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「今月のことば」
=ヘブル13:2=
2020年は、「東京オリンピック、パラリンピック」が各地の会場で行われます。人々の交流、文化の交流は日本だけでなく、世界全体でその輪と人の平和への願いの流れが広がるなら、膨大な費用は掛かっても、その一つ一つの建物ばかりでなく、後世に人々の心に残す賜物の時となるなら、素晴らしいことでしょう。
出会いがあり、触れ合いが生まれるところに、理解と善意・平和と絆があると信じたいと思っています。
聖書は、キリスト者に「もてなし」の大切さを教えています。そのためには、相互の愛と尊敬がなければ成り立たないものだからです。人間同志が心とかかわりを開く人は、同時に神の祝福への扉を開くのです。
神は人生の掟を、与える者は、また受けるにように定められました。物惜しみをし、暖かくもてなさない人は神の祝福を失い、その日々は、絶えず心の咎めを持っています。
アブラハムが、三人の知らない旅人に扉を開いた日、マムレの樫の木の下でテーブルについたのは大いなる人々でありました。今日、私たちもアブラハムと同じ心を持っているならば、天使や、主ご自身を客人として迎えるかもしれません。けれども、悲しいですが欠けているのは、もてなしの精神であるかもしれません。
今、私たちは何でも「ビジネスチャンス」という言葉に囚われていないでしょうか。すべてのことが事業やお金に飲み込まれてしまい、無償で宿や食事を提供する人の数は、だんだんと少なくなってくるばかりのようです。「もてなしの心」が減退すれば、すべてが減退してしまうと思うのは、思い過ごしでしょうか。
天使と神の祝福は、私たちが宿することを断った人々と共に私たちの戸口を行き過ぎ、取り残されて、日々、不景気や少なすぎる収入のことへの不平を言います。しかし、聖書に書いてあります。「あなたの量るそのはかりで、自分にも量り与えられるであろう」と。
この新しく迎える2020年を、このことを信じ生きるとしたら、どうでしょうか。
人々のために心の扉を開きましょう。暖かい心を祈り求めましょう。この12月はキリスト者にとっても、全人類にとっても、心から「おもてなし」の日にしようではありませんか。
主イエス様を、アブラハムがあの旅人を迎えた以上に、救い主をお迎えしようではありませんか。
とうとき奉仕に働く日々の
いかに楽しく、過ぐる早き、業やむる時の来るのはいかに早き。
すべての忠実なる者、家に帰り、楽しきにいます。
主のいますところ、常に、僕らは祝さるるなり。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」