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『その愛のゆえに』
=時々の記=
(155)
1月13日
庭の梅のつぼみは昨日よりもさらに大きく膨らみ、花になると真っ白の梅なのですが、つぼみはまるで赤い花が咲くかのように濃いピンクです。鼻を近づけると、なんだかよい香りがしてきそうです。
二上の山より朝日冬紅葉。
数々の祝福を謝す大晦日。
聖霊の導き待てる去年今年。
第九聴きまもなく覚ゆ淑気かな。
永遠に川の流れる淑気かな。 馬場路哉
昨日のことです。主人に一通のはがきが来ました。それには、このようなことが書かれていました。“あなたの俳句の作品はとても良いものです。それらを集めて俳句集を作りたいと思います”というものです。この言葉に乗ってはいけないといって主人はすぐにそのはがきを廃棄しました。「つのぶえジャーナル」に載せていただけることが一番の喜びであり感謝なのですから。ほかにも新聞社からも誘いがあります。オレオレ詐欺のようなものですから気を付けないとと言っています。
1月17日
外へ出るととてもきつい風に吹き飛ばされそうになりましたが、お日様は明るく照り春の兆しを感じました。散歩の途中でお隣の方と出会いました。風がきついのに帽子もかぶらずにすごいな、と言われました。帽子をかぶらなくても寒さをそれほど感じずに散歩を終えられるからです。
青空に梅のつぼみの赤と白。
嬰児の泣き叫ぶなり日脚伸ぶ。
初時雨信楽の山隠しつつ。
聖餐を受くやおりしも寒の入り。
海岸のハクアのビルへ旅始め。 馬場路哉
1月22日
毎日歩いている散歩道に昨日から黄色い梅が咲き始めました。蝋梅という品種です。一番に咲く梅の花として親しまれているものです。今日は昨日よりも一段と花の数が増えています。冷たい風に揺れながらも“春ですよ”と呼び掛けてくれています。先日見つけたフキノトウも青い小さなはっぱをたくさんつけて芽を出し始めました。このほろ苦さが春を感じさせてくれるのですね。
杉ヒノキ枝打ちされて山眠る。
堤防は良き散歩道山眠る。
蝋梅や卒寿の夫婦働きぬ。 馬場路哉
1月28日
散歩に出かけようかと思いながら郵便受けを見に行きますと、もうジャーナルが届けられていました。うれしくなって、散歩を後回しにして、ジャーナルを読むのを優先しました。今月もヤマト便さんが気を使ってくれたのでしょうか。早く届けていただいて感謝です。
ジャーナルを読ませていただいていると、あちこちでフキノトウの収穫とか、つくしが出始めたとか、びっくりですね。日本列島は南北に長いのですからまだ冬の真最中の雪国の方たちもおられれば、春を感じられる方たちもおられるのですね。ジャーナルを読ませていただいていると、家に居ながらにして全国へ出かけているようでとても楽しくなります。
底冷えの伊賀に十字架掲げ建立。
押され行く、車椅子なる毛糸帽。
過疎なれど斯く(かく)賑わひの藪椿。
読みもする、カルヴイニズムや冬籠り。
大霜や三輪山と田の引き締まる。
粉雪やただ、診察の順を待つ。
大木となりし橡(くぬぎ)の山眠る。
橋の上に消防車止め出初式。
枇杷の花数多付きをる良き窪地。 馬場路哉
2月6日
京都の方ですが、十何年も前からお会いしていませんのに、今日電話が入りました。そしてどうしても今月中にお会いしたいとの電話です。びっくりいたしました。すでに年賀状もやり取りしていません。お世話になった方ですから、むげにお断りすることもできません。2月25日月曜日にJR奈良駅で待ち合わせをすることにいたしました。何かが起きたのだとお察しいたします。誰かとどうしても話をしたいという切実な願いなのですから。私にできることを精いっぱいしたいと思います。
底冷えの伊賀の教会祈りけり。
早春や賛美歌の声そろひける。
主てふ字殊に大きく筆始め。(今年度の標語聖句を書き終えた時のこと。)
鳥達の飛び立ちにけり春隣。
料峭(りょうしょう)に耐えてリハビリ続けなむ。 馬場路哉
私は左股関節の痛みで、歩いていたり、立っていると突然足の力ががくんと抜けてよろけるようになってしまいました。
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
写真・・・バラ記念会堂 石の礼拝堂
バラ宣教師祈祷場、神奈川の一本杉
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」