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『その愛のゆえに』
=時々の記=
(149)
7月17日
昨日、猛暑の中、長い間、不便な生活をしていた台所に新しく、クーラーを設置してもらいました。この暑さですから、クーラーがなかなか手に入らない状態だというのです。一日がかりで丁寧につけてくださいました。除湿機能がついていて、そこをオンにするだけでもとても涼しく感じられます。この蒸し暑さがとてもしんどいのだということがよくわかりました。電気工事の方は同じ気温でも、ここ、山添村は緑が多いので体感気温が低く感じられるので、仕事がしやすいといってくださいましたが全身汗まみれになっての一日でした。
またたびの傾るる(なだるる)道をリハビリへ。
畔刈られ整然とある青田かな。
笹ユリの消えたる村の過疎進む。
玄関を出ていくツバメ急加速。
草むらに抜きんづるなり夏アザミ。 馬場路哉
山添村の総合検診が近づいてきました。あまりにも暑くて車で出かける気力が出てきませんが、何とか頑張って行ってきます。
7月25日
昨日、山添村の健康診断に行ってきました。暑い中でしたが、何とか決められたことをやり切った充実感がありました。結果は9月28日だというのです。心配していた不整脈は検診を受けるひと月ほど前から気にならなくなりました。昨日の心電図の検査の時にも自覚はなかったのでほっとしています。内科の女性の先生が心音を聴診器で調べてくださいました。貧血の検査も目の下側をめくって調べてくださいました。一つ一つの検査がとても昔懐かしく感じました。そして、外からの検査では大丈夫ですよ、と言ってくださいました。主人の母はこの地域で、お医者とてその生涯をささげました。その様子を思い出し、懐かしくほっとした一日でした。
7月31日
もう7月が終わろうとしています。西日本豪雨、12号台風、猛暑でととても長く感じられたひと月でした。今もなお、被害にあわれた方たちはとても大変な生活をされています。こちらは12号台風で、家の周りの竹がずたずたに倒れて道をふさいでしまいました。その片づけに追われただけですのに、すっかり疲れ果ててしまいました。それに生活用水の井戸水がまだ湧き出てきません。後しばらくの我慢なのか、とても嫌な予感がいたします。三日はその井戸を村中が集まって見に行きます。うまく水が湧き出ていたら、井戸の中を掃除して、飲料水として使えるようにする予定です。人間の計画がすべて覆されているこの頃です。この先どうなるのだろうと、不安がよぎります。「明日のことを思い煩うな」とのみ言葉。「一日の苦労はそれで充分である」というみ言葉を信じて、生きたいものです。
8月2日
暑さが続いています。この暑さには疲弊してしまいます。今までならば、午前中は何とか頑張ることができたのですが、最近はとても長続きは致しません。気力が保たないのです。そのうえ体力も弱っています。今までできていた仕事の半分もこなすことができなくなっています。診療所の先生は励ますかのように、まだ69歳なんだからがんばれるよ、と言ってくださいましたが、今年の猛暑には閉口です。セミたちがあまりにぎにぎしく声を出しません。暑すぎて、弱っているのでしょう。
白鷺の青田の中へ舞い降りぬ。
苦悩する姿尊し桜桃忌。
笠といふ山開かれぬ蕎麦の花。
無住寺の門前に群れ捻れ花。
信仰は闘ひと聞く聖五月。 馬場路哉
8月6日
きょうは暦の上では立秋です。昨日までの暑さに比べると二度ほど気温が低いこちらです。やはりとても過ごしやすく感じます。クーラーもいりません。洗濯物を干したり取り入れたりするのも、傘を差さずにできます。ほっと致します。でも緊張していた夏の暑さに疲れを覚えて、体は重いのです。被災地の方たちの特集が新聞に組まれています。アッという間に大切な命が奪われてしまうのですから、本当に悲しく辛く、その悔しさをぶつけたらよいのか、と毎日が戦いですね。「ジャーナル」さんとのメールでのやり取りに出ています。お祈りしています。
命掛け話す牧師や聖五月。
勇気もて道踏み出せと聖五月。
アジサイや永久の命を解かれける。
リハビリや、またたび傾る谷道を。
渓谷も滝壺も青と轟きぬ。 馬場路哉
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」