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『その愛のゆえに』
=時々の記=
(168)
2月13日
温かい春の風です。どうもスギ花粉が春風に乗って飛び出しているようです。アレルギーを持っていますが、今年ほど花粉に対して激しく反応したことはありませんでした。ぜんそくのような激しい咳が続きます。しばらくすると鼻水が絶え間なく出てきます。困ったものですが、アレルギーと上手に付き合っていくしかありません。
笠間川良き淵ありて冬日影
奉仕へと使わし球へ年新た。
春暁や感謝と願ひ祈りける。
一山の枝を打たれて山笑ふ。
実や池に鯉の潜みぬ薄氷。 馬塲路哉
これからは散歩に出かけますがマスクをしっかりして、行くつもりです。
2月15日
庭の梅がつぎつぎと花を咲かせています。一度風邪をひくとこんなにも長引くのかと思うほどで、散歩は続けていますが足の動きは重いのです。散歩道から見える桜の木を眺めています。日脚も伸びてきて春近しという感がいたします。
古寺の快慶の作春きざす。
強東風や一夜さかけて風の音。
朔風に電線なりぬ尾根の道。
日脚伸ぶくもの陰間の入日かな。
聖書会礎となり卒業す。 馬塲路哉
お互いに人混みは避けて必要最低限にしたいものですね。気候の急変も高齢者には大変なところがあります。各地におられる「ジャーナル友さん」のこと、お祈りしています。
2月19日
梅の花が咲き誇っています。ホーホケキョと鶯が梅の花の周りをきれいな声を響かせているのです。梅に鶯とはよく言ったものですね。鶯は梅の花の香りを察知してどこからか、やってきているのです。
水仙の崖の上なる老いの家。
たかむらの雅やかなり今朝の東風。
春立ちて連れ立ちいきぬ明烏。
田園を見晴らす丘や枇杷の花。
学びやへ急ぐ自転車霜の朝。
鈴鹿峰に待望の雪輝きぬ。
狭き門入れと聴きて入学す。
せせらぎは金気水なり春めきぬ。
青鷺の谷渡りをる竹の秋。 馬塲路哉
あまりによいお天気に誘われて主人はリハビリと言って、山添村を散策しているようです。歩くだけですが、血圧も安定してきました。
3月1日
昨日の疲れからか、一日休んでいました。いよいよ3月です。今年は卒業式、入学式が取りやめになっていつもとは違った3月になっています。このような経験は長い間の教師生活の中でも一度もしたことがありません。それほどまでにこの新型コロナウイルスの感染拡大は緊急事態なのですぬ。一日も早く終息宣言を願い、祈っています。
梅が枝の下を歩けば匂日けり。
きびきびと動く看護師春の暁。
朔風や山のくぼ地で休みける。
山峡や畑のみ残り祈念祭。
寒肥を畑黒々と翁撒く。
春の夜や白黒映画を懐かしむ。
甘き避け散歩を増やす遅日かな。
鳶の笛四温日和となりにけり。
早春や鳶旋回す山の峡。
鳥の巣を狙う望遠カメラとも。
万両に日の届きをり草をひく。
天遊の碑の園青き踏む。
野良猫の今日も歩きぬ梅の下。 馬塲路哉
今日は雨が降らずに一日が過ぎましたが、昨日は春の雨ではありましたが、こちらはとても激しく降り続きました。息子はレインコートを着ての配達でしたが制服がびしょ濡れになって帰ってきました。雨の日の配達はとても気を使うので疲れた様子でした。無事に仕事を終えることができて、待っている私たちもほっと致しました。
3月9日
一日激しい雨でした。主人が蕗みそを作ってくれました。春の香りが広がってとてもうれしい気持ちになりました。
かぎろひの一瞬つよし冴え返る。
木斛(もっこく)のつややかにして春日影。
湯豆腐微淡泊なるや南禅寺。
初点前一期一会の縁となる。
雪降るや釜の松籟(しょうらい。湯が煮えたぎる音のこと)響きける。 馬塲路哉
主人はリハビリということで村内を歩いています。
3月11日
今日は雨がやみましたが、風がとてもきつくて、あっという間に洗濯用の物干しざおごと倒れてしまいました。主人と力を合わせて倒れた物干しざおと石の土台とをもとに直そうとするのですが、二人とも風と重さに負けてよろよろするばかり。
少しずつ持ち上げて何とか元に戻りましたが、このようなきつい風にあおられたことは今までになかったことなのでびっくりです。雨の降り方と言い、風の吹き方と言い、激しすぎるのです。
名古屋はいかがでしたか。お祈りしています。
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」