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◆ 主人を亡くして7年目、なかなか心の整理のつかないまま月日が流れてしまいました。書斎には主人の好きな本がそのまま残っていて、そこで一人時を過ごしていました。一冊のアルバムがありました。何となく開いてみました。入院する半年前、旅行に行った時の写真がありました。山あいに静かにたたず萱葺き屋根の家並み。集落の中を走る道には車の往来はほとんどなく、あちこちから聞こえる虫の声、青く伸びた萱、昔話に出てくるような日本の原風景に心を奪われていたあの時がそこにありました。主人の文字で、南会津町と栃木県の境界付近にある水引集落。入り口近くに置かれた案内板に目を向ける。室町時代の文安年間(1444~49年)ごろ、3人の猟師がこんこんと湧き出る清水に魅了されて住み着いたのが始まりとされ、集落の名の由来が書かれている。写真の整理の時に書いたのでしょう。性格そのものの文字、ふとなぞっていました。元気でいるかい!と励ましてくれていて、懐かしさと、主人の暖かい心根を感じていました。まだ70なのに、と思いました。 埼玉県 L・Tさん
◆ ・・・。学校も以前のように元気な子供たちの笑顔の登下校が始まりました。変わったのは生徒のみんながマスク姿くらいでしょうか。新一年生もお兄ちゃんやお姉ちゃんの後を追いかけている姿も変わりません。きっと親御さんも ひと安心されていることでしょう。 新潟県 O・Kさん
◆ 昨日のこと曇り空の元、次男が誘い出してくれたので奈良公園に夫と行きました。たまたま草を必死で食べるお腹の大きな雌鹿がおりました。夫は「こんな草ばかり食べて…」と絶句していました。お腹の赤ちゃんのために食べるその姿に、何とも言えない「愛」をもらいました。散策後、次男の通う幼稚園前の「この世のすべてのいのちに平安がおとずれますように」という親子鹿の写真が貼られたポスターを一緒に見て過ごすことができました。 (奈良県 N・Rさん)
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♪ 昨日の雨とは、打って変わり、大阪は快晴です。朝のうちに、ソファーを布団乾燥させました。保育園が、コロナでお休みで孫が来るので(綺麗好きの娘の感化を受けて)。先日、孫と公園に行き、写真を写しましたので、お送りしますね。シャッターチャンスが良かったみたいです。娘と孫が泊まりにきました。朝8時過ぎから、散歩に行きました。また、季節を感じさせるいい写真が写せました。
♪ 私の楽しみは、「ジャーナル」で馬場路哉さんの俳句を読むことと、暁美さんの何気ない日常の出来事の様子を読むことと、皆さんのお声に接し、微笑ましい気持ちにさせていただくことが出来ることです。今は息子夫婦の家で生活しながら、デーサビスに出かけていますが、住み慣れた馬場さんたちのような緑もなく、鳥の声もなく、私には怖いほどの車の音とスピードで、心の休まるところがない生活に、お届けいただいている「ジャーナル」を読む時が憩いの時になっています。何とも言えない信仰の香が、安心させてくれます。6月号を読み、7月号が楽しみです。
♪ 山法師が今年も庭に咲いてくれました。長い新型コロナウイルスのためにお休みの学校に、孫たちは元気に登校していますが、親の娘の方が、休校疲れが出てきて、落ち込んでいます。きっと多くのお母さんたちも同じで、元気になってほしいと、お祈りしています。コロナ疲れ、自粛疲れの解消は、まだまだ先のようです。社会全体、世界が新型コロナウイルスからのストレスで、何かの機会で暴発しないかが心配です。
♪ 蒸し暑くなりました。浴衣、団扇、冷えた素麺なんて考えながら川辺を散歩していたら、何と蛍が飛んでいるではないですか!もう十数年見たことがなく、諦めから忘れていました。あの淡い光に命が・・・、短い命、主人を誘って見に行きました。飛んでいました。幼いころに歌ったことを思い出しました。
「蛍」
蛍のやどは 川ばた柳
柳おぼろに 夕やみよせて
川のめだかが 夢見る頃に
ほ ほ ほたるが 灯をともす
川風そよぐ 柳もそよぐ
そよぐ柳に ほたるがゆれて
山の三日月 かくれる頃に
ほ ほ ほたるが飛んで出る
川原のおもは 五月のやみ夜
かなたこなたに 友よび集め
むれてほたるの 大まり小まり
ほ ほ ほたるが飛んで行く 文部省唱歌 (編集子添付)
この文章は、全て投稿者から掲載許可をいただいております。 編集子
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」