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バラ・マカルピン 日本伝道百年史
水垣 清著
(元中津川教会牧師・元「キリストへの時間」ラジオ説教者)
16 日本宣教50年・・2・・
1 日本以外に起こった近代の最大事件は米国の内乱の結果と思います。この内乱の起こった時、私は丁度日本に向かって出帆したのであります。私はよく記憶していますが、所謂キリスト教国と言うものに奴隷が存在していると言うことは、知力の進んだ非キリスト教国民に福音を宣伝するに際し、非常な障害物であると思いました。しかしながら幸いにも大統領のリンカーンの解放令と戦争の結果とは、アメリカ人の血統をひいた百万の人民に自由を与えたので、私はこの苦痛から救われたのであります。
これと同時に「全地の審判者」にしてまた凡て圧迫された者の擁護者である神の、曲げられぬ正義と公平は、南軍、北軍共に免れることの出来なかった激しい戦闘と生命、財産の損失の中に現れたのです。
2 米国の奴隷解放について、凡ての西欧国民の中に驚くべき変化が起こりました。数カ月前の帆船の航海、数カ月過ぎなければ届かぬような郵便の代わりに、電信、海底電信、無線電信による通信、海陸旅行の方法やその迅速なこと、その心地よいこと、凡て皆全く変わってきました。その変化は他の東洋諸国にも行われたように、幸いにもまた現在日本にも行われています。凡て是等のことは明らかにダニエルの予言が全うされたのであると言うべきであります(12:4)。
百年前、アイザック・ニュートンの発見は「多くのものは、あちこちと探り調べ、そして知識が増すでしょう」と言うこととなったのであります。「宣べ伝えんとて限りなき福音を持てる空飛ぶ天使」(黙14:6)を描いている黙示録の幻の中に、私達は、地上の凡ての国民に向かって「神の国の福音」は迅速に伝えられ、確かにこの世界は非常な速度で基督教化される予言を見出すのであります。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」