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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (178)

11月21日

 体調が少しずつ戻りつつあるので感謝です。ことしはクリスマスカードを出せないかと心配していましたが、アメリカにおられるゴダート先生にはたどたどしい英語で何とか感謝の気持ちをお伝えすることができました。信仰の先輩にも感謝の気持ちをお伝えすることができました。12月に入ってからでもよいのですが、アメリカはやはり3週間はかかりますから、何とか間に合いそうです。クリスマスには心からの感謝の思いをお伝えしたいのです。救い主イエス様のご誕生を心からお祝いできることは、本当に幸いですね。

過りたる車に踊る落ち葉かな。

山裾哉落ち葉の多き詩仙堂。 

山峡に紺碧の空冬日和。

茶の花や祖父の守り̪し畑荒るる。

川浪の勢ひ紅葉促しぬ。      馬場路哉

 

喘息の発作のような状態になってから家事を少し減らすようにしました。週に二度は台所、玄関先、トイレを掃除していたのですが、週に一度にすることにしました。埃が多いのは見苦しいのですが仕方ありませんね。夜明けに咳が激しくなります。

11月27日

 12月号のジャーナルを読ませていただいて、救い主イエス様がご誕生くださったことの意義がよくわかり、心からイエス様を信じる信仰を与えられていますことに感謝いたしました。

教会に頌歌の湧きてクリスマス。(今年はできませんね。)

小春日や木漏れ日の庭草を引く。

山峡や漆紅葉の目立ちもす。

日向ぼこ神より賜ふひと時と。

道々の紅葉を眺めて買い物す。    馬場路哉

 

朝は冷え込みましたが日中は暖かくなってきています。いつもの散歩コースに出かけてみると、う2軒隣の96歳になられる方が、車いすに乗せていただいて、同じようにでこぼこ道を散歩していました。久しぶりでしたのでご挨拶をすると、“お世話になりましたね。私は今日限りで実家に帰ります”と言われるのです。ご実家はずいぶん離れた榛原だそうです。介護される方は私と同年齢の方だそうです。

124

 お日様が午後から照りだしてきました。西の空から台所の窓に向けて光線が明るく入ってきます。窓越しから入る暖かさで今はストーブもエアコンもつけていません。一日でもほんのわずかな時間でも暖房を使わずに過ごせるのは感謝なことです。

小春日や木漏れ日の庭草を引く。

富有柿こそ故郷の風味なれ。

谷戸の灯の減りし在所や冬に入る。

ピアノ曲人偲ばせて身に沁みぬ。

行滝の響き鋭く冬に入る。

天国を思へる小春日和かな。

茶の花やかぎろひ赤し津の辺り。

山の端にあか星光る待降節。

裾の篠広く刈られて山眠る。

病院に展示されたる紅葉の絵。   馬場路哉

 

朝から主人はリハビリに出かけました。筋肉の弱りを少しでもカバーし、今のままでいられたらという願いを込めて必死です。毎朝聖書の通読をしているようです。その後、カルビニズムについての本を読んでいます。大事だと思ったところはノートに書き留めています。私は、「朝の祈り、夜の祈り」を参加しています。

129

 干しものに湯気立つ小春日和かな・

散り紅葉綾を成しては重なりぬ。

つくづくと眺む紅葉の黄落渓。

生垣を蝶高く超ゆ小春かな。    馬場路哉

主人は今日は月ヶ瀬まで車で出かけて、梅渓を散歩してきたようです。眺めは絶景で気持ちがよかったといっていました。月ヶ瀬は山、川のバランスがとれていて、とても見事なのです。

 

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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