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『その愛のゆえに』
=時々の記=
(177)
10月17日
朝から冷たい雨です。気温は11月下旬の寒さということです。台所での朝食の準備は冷え込みますのでストーブを付けました。ほっこりと部屋全体が暖かく、気持ちよく朝の準備ができました。散歩には長靴を履いて出かけました。葉っぱたちは雨で流されて道幅が広く感じられました。この雨で一層秋が深まっていくのでしょう。
秋の夜やチェンバロ曲は神秘的。
虫の音に雨加はりて奏づなり。
早々と山の隙間に月昇る。(中秋の名月の日のことです。)
冬瓜を味はひをれば薄日差す。
一枚の絵画と思ふ柿紅葉。 馬場路哉
10月19日
山添村の朝は12月の半ばの寒さでした。震えあがりました。秋があっという間に過ぎてしまうようで悲しくなりました。そして午後3時ごろまで激しく雨が降り続きました。食料を買い求めに上野まで出かけました。今日は5パーセント引いてくれる日だからです。スーパーの中は沢山の人で混雑していました。家に戻って手洗い、うがいをしっかり致しました。
10月23日
秋の雲写真撮りたき朝かな。
草刈って千草の中に憩ひけり。
台風の終日雨に配達す。
秋高し吉野の山を越えにけり。
長雨にめげることなし朝の虫。 馬場路哉
例年なら今頃はどこからとなく聞こえる笛の音色に秋祭りの近づいているのが感じられるのですが、今年はとても静かな秋の夜です。主人は草を刈る時に一番大切にしているのは野の花が一輪でも咲いていたら、野の花を刈り取らないように気を付けているといっています。野の花の美しさに心惹かれるというのです。また雨が降りしきっています。
11月1日
11月に入りました。日の暮れるのが短くなってきて気ぜわしさを感じます。のどの痛みは取れましたが、非常に激しくせき込みます。以前、このようなことが起きていても、ほっていたら“肺炎”になってしまいましたので、昨日は土曜日で午後から診察をしている医院は限られていますが、でもこのままじっとしていては悪くなるだけと上野に向かって主人に車を走らせてもらいました。すると最近開業されたような耳鼻咽喉科が見つかりました。そこで今までの経緯をお伝えすると、それは抗生物質を飲んだほうがよい、ということになって激しい咳を和らげるお薬と抗生剤などを処方していただいて帰りました。今朝の食後に服用すると、今日は今までとは違って少し体が動きました。今日からは主人がのどの激しい痛みにうなっています。でもやはり男性ですから食事の準備をしなくてもよいので安静にしていたらよくなることでしょう。
点点と土手のツユクサ目を受くる。
灯火親しアンデルセンの物語。
伊賀の霧大和山峡まで溢れ。
キリシタン悲話をつたへて奈良の秋。
夕筒と並びて眩し後の月。 馬場路哉
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」