[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『その愛のゆえに』
=時々の記=
(154)
12月15日
今朝は、みぞれのようなものが降ったりやんだりで、とても冷たい一日となりました。寒さが和らいでくれることを願っています。寒椿が誇らしげにつぼみをつけ始めました。さすがに寒さに強い花ですから、この寒さにもびくともしていません。
茶畑や裾白々と花のあり。
古の伊賀は琵琶湖や霧の海。
初冬やかぎろひしばし雲染む。
初霜や葎(むぐら)刈られし跡白く。
間のありて芭蕉大きく羽撃ちけり。 馬場路哉
散歩に出かけようと思って、マフラーをして手袋をはめて、長靴を履いて行きます。先ほどまで降っていたみぞれで結構滑りやすくなっていますので気を付けていきます。今年も寒いクリスマスとなりそうです。
12月31日
郵便受けにゴダート先生からのクリスマスカードが届けられていました。私は今年は先生のお歳のことを考えてお返事をいただくのは申し訳ないと考えて、こちらからはクリスマスカードは出しませんでした。それなのに、先生は私のことを覚えていてくださり、“お元気ですか?”とのお心優しいお手紙をくださいました。申し訳なくてすぐにお返事を書きましたが。郵便局の窓口はお休みです。
仕方がないので4日まで待つことにいたしました。
お手紙の中に昨年の10月にアメリカを襲ったハリケーンで恐ろしいほどに大きな木々がなぎ倒され、まるで戦争で襲撃された後のようだったとありました。でも幸いなことに先生と愛犬は守られて建物の中で残っておられたというのです。
万両忌庭手入れして偲びけり。
日向ぼこちょっとしてより教会へ。
山際にかぎろひ赤く冬に入る。
年賀状書くや面影浮かべつつ。
第九聴き高揚すなり大晦日。 馬場路哉
1月9日
今年になって初めて、水道の水が凍結していました。外の気温は氷点下4度でした。あちらこちらで氷が目につきました。お隣の方と新年のご挨拶をしたところ、今朝の冷え込みで凍っている庭で転倒してしまい、とても痛みが激しく、救急車を呼ぼうかと思ったといっておられました。お一人で気丈に生活しておられます。私とはとても仲が良くて、立ち話のつもりがとても長くなってしまいます。
鈴鹿峰に初雪う薄く幾条も。
冬霧か雲か多羅尾の山に湧く。
同志社の女牧師のクリスマス。
荷を積める郵便バイクの年の暮れ。
良き窪の枇杷大きくて花数多。 馬場路哉
昨日、先生からもっと運動をするように言われた主人は、この寒い中、山添村を歩きに行きました。お昼になっても帰ってこないので心配しましたが、何かあったら、どなたかが連絡してくれると思って待ちました。朝出て行ったのが9時前でしたのに、帰ってきたのは午後1時過ぎでした。途中で局長さんと呼び止められて、昔話をしていたら、あっという間に時間がたってしまったというのです。
ケータイも持っていない私たちですから、何かあった時にはどなたかのお世話にならなければなりませんから、できるだけ連絡は細かくするようにしています。
この頃はよく転倒して救急搬送されたという話を聞きます。お互いにくれぐれも足元に気を付けて慌てないで一歩一歩踏みしめながら歩くことが大切ですね。
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」