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「小閑記」
しかし、イエスは女にむかって言われた、「あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい」。
=ルカ7:50=
私たちの日々の中に、親しい人に、家族に「ありがとう」「感謝します」という思いと言葉、意識を豊かに持ち、口に出来たら、その毎日は、暗く憂鬱になるでしょうか。不快に思うでしょうか。笑顔に変わることでしょう。
この聖書のみ言葉は、私たちの一番望むことです。想像してみてください。
イエスご自身(救い主)の口から、「あなたの罪は許された」「あなたの信仰があなたを救ったのです」というお声を聞くことは、たぶん、地上で私たちが経験する、最大の喜びでありましょう。
この喜びをこそ、多くの人は、人が熱心に慕い求めても、祈っても、主イエスへの信頼なくして得られものではないのです。このイエス様に出会うまでのこの女性も、そうであったでしょう。しかし、熱心は無駄ではありません。イエス様は言われました。「あなたの信仰があなたを救ったのです」と。では、この女性を救った信仰には何があったのでしょうか。お手元の聖書をお開きになり、ルカによる福音書7章36節から50節を是非お読みになってください。そうして、その時の状況を想像してみてください。
「命がけ」「わき目も振らず」という言葉がありますが、この女性の姿には
必死な思いで、人をかき分け進み、イエス様の足もとに、罪あるままの自分を投げ出したのです。その姿が、イエス様の言われる「あなたの信仰が・・・」というお言葉になったのです。
この女性の姿は分かりやすいですが、自分に置き換える時、「自分を投げ出す」ことほど難しいことはありません。あるいは、祈りの時でも、神様とお二人の時でも、自分を曝け出すことは出来ません。ましてや、多くの人の前での、女性のあのような行動は、勇気ではなく、「罪を許されたい」という思いが、日々の生活の中にあったからこその行動ではないでしょうか。人それぞれに自分の中にある、得体のしれない邪魔者があるからです。でも、イエス様のみ前に進み出ましょう。
「あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい」をいただくために。
救い主のうれしきみこえ 天よりの平和を敷きひろぐ。
幸いみちたるその声に かぎりなき生命と喜びあり。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」