[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
世田谷通信(204)
猫草
最近の極端な気候を前に、川と地面が気になって仕方がない。雨雲レーダーを何度確認しても急な雷雨や低い雨雲には対処できない。最近、地質と地盤工学、都市防災の本を立て続けに読んだせいもあるだろう。近所のコンクリート擁壁に斜めに入った亀裂をみつけては、これは断層でずれたのだろうか、次に豪雨が来たら大丈夫だろうか・・?など余計な心配をしてしまう。
でも土木工事ができるわけではない。当面は自分にできること、自分の身は自分で守る、自助しかできない。ちなみに先の擁壁の工事は公助。もう一つ共助という考え方は避難所運営や地域の防災対策などがこれにあたる。
自助と書いたが、熱中症になれば自分もつらく、周囲にも迷惑をかける。救急車のお世話になるような事態は避けたいので、外にでるときは近所の買い物でも、小さな水筒を持ち歩いている。容量130mlなのでとても軽い。昔は真っ黒に日焼けして、喉がカラカラでも平気だったが、今はそんな訳にいかない。コップ1杯分でも水分を持っていないと不安になるのだ。
里山作業はより一層の準備が必要。今年は口元を覆う幅広の帽子が大活躍した。布製で襟足から首、口元まで全部カバーできる。果樹園作業の女性がかぶっているタイプだ。明るい水色にレモンの柄にしたので、うす暗い里山でもよく目立つ。それを褒められた。誰がどこにいるかすぐ分かるのは広い里山での安全確保のうえで大事なことなのだ。女性陣に好評で果樹園スタイル勢力拡大中である。
やぶ蚊対策で腰から携帯蚊取り線香も下げている。大きいのは作業の邪魔なので、子ども用の手のひらサイズでカワウソ柄。煙が切れるとすぐに蚊が来るので効果はあるようだ。
果樹園帽子、首に手ぬぐい、アームカバー、ガーデニンググローブ。腰のウェストポーチから蚊取り線香を下げ、膝までのフットカバーにトレッキングシューズ。自分なりの里山装備完成!と思ったら隣のベテランボランティアさんは腰から鉈を下げ、上半身をすっぽり覆うメッシュジャンバーに足元は地下足袋だった。ヘルメットに作業服、安全靴の人も居る。恐れ入りました、そこまで本格的にはできない。自分の安全は自分で守るのは基本、作業も自分にできることをする。鉈はうまく扱えないけれど、まだまだ工夫の余地はありそうだ。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」