忍者ブログ
2023年7月号  №193 号 通巻877号
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 

『その愛のゆえに』

   =時々の記=

   (165)

 

11月16日

 昨日、星野富弘さんの詩集を読んでいました。大きな事故で体の自由が奪われてしまったとき、生きる力を失ってしまったことが何度もあったのですが、神様と出会ってからの人生は、何かお役に立てることをしたいと思うように変わったことを強く訴えておられます。神様とともに歩むことは、生きる力と喜びが与えられるのですね。インフルエンザが流行っています。お大切になさってください。

天守閣孤高なりけり、うす紅葉。

白菜を獣にやられ捨てにけり。

喜びを鳥は歌ひぬ秋日和。

一瞬やつるべ落としの夕やけす。

祈りつつ聴かんとすなり秋の声。   馬場路哉

 

今朝から片頭痛が激しく横になって休んでいました。主人がいつの間にか夕食の準備をして作ってくれました。感謝でした。今は片頭痛も収まりましたのでやれやれです。思ってもみないことが起こるこの頃です。

 

11月25日

 外はもううす暗いです。朝から曇り空のまま、一日中真っ暗なように感じられます。散歩道の紅葉も葉っぱを落とし始めています。カサカサと葉っぱの音がリズミカルに聞こえてきます。11月もあと一週間となりましたね。気ぜわしい12月を迎えますが、私たちの救い主イエス様のご降誕の月です。イエス様を救い主として信じる信仰が今、与えられていることに感謝いたします。

病室に小春の日差し届きけり。

伊賀の霧滋賀の山並み隠しけり。

鳩の声リズミカルなる小春かな。

羊穂や伊賀の田んぼの広ごりぬ。  馬場路哉

 

これから冬至までどんどん日がみじかくなってきます。なんだか、忙しく感じます。

 

12月1日

 今朝の最低気温は氷点下一度でした。池には碓氷が張りました。寒さが本格的になってきました。昨日、来年度のカレンダーをお店でいただきました。2020年まであとひと月なのですね。

東京オリンピックの時は私は高校1年だったように思います。お友達のラジオから流れる開会式の様子を聞き入ったのを覚えています。寮生活でしたから、こっそりラジオを聞かせてもらっていたのでした。あれから55年がたったなんて信じられないのです。元気でテレビで映し出される競技を楽しみたいと今からわくわくしています。

草紅葉刈る哉色合ひ愛でもして。

芝生あり散歩の叶ふ小春かな。

山の端の余韻はつるべ落としかな。

碧天にみくにを思ふ小春かな。

川浪の白緑として冬に入る。  馬場路哉

 

一日、一日、神様がともにいてくださって強め、励ましてくださっていることに感謝いたします。明日のことを思い煩うことなく、感謝の気持ちで終えることができる幸いを覚えるこの頃です。

 

12月7日

 日当たりに和みをるかの落ち葉かな。

ピアノ曲流れゆくかに秋の風。

細流の時を刻みて黄落す。

過疎の村柿なり年のめぐりけり。

蓑虫の小枝の陰へ隠れけり。  馬場路哉

 

奈良の柿、特に吉野の柿は有名ですが、今年はここ山添村でも柿が鈴なりです。それも我が家ではここ数年一度も柿の実が熟さなかったのに今年はびっくりするほどなのです。カラスも持て余して道端に食べ残しを捨てていきます。このような年もあるのですね。

 

12月8日

 今朝は少し寒さが和らいだような気がいたしました。腰の痛みを抱えながら家事を進めるのですが、時間がいつもの倍はかかります。何しろ、腰の曲げ伸ばしをすると痛みが走るのですから。どうしても支えを持つか正座してからでないと動けません。亀のような動き方ですが、何とか朝の家事をこなすことができました。これから先が思いやられます。だんだん、今までできていたことができにくくなっていくのでしょうね。受け入れるしかありませんね。

枯竹を焚きて枝焼く小春かな。

フェルメール柔和なイエスクリスマス。

目つむりて鳥の声聞く日向ぼこ。

木の葉ひ後に現はる黄蝶かな。

山峡を厚く包みぬ照紅葉。  馬場路哉

 

巷ではクリスマス商戦でにぎやかなイルミネーション、ジングルベルが流れています。ここ山添村でも夜になると家の周りを明るく照らしている光景が見られるようになってきました。

救い主イエス様のお生まれになった良き日を静かにお迎えしたいものです。

 

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

  
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
ブログ内検索
カウンター
★ごあんない★
毎月第一日更新
お便り・ご感想はこちらへ
お便り・ご感想くださる方は下記のメールフォームか住所へお願いいたします。お便りは「つのぶえジャーナル」の管理人のみ閲覧になっています。*印は必須です。入力ください。
〒465-0065 名古屋市名東区梅森坂4-101-22-207
緑を大切に!
お気持ち一つで!
守ろう自然、育てよう支援の輪を!
書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

b997b4d0.jpg
 









「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
 a0528a6b.jpg









「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
4008bd9e.jpg
われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

0eb70a0b.jpg








さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

Copyright © [   つのぶえジャーナル ] All rights reserved.
Special Template : シンプルなブログテンプレートなら - Design up blog
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]