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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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  眸(ひとみ)・・105 ・・

 

 娘の介助で近くの公園まで車いすで散歩が出来ました。元気な時の散歩コースも車いす生活になってから、起伏が多い道やでこぼこ道は一人では不可能になって、もう3年目になってしまいましたので、木々の背丈も少し伸び、何もかもが新鮮で、風で枯葉が足に振りかかり、大げさではなく自然との一体感を感じました。風の冷たさも家の中では忘れてしまうのですね。短い散歩の時間でしたが、忘れていた喜びを思い出して、今、紅葉の外を見つめています。 京都府 A・Gさん

 

✬ 久し振りの秋晴れになり、洗濯物が一日で乾ききるのはとても感謝なことです。小さな我が家の畑に白菜が葉っぱを大きく広げてきましたので、二人で丸く結球するように葉っぱをまとめてひもで結びました。小さな庭の10個ほどの白菜ですのに、大きく育て上げるのを楽しみにしています。野菜農家さんのご苦労など想像できませんが、秋日和に感謝しつつ、今は筋肉痛の二人です。 神奈川県 B・Sさん

 

✬ 台風の被害は少しで済みましたが、後片付けは後回しにして、子供たちのために、渋柿の皮をむいて、「吊るし柿」を作っています。主人は「我が家の冬の玉すだれ」と呼んでいます。村でもそのように作る人はもう少なくなりました。子供のころは、どこの家の軒先にも沢山の「吊るし柿」が冬の風に揺れていました。色が濃いチョコレート色に変わり、白い粉が出てくるとお正月、新年です。 愛媛県 W・Aさん

 

✬ 街路樹には電飾が華やかさを演出してくれていますが、行きかう人は急ぎ足です。今年も僅かになりました。何だか災害の多い一年のように感じてしまいます。2020年はどのような年になるのでしょうか。個人的な願いは、入院のない年であってと祈り求めています。 山形県 R・Iさん 

 

✬ 主人は手書きの年賀状を書いています。私はクリスマスカードです。高校時代の方とのカード交換は、今も続いています。普段はメールになりましたが、クリスマスカードだけは、手作りです。

9月ごろからあれこれと幾つかの下絵と聖句選びが私の30年来の12月初めまでの準備です。それぞれのお友だちの一年を思い描き、新しい年の幸いを願い、聖句を選ぶことはミッションスクールの時の女性の宣教師先生から教えていただいたことです。 福岡県 S・Aさん

 

✬ 日本の米どころに今回の台風、洪水、氾濫に大きな被害が襲い掛かり、人々の生活を一変させました。テレビや新聞の報道は、河川の氾濫、家屋の被害の報道が目立ちますが、これは、マスコミ人の「土」に生きない人々の「視点」のように思えるのです。

1冊の本を読み終えました。201595日 初版発行の「稲と日本人」(甲斐信枝作 佐藤洋一郎監修 福音館書店)という本です。その参考文献の豊富さと視点の広さ、深さは、学童向けというより、私たち大人の便利さに心奪われ、大切な「心・感謝・汗・涙」を見失ってしまった生活を「土の生命力との関わり」を再考させてくれる本と出合いました。何とも言えない後味の良い読後を味わいましたのでひと言・・・。時間を作って参考文献を丁寧に読もうと思いました。 愛知県 O・Hさん

 

✬ いても立っても・・・と言う気持ちで福島にボランティアとして2日間行って来ました。実際は何のお役にも立てませんでしたが、被災状況を見ることと皆さんとのお話の時間で、想像以上の深刻な状態が分かりましたので、そのことを町の自治会の集まりで、何とか報告したいと思いました。何が不足云々ではなく、何もかもで、そのことをお伝えしながら、次に何が出来るかを考えたいと思いました。渋谷に集まるあのハロウィンの若者のあの力の一部でも、一人でもボランティアとして活動してもらえたらと思いました。空しい願いなのは分かっているのですが。つい愚痴になってしまいました。

 東京都 B・Kさん

<身近な出来事を「眸」に投稿してください> 編集子

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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