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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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  その愛のゆえに
  =時々の記=                                       
    (29
 
6月13日
名古屋地区連合婦人会祈祷会に津島教会まで、主人の運転で4名の者が行ってきました。車中では、身内の悩み、子供の自慢など、それぞれが存分にストレスを発散させました。運転手の主人は、只、ひたすらそのかしましさに耐えながら、集中して安全運転してくれました。八事教会の姉妹とご挨拶でき、とても感激いたしました。特にO姉妹は、日々のみ言葉について、本当に力づけられるでしょう、と手を取り合ってご挨拶できました。感謝です。また、主人にも、特別、気を配ってくださり、足のことを心配してくださいまして、主人は、ご丁寧に、至らない自分のことをこのように心配していただいてとても喜んでいました。心から感謝いたします。
辿りたる 母校への道 夏アザミ
人知れず 谷の笹ゆり 咲きにけり
鮎の川 とうとうとして 国境
山峡(やまかい)や 労鴬(おう)を聴く 小休止  馬場路哉
 
一人の魂を救うために祈りあうことの大切さを胸に帰路につきました。久しぶりの遠出だったので、幾分疲れました。でもよき交わりができました。
 
 6月18日
右手首の骨折でギブスでしたがそれから解放され、ちょっとこわい感じで動かす時、大丈夫かな・・・。動かしてみると自由に動くので運転もしやすく、オルガンも弾くことができました。来週から奏楽ができます。ご奉仕できる幸いを感謝します。主人は、朝から晴れているので、早速、リハビリの歩く練習にでかけました。ちょっぴり、微笑みを浮かべて。皆様のお祈り、お励まし、お支えに感謝しつつ、一日、一日、神様を仰いで歩んでまいります。
伊賀の川 堤防高き 青田かな
木こく(もっこく)の 花咲く津島 訪ねけり(津島教会の前の医院の庭をみて)。
荒らされて 間もない山田 姫女おん(ひめじょおん)
スイカズラ 参道の垣 匂いけり   馬場路哉
 5e90bde2.jpg
6月19日
今朝は、曇り空ですが、そんなうっとうしさを紫陽花の花が明るくさせてくれました。山添は、草の勢いがすさまじく、少しほっておくとマムシが発生します。ですから、隣り近所で朝から草刈機の音で、にぎわっています。草との戦いの月でもあります。主人は、まだ草刈機は使えない(足が不安定)ので、専ら、手で鎌を使って少しづつ刈っています。私は、草を根っこから抜く作業しかできません。役にたちません。困ったものです。
 
6月21日
今日は、とても蒸し暑く、梅雨本番というところでしょうか。足が悪いのに、主人は家の周りの草を刈っています。昨日、四日市教会の藤沢徳治さん(まきば幼稚園理事長)から、俳句に関する本を贈っていただきました。かなり、達人でいられます。同じ教会の伊藤千秋さんに薦められ、俳句の研究をしだしたとのこと。すごいです。とても参考になりました。まきば幼稚園の母親たちにも俳句の会を作って、指導されようとしているそうです。
 
6月24日
「つのぶえジャーナル」は、幅が広く、クリスチャンだけでなく、多くの方に愛読され、とてもよい傾向になってきています。嬉しいことです。昨日、また月一度の山添俳句会に主人は出席しました。講師の先生から、良くがんばって俳句つくりをしている、とお褒めのことばをいただいたと、喜んで帰ってきました。……ジャーナルに載せていただくお陰で、自然を見つめる目が鋭くなってきているように、素人の私でもそう感じるようになってきました。ジャーナルさま、さまです。
草の戸や さつきの円く 刈られたる
坪庭を 占むる十薬 花盛り
刈込める、垣の杉の芽、匂うなり。
改築を される旧家や 今年竹
谷深く 百合一輪を 見つけたり   馬場路哉
 
きょうは、久しぶりに少し、日が照りだしてきました。漸く、ストーブをしまったり、大物の洗濯に精をだしました。緑茶で一服でもしようと主人を誘うのですが、まだ、ぶんぶんと草刈機(やっと草刈機を使えるように足がしっかりしてきました)に夢中になっています。ひとりでゆっくり休憩することにします。
 
6月30日
昨日の礼拝で、私たちの一番下の息子と同じ年の方が、加入されました。M会社の派遣社員です。
夜もほとんど12時を越えるまで勤めがあり、大変な中、礼拝に出られました。我が息子は、中学3年まで熱心に教会へ行っていましたのに、高校でサッカー部に所属し、年中休みなしの厳しい部で、全国大会へ3年連続出場したのですが、以来、教会へ行くことなく、脳科学の研究をしており、マウスを使って、薬開発に努めています。教会へ行くように言っても、今のところ、言うことをきかず困っています。昨日加入された方を見るたびに、我が息子とだぶってきます。祈り続けています。
伊賀焼きの 厚めの壷や 花菖蒲
幻にあらず 紫陽花 濃く淡く
風無くて 虫通いおり 花ぎぼし  馬場路哉
 
今日も、梅雨空です。私は、洗濯ものがすっきり乾わかないと、気分がめいってしまいます。犬たちも晴れて欲しいなという顔をして、空を眺めています。
 
7月3日
今、学校ではいろいろの問題が出てきて、現役教師の方々を覚えてお祈りしています。私は小学校教師を17年、中学校を5年経験しました。それぞれ、学年相応のカリキュラムで、子供の成長にふさわしい指導を研究し、教材つくりに励み、子供たちがその教材で、目を輝かせ、食いついてきてくれたことを想い出しています。ある教材では、何十時間かを費やして、たった45分で終了。そんな時は、切ない思いになったことでした。挙句の果て、先輩教師や同僚教師から、授業をみて、厳しい意見が飛び交います。それらを反省材料にして、また、次の教材研究に励むのでした。
教会は、牧師先生と信者は、一方通行のようになりがちですから、わからないところや、疑問に答えてもらって、すっきりした気持ちで帰るためにも、緑ヶ丘教会では、月1度ですが、先生の説教を聴いて、質問したり、なんでも話し合える時(御言葉を囲む会)を持つようにさせていただきました。それが、ずうっと続いています。
今の私は、最近、主人が疲れるので出ていませんが、とても大切なことと考えています。牧師先生が信者のレベルを知ることは、説教の準備に役立つはずです。
学校の教師が悩むことは、どんなレベルに授業を持っていくかです。その把握ができない教師は、優秀であっても、学級経営にひずみがきてしまいます。今、どんな重荷を抱えて苦しんでいるか、また、口に出せない悩みを抱えていることも察知できなければなりません。・・・。
右腕が、よく動くようになったので、草刈の手伝いをし始めました。すると、ハチ、ブヨ、蚊たちが寄って来て、顔中、あちこちに挨拶をしていってくれました。お陰で目の下、おでこ、あごなど、あちこち真っ赤に腫れあがり、かゆみと痛みが、共存しています。なれないことは、だめですね。
ジュンサイの 浮かびし池の あれんとす
咲き満ちて 傾ぎ(かしぎ)見られる 花ぎぼし
立ち葵 ロミオジュリエット物語り
鍋倉渓 ふもとは蛍 飛ぶところ  馬場路哉
ここ数日、真夏の暑さが続いています。やはり暑さは、体力を消耗させます。
 
 
 
                    馬場暁美
                  (上野緑ヶ丘教会員)
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緑を大切に!
お気持ち一つで!
守ろう自然、育てよう支援の輪を!
書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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