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『その愛のゆえに』
=時々の記=
(159)
5月18日
私の散歩の時刻は午後3時30分からです。空を見るととても怪しげな雲が出てきました。大きな傘をもっていこうと考えています。やはり梅雨の影響がこちらにもやってきているようです。一日曇り空。アジサイのつぼみが出始めました。
母の日や賛美歌に母和しにける。(510)を賛美して母を思い出していました。
母の日や茶畑横の施設訪ふ。
池の如静まり返る代田かな。
菜の花と白鷺のそふ川ありぬ。(山添村の小さな川に大きなシラサギが飛んできてびっくりいたしました。) 馬場路哉
5月24日
今朝、ホトトギスの初鳴きを聞きました。鶯とは違ってまたとても美しい響きです。“卯の花の匂う垣根にホトトギス早も来鳴きて忍び音漏らす、夏は来ぬ”の夏の到来を知ってホトトギスが山の間から声を響かせています。いよいよ夏、初夏の到来ですね。蟻の行列が庭で見られ始めました。また大きな蛇もやってきました。自然界の生き物たちが敏感に反応するのには驚きです。
5月27日
心から感謝して6月号の早いお届けに飛び上がるほどうれしく思いました。
とても蒸し暑い一日でした。そろそろ梅雨入りなのでしょうか。今日、山添村の産直場へ出かけましたら、もう新茶が並んでいました。新茶の色と香りは初夏の香りです。暑さが吹き飛んでいくように感じられます。午後3時に主人が鉄瓶でお湯を沸かしてお茶を入れてくれるのが日課です。ここ山添村ではどこのお家でも男性がお茶を入れてもてなしてくれるのです。村では、お茶は男の方が入れるという習わしなのです。入れてもらったお茶は特別においしく感じます。
明日、主人は三重大学病院です。私もと考えていましたが用事がかかってきて出かけられなくなりました。
5月28日
今朝はいつもより、一時間前倒しして起きて、朝の準備をしました。主人は雨の中午前7時に出かけました。予約通りに診察をしていただいて、この度も異常なしということで、感謝のうちに家路につくことができました。うれしかったのか、津市のお菓子をお土産に買って帰ってくれました。
5月30日
今朝からは雨が上がり、新緑が輝いて見えます。あの事件でとても悲しく胸が痛みます。悲しいことです。あまりにもひどすぎます。主人は昨日の疲れと緊張から解放されてリハビリに出かけました。
丘の上の図書館脇の新樹かな。
緑陰に高きや裏の良心碑。
空の鳥しみじみとみるバードデー。
青芝や羊は丘を目指しける。
2時間も遅くなるとは。
寛容と柔和を覚え聖五月。
藤だなを夫の遺せし山家かな。
柔らかき一菜にせむ蕗を摘む。
葉桜の隙間にひかる名張川。 馬場路哉
6月3日
今日は主人はまた山添村歩こう会へ出かけました。おにぎりを二つ持ってうれしそうに出かけて行きました。今は若葉が香り、ウォーキングにも最高の季節です。昨日は愛知県で植樹祭が行われていました。主人たちも20年前に自ら植樹した山林を歩くというのです。自分たちで植えた木の香りを思い切り体に吸い込みながら、一日を過ごすことでしょう。
我が家では多くの木がとても大きくなり茂ってきました。これをある程度伐採しなければ電線に引っかかり皆さんに迷惑が掛かります。今年の夏はこのままにして、また樹木医さんに診てもらってから、中切りという切り方で、大切な命は生き続けていくようにしてもらう予定です。
6月7日
やはり梅雨入りです。こちらはとても激しい雨と雷にびっくりです。梅雨入りにふさわしくアジサイが次々と色を変えて咲き始め、目を楽しませてくれています。紫色のアザミ、土手にはバラ科の花しもつけがピンクの花をたくさんつけて目を引きます。
聖五月山に次々咲けるもの。
瀬音聴き眠りに入るキャンプかな。
北窓を開けば森の木々太し。
三段に藤のかかりて川の上。
なら若葉全身見えてまぶし刈り。 馬場路哉
6月11日
いよいよ、梅雨本番を迎えました。ミニバラがとてもきれいに咲き始めました。しもつけの花もバラ科の花だと聞いています。それもとてもきれいに咲き誇って梅雨空を明るくしてくれています。野の花、庭の花たちに感謝しながら過ごしています。小さな畑に目をやるとピーマンがいくつも実をつけだしています、ミニトマトも青いのですが、もうたくさん実をつけて楽しませてくれています。あと10日もしたら、赤くなってくれるかもしれません。小さな畑に野菜たちを見に行くのが楽しみになってきました。
過疎進み地蔵傾ぎぬ(かしぎぬ)シャガの花。
速やかな飛翔を眺むバードデー。
山賢やえびねの花を並べ売る。
黒鯛と侮るなかれ塩の味。
バイク連切ってをるなり若葉風。 馬場路哉
主人は昨夜、突然亡くなった方のお通夜に行きました。奥様もお二人とも校長先生でやめられた方たちですから、それは沢山の方が弔いに来ておられていたそうです。200人以上はおられたとか。私は葬儀は一体だれのためにあるのだろうと考えさせられるこの頃です。幸いにも私たちの住んでいる所では、今はみな家族葬です。葬儀は親しかった身内でお送りしましょうという呼びかけが広まってきたのです。山添村の中でも私たちの住んでいる所はとても改革的です。同じ村に住んでいても住み心地は違うのですね。感謝しています。
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」