てているようです。
2月6日
2か月に一度の歯医者さんへの通院は幸い雪がなく、山添村内に医院があるので、出かけることができました。1と月ほど前から口内炎がひどいので、それを先生に伝えると“しっかり水分を補給しなさい”と言われました。冬にも口の中はいつもたっぷりの水分で潤しておくことがとても大切なんだそうです。のどが渇くまでほったらかしておいた知恵のなさに恥ずかしくなりました。小さな村ですが、村内に診療所があり、また歯科医院もあるのは高齢者にとってはとても助かります。
2月13日
我が家の犬たちはこの寒さと、足の弱りで、もう、散歩に行くことができなくなりました。今までの習慣で出かけそうになってしまいますが、あちらへぶつかり、こちらで倒れたりしている犬たちの姿を見ると、とても危険で外には出られません。家の小さな庭で少しの間リードを外して自由にさせてやっています。毎朝、まず息をしているかどうか確かめるのが朝一番にする大切なことの一つになっています。
冬晴れやただ黙々とリハビリす。
読み初めや蕪村を含め数冊を。
冬木立枝先茶筅並ぶかに。
山蒼し色めく冬の夜明けかな。
寒風を棕櫚はさらりといなしけり。 馬場路哉
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」