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『美しい朝に』・・57・・
長良川の鵜飼い
鵜飼い漁の歴史は古く、古事記・日本書紀にも出てくるほどだそうです。鵜匠は今でも宮内庁式部職に任じられているとのことです。しかし今日ではすっかり観光用になっているようです。20年以上、岐阜県に住んでいながら、残念なことに私も家内もまだ一度も見たことがありません。
鵜飼いといえば、俳人松尾芭蕉の「おもしろうて やがて悲しき 鵜舟哉」という句が有名ですね。芭蕉も長良川まで足を伸ばしたのでしょう。岐阜市の長良橋のたもとに、この句が刻まれた句碑が建てられています。芭蕉といえば、私たちが住んでいる大垣市には、「奥の細道むすびの地記念館」があります。ここには2回ほど訪ねたことがあります。芭蕉の旅は5ヶ月もかけての大旅行、さすが天下泰平の元禄の世ですね。
前川嘉風という現代の俳人の「篝火の 揺らぎ鵜匠の 綱さばき」という句もありました。かがり火に誘われ、鵜に捕えられる鮎。何度も潜っては鮎を飲み込む鵜。一人の鵜匠は12羽の鵜を操るといいます。鵜はせっかく捕ったのに鮎を吐き出され、最終的には人間様が食べてしまう。そういう鵜飼いを見て楽しむ観光客。いろいろですね。「おもしろうて やがて悲しき」という気持ちが分かるような気がします。
私たちはせいぜい、偽りの光におびき寄せられて、悪魔に飲み込まれないようにしましょう。いつも本当の世の光であるイエス様のみを見上げていきたいものです。
岐阜県大垣市在住 H・N
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「十字架を仰げよ」 水野源三第四詩集
主イエスの十字架によって 父なる御神に赦されているのに
なぜ罪に苦しむのか 今すぐ主イエスの十字架を仰げよ
主イエスの十字架によって 父なる御神に愛されているのに
なぜ孤独に悩むのか 今すぐ主イエスの十字架を仰げよ
主イエスの十字架によって 父なる御神に赦されているのに
なぜ明日を恐れるのか 今すぐ主イエスの十字架を仰げよ
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」