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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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   『ほっとひととき「みんなのコーナー」』

 

◆  主人を亡くして7年目、なかなか心の整理のつかないまま月日が流れてしまいました。書斎には主人の好きな本がそのまま残っていて、そこで一人時を過ごしていました。一冊のアルバムがありました。何となく開いてみました。入院する半年前、旅行に行った時の写真がありました。山あいに静かにたたず萱葺き屋根の家並み。集落の中を走る道には車の往来はほとんどなく、あちこちから聞こえる虫の声、青く伸びた萱、昔話に出てくるような日本の原風景に心を奪われていたあの時がそこにありました。主人の文字で、南会津町と栃木県の境界付近にある水引集落。入り口近くに置かれた案内板に目を向ける。室町時代の文安年間(1444~49年)ごろ、3人の猟師がこんこんと湧き出る清水に魅了されて住み着いたのが始まりとされ、集落の名の由来が書かれている。写真の整理の時に書いたのでしょう。性格そのものの文字、ふとなぞっていました。元気でいるかい!と励ましてくれていて、懐かしさと、主人の暖かい心根を感じていました。まだ70なのに、と思いました。 埼玉県 LTさん

◆  ・・・。学校も以前のように元気な子供たちの笑顔の登下校が始まりました。変わったのは生徒のみんながマスク姿くらいでしょうか。新一年生もお兄ちゃんやお姉ちゃんの後を追いかけている姿も変わりません。きっと親御さんも ひと安心されていることでしょう。 新潟県 OKさん  

    昨日のこと曇り空の元、次男が誘い出してくれたので奈良公園に夫と行きました。たまたま草を必死で食べるお腹の大きな雌鹿がおりました。夫は「こんな草ばかり食べて」と絶句していました。お腹の赤ちゃんのために食べるその姿に、何とも言えない「愛」をもらいました。散策後、次男の通う幼稚園前の「この世のすべてのいのちに平安がおとずれますように」という親子鹿の写真が貼られたポスターを一緒に見て過ごすことができました。 (奈良県 NRさん)

   

        +=+=+=+

 

♪  昨日の雨とは、打って変わり、大阪は快晴です。朝のうちに、ソファーを布団乾燥させました。保育園が、コロナでお休みで孫が来るので(綺麗好きの娘の感化を受けて)。先日、孫と公園に行き、写真を写しましたので、お送りしますね。シャッターチャンスが良かったみたいです。娘と孫が泊まりにきました。朝8時過ぎから、散歩に行きました。また、季節を感じさせるいい写真が写せました。

♪  私の楽しみは、「ジャーナル」で馬場路哉さんの俳句を読むことと、暁美さんの何気ない日常の出来事の様子を読むことと、皆さんのお声に接し、微笑ましい気持ちにさせていただくことが出来ることです。今は息子夫婦の家で生活しながら、デーサビスに出かけていますが、住み慣れた馬場さんたちのような緑もなく、鳥の声もなく、私には怖いほどの車の音とスピードで、心の休まるところがない生活に、お届けいただいている「ジャーナル」を読む時が憩いの時になっています。何とも言えない信仰の香が、安心させてくれます。6月号を読み、7月号が楽しみです。  

♪  山法師が今年も庭に咲いてくれました。長い新型コロナウイルスのためにお休みの学校に、孫たちは元気に登校していますが、親の娘の方が、休校疲れが出てきて、落ち込んでいます。きっと多くのお母さんたちも同じで、元気になってほしいと、お祈りしています。コロナ疲れ、自粛疲れの解消は、まだまだ先のようです。社会全体、世界が新型コロナウイルスからのストレスで、何かの機会で暴発しないかが心配です。

♪  蒸し暑くなりました。浴衣、団扇、冷えた素麺なんて考えながら川辺を散歩していたら、何と蛍が飛んでいるではないですか!もう十数年見たことがなく、諦めから忘れていました。あの淡い光に命が・・・、短い命、主人を誘って見に行きました。飛んでいました。幼いころに歌ったことを思い出しました。

  「蛍」  

 蛍のやどは 川ばた柳

  柳おぼろに 夕やみよせて

  川のめだかが 夢見る頃に

ほ ほ ほたるが 灯をともす

 

川風そよぐ 柳もそよぐ

そよぐ柳に ほたるがゆれて

山の三日月 かくれる頃に

ほ ほ ほたるが飛んで出る

 

川原のおもは 五月のやみ夜

かなたこなたに 友よび集め

むれてほたるの 大まり小まり

ほ ほ ほたるが飛んで行く  文部省唱歌 (編集子添付)

 

この文章は、全て投稿者から掲載許可をいただいております。 編集子

    

 

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書籍紹介
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エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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